ヒキコモリ漂流記

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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838727742

作品紹介・あらすじ

神童の運命はウンコで変わった!? 



26年前の夏。優等生だった一人の中学生が突然、引きこもり生活に……。                 「神童」→「名門中学に合格」→「引きこもり」→「大検を取得で大学へ」→「2年足らずで失踪」→「上京して芸人に」→「借金から債務整理」→そして、「復活(ルネッサンス)!」



人生いつだってやり直せる!? 髭男爵が七転び八起きの人生から学んだやり直しのルール。



auスマートパスとマガジンワールドで好評WEB連載中の山田ルイ53世の自叙伝『ヒキコモ・ル・ネサンス』が、待望の書籍化決定!

感想・レビュー・書評

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  • 新聞の書評より。
    この方のファンでもないけど、書評を読んで、本を読んでみたくなったので、図書館にリクエスト。

    読んでる途中にレビューを書くのは自分としては異例。

    途中挫折してしまったて、いろいろあったようだけど、本当に頭が良い印象。
    お勉強が出来たんだろうな、クラスにこういう子いるよなぁ、と。
    先生にいろんなことを頼まれやすくて、性格も良く男女ともに仲良く出来るような。
    そういう子達って、内心同じように上から私達(その他大勢)を見ていたのかも?

    読みやすい。
    わかりやすい。
    子供のいやらしさ、ずる賢さも、そう!そう!みたいな。
    いろいろ共感してしまう。

    今後も作家さんとしてのご活躍を期待します。

  • とにかく文章がうまい。飽きさせない文体の中に、しっかりと伝えたいメッセージがある。お笑い芸人髭男爵の山田ルイ53世さんの自伝。

    引きこもっている時に「ポジティブ」な歌を聴くのが辛かったり、阪神大震災の時に「これでリセットや!」と思ってしまったりする心も、よく理解できる。人生がうまくいっていない時、全てが壊れてしまえばいいのに・・・と考えてしまうものだ。
    そんな「人生が余っている」と思い続けた引きこもり時代を越えて、芸人になり娘が生まれ「娘が成人するまでは飯を食わせなくては」という生きる意味が、彼にもできていくところで自伝は終わる。

    この本で語られているのは特別な物語ではないけれども、引きこもっている子たちにとっては小さな希望にはなるはずだ。

  • 自伝エッセイ。
    読ませる文章でうまい。
    神童だった子供がつまずき、あとは転落に次ぐ転落。
    本人のみならず、家族にとっても壮絶な過去。
    しかしただ悲惨なだけにならない。
    当時の肥大化した自意識を認め、今の自分から冷静なツッコミを入れる。
    自虐的なようでユーモアがあり、面白い。
    この立ち直りは稀有な例だと思う。

  • 気が早いが来年小学生になる子どもがひきこもりになったときの参考にと拝読。
    ひきこもり当事者によるひきこもり当時の気持ち、その後から現在の気持ちが赤裸々に書かれておりとても参考になった。ひきこもりから脱して身も心も立身出世する話ではないところがとてもよい。そんなことが出来るのは例外的なごく一部だと思うので。

    また筆者はひきこもり中も、それ脱して大学生、芸人見習いになってからも未来を見据えない刹那的な生き方をしており(学習性無力感によるもの?)なかなか壮絶だった。
    子どもには未来に希望を持って生きてほしいと思う一方、日々少し楽しいと感じることがあるくらいの期待感の方がよいのかなとも思った。

    なお勉強も運動も出来るスーパーボーイがある日突然ひきこもりになり、更に髭男爵になるというのがとっても衝撃。  

  • 驚いた。
    こんなに文才のある方とは!(失礼ですね、すいません)
    『一発屋芸人列伝』が何かを受賞されたと読んで興味をもって手に取ったのですが受賞納得です。
    芸人さんとして好きとか嫌いとかではなかったのですが新刊も読みたいです。(重ね重ね失礼ですね、すいません)
    なかなかに壮絶な人生を歩まれているけど、基本頭がいい方なんですね。いや良すぎてしまったのでしょうか。それにしても…よく戻ったというか。。ご家族もできて本当に良かった。ここまで面白く客観的に書けるのも今、ご家族とともにあるからでしょうか。
    すごく説得力のある子育てができそう。自分ができないことは言わない、気をつけよう。

  • 最近、お笑い芸人の山田ルイ53世がジャーナリズム賞をとったというニュースを見て気になっていました。

    いったどんな文章を書くのかとおもってこの本を手に取りました。

    ご自身のヒキコモリ自伝ですが、非常に面白い。

    うそのようなホントの話で、かなりシンドイ内容もあるのだがとても軽快に描かれているので暗さがない。

    非常に面白くて最後まで一気に読んでしまいました。

    非常に良かったです。

  • 自らの半生をユーモアたっぷりに振り返る。他人から見たら大変な苦労と見えることも自分の姿勢や目線を低くして切り抜けてきた強さが笑いに昇華しており楽しく読ませて頂いた。

  • 髭男爵の山田ルイ53世による自伝。
    変なタイトルだと思ったら、本当にヒキコモリで、あちこち漂流してたみたい。
    けど、そんな通り一遍の経歴よりも、彼自身が深層心理を回想してるのが面白い。

    小学校の頃はいわゆる神童で、文武両道のリーダー的存在。
    ただしその分頭も回るので、小ずるいエピソードも。
    なのに、私立中学に入って壁にぶつかり、とある事件がきっかけに登校拒否という名のヒキコモリに。
    当然、親や周囲との葛藤がありつつ、そんな状況を冷静に見てる様が面白い。

    また、人と比べて負けを認めるのが嫌だから、変なところで意地を張ったり目立とうとする厨二病な感じがたまらない。

    今後の彼を応援したいと思った。

  • ルネッサーンス!とかやってたなーというぼんやりとした認識から、数回ルネラジをきき、なんとなく購入しました。が、これは面白い。言葉選びも面白く、今後の自分の子育てについても考えさせられることもありました。

  • すごい出来事がさらさら流れていくからなんか…すごいとしか。てか完全なる強迫性障害よね…

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著者プロフィール

山田/ルイ53世本名・山田順三(やまだ・じゅんぞう)。お笑いコンビ・髭男爵のツッコミ担当。兵庫県出身。地元の名門・六甲学院中学に進学するも、中学2年に引きこもりになり中退。大検合格を経て、愛媛大学法文学部に入学も、その後中退し上京、芸人の道へ。「新潮45」で連載した「一発屋芸人列伝」が、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞し話題となる。

「2018年 『ヒキコモリ漂流記  完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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