きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 289
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838727919

作品紹介・あらすじ

思春期なんてとっくに卒業……と思いきや!? 追いかけてくる自意識の罠。

あぁ、こんな大人になるはずだったのだろうか? そんな悶々とした気持ちの吐露に共感必至。自分だけじゃなかったという安心感、ななめ過ぎる視点に大笑い、でも減り続ける友だちを思う気持ちにほろりとしたりと、七色の感動が込められた珠玉のエッセイ集。

気になるテーマは、・初めての結婚願望 ・大人のパンチラ考 ・おひとりさまの年末年始 ・謙遜をサボる女 ・大人の恥ずかしいゴミ ・紫外線と女の本気 ・ちゃんとおばさんする ・鞄がもげる夏 ・「着ない服」愛好会 ・おろおろインターネット 他。

読んだら誰かに話したくなる!

感想・レビュー・書評

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  • 前半は“クレイジー沙耶香”っぷりがちょっと抑えめなのが肩すかし。
    『an・an』という媒体のせいなのか、アラサー女子の共感を呼びそうなエッセイが続く。(いろいろ過剰なところがあるが)
    後半は自分が出せるようになったのか(偉そうな物言い)『ご本、だしときますね』で読ませていただいたようなキレっぷりが出てくる。
    『となりの脳世界』の方が村田節全開っぽいのでそちらも読んでみたい。

    あと「オタク女子は洋服を自分に似合うかどうかよりもそのアイテムに萌えるかどうかで選んでしまう、とネットに書いてあった」と書かれていたけど本当にそうだよなーと苦笑い。

  • 村田さんより少し(・・・というか、だいぶ?)
    世代が上の私から一言。
    フッ。。。本当の劇的変化はここからよ( ̄∇ ̄)
    30代の入り口なんて軽い反抗期くらいのもんで
    本当の思春期病は、女子の最大の障壁である更年期にやってくるのだ!
    その年頃になった村田さんの書くエッセーが楽しみだな。
    どんな変化を遂げているのでしょうね。
    それにしても、、、村田さん
    UVカットに気を使い、新しい眉の形にときめく
    想像より女子力高めの方でした^^
    作家さんらしい過剰な自意識を持て余して
    四苦八苦する様子がとても面白かったです♪

  • 村田さんのエッセイ初読み。小説はけっこう鋭い系だからエッセイもキツイのかな~とか身構えて読み始めましたが、思っていた以上に流行ネタの年齢が近くって笑ってしまった。

    ちょっぴり不器用さんでシュミレーションで暴走しちゃうところとか、「あ、わかる!わかる!」と本を読みながら、お話しているかのような気持ちになってしまいました。

    思春期病っていいネーミングだと思う。30~40代ってホルモンのバランスのせいか気持ちが不安定になって思春期と似ていると思う。

    エッセイで作者の個性がつかめると次の小説も楽しみになります。数冊読んだことあるけどまた村田さんの本を読んでみたいと思った。

  • R1/6/15

  • ちょっと年上の人たちの本音を見れたような気がします。村田さんが結婚や子どもに変に抵抗を持っていないところが良いと思いました。誰かと意見を擦り合わせて日々を営む生活が素敵だなと思えるようになりたいです。

  • 村田さんの世界観がすき!つい声を出して笑ってしまう。アラサー特有の悩みも、感じ方も共感できて心強くなる。
    年を重ねて、白くなった髪の毛に赤いかんざし…私も憧れます!

  • 思春期は、身体の変化に心の変化、女としての「人生の進路」に悩む年代だったが、30歳を過ぎた頃から新しい『身体の変化に心の変化、女としての「人生の進路」に悩む』ことが多くなった。それで淑女の思春期病としている。カンタンに言うと30代になって経験するあるあるネタで、そんなエッセイ、マンガはずいぶんとあるが、その中でも頭一つ抜けてるのではないかと思う。平易な言葉の裏に潜む真実と苛立ちと諦観とユーモアが面白い。

  • 同世代として共感することが多く、30代は思春期の再来という視点は近頃のモヤモヤを一気に引き受けてくれた。

  • ananに連載していたエッセイをまとめた本。村田さんは作家の友人から「クレイジー沙耶香」と言われているそうなので、ブッ飛んだエッセイなのかな?と思って読んだ。しかし全体的な印象としては悩める三十代女性に相応のエッセイ。まあ、ananだしね。だけど所々ヘンなことが書いてあったり、声を出して笑ってしまう箇所があって、おもしろかった。自意識過剰気味なところは笑いつつも共感。三十代女性というジャンルから外れたエッセイも読んでみたい。

  • 今年前半(2018年)日経新聞に連載していたエッセイを読んでいてあまりにも面白かったので、以前出版されていたこちらの本も読んでみました。

    新聞の連載と重なるような関連ネタもあり、クスッと笑えるエピソードが多かったです。

    普通の人が感じている事をかなりデフォルメして感じる方なのかなぁと思いました。

    だからこそ、なにか共感出来て、面白く読めるのだと気付きました。

    面白いです。

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著者プロフィール

村田沙耶香(むらた さやか)
1979年、千葉県印西市生まれ。二松學舍大学附属柏高等学校、玉川大学文学部芸術学科芸術文化コース卒業。
2003年『授乳』で第46回群像新人文学賞優秀賞を受賞しデビュー作となる。2009年『ギンイロノウタ』で第22回三島由紀夫賞候補及び、第31回野間文芸新人賞受賞。2010年『星が吸う水』で第23回三島由紀夫賞候補。2012年『タダイマトビラ』で第25回三島由紀夫賞候補。2013年、しろいろの街の、その骨の体温の』で第26回三島由紀夫賞受賞。2014年『殺人出産』で第14回センス・オブ・ジェンダー賞少子化対策特別賞受賞。2016年『コンビニ人間』で第155回芥川龍之介賞受賞。
2018年8月末、『地球星人』を刊行。

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