もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 231
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838729449

作品紹介・あらすじ

作りおき不要! 準備10分!
誰でも作れるワンパターンごはん、
でも、これがウマいんだ!

アフロえみ子の
1食200円
驚きの食生活を大公開 


アフロで無職で独身の、稲垣えみ子52歳。
朝日新聞退社後、激変したのは食生活。
メシ、汁、漬物を基本に作る毎日のごはんは、なんと一食200円。
冷蔵庫なし、ガスコンロは一口、それでもできる献立とは!? 
何にしようか悩む必要すらない、ワンパターンごはん。
でも、そのバリエーションは無限で自由。

料理は、自由への扉だ!
だから自分で自分の人生を歩みたければ、
誰もが料理をすべきなのである。
男も、女も、子供も。
自分で料理をする力を失ってはいけない。
それは自らの自由を投げ捨てる行為である。
(あとがきより)


●ごはんはどんな鍋でも炊ける
●味噌を湯で溶く、究極の1分味噌汁
●最強の出汁が出る、干しエノキ
●旬の野菜の食べ尽くし
●ぬか床は最高のお抱え料理人
●塩味グループの調味料で万全
●アフロ式10分クッキング
……目からうろこのアイデア満載!

毎日の食卓のカラー口絵付き



プロローグ だから会社を辞められた 

第1章 毎日同じメニューなのに走って家に帰る
*こんな世界があったとは

●「めし、しる」にヨダレが出たら最強です
●冷蔵庫をやめて目が覚めた
●時代劇に見る究極のシステム・クッキング
●早い・安い・うまい
●そういえば旅館も朝食の方がうまいのだ
●なぜ毎日違うものを食べなきゃいけないのか
●「今日のご飯何にしよう」という無間地獄から脱出せよ
●「聡明な女は料理がうまい」の呪縛
●考えるな、感じろ
●そして時間と幸福が訪れる

第2章 レシピ本を閉じ、メシを炊こう
*あれもこれもが料理を苦行にする

●「坂の上の雲」の衝撃
●で、うまく炊けた時に何が起きるか
●おかず? 作れますけど作りたくないのだ
●海苔、大根おろし、梅干しさえあれば
●自分で食べる米は自分で炊く
●炊飯器がなくても炊けるんです
●失敗する自由を取り戻せ
●「小さな幸せ」という無限の可能性があれば

第3章 女は黙って味噌を湯で溶かす
*ダシという呪縛からの脱出 

●あとは味噌汁さえあれば
●究極の「1分味噌汁」
●出汁は誰でも持っている
●最強! 干しえのき
●そのほか何でも干してみよう
●何もなければワカメと麩、そして鰹節
●ご馳走味噌汁ならば堂々のメーンディッシュ

第4章 あとは旬の野菜さえあれば
*安く食べずにいられない 

●食費なんて微々たるもの
●初めて「旬」ってものの凄さを知る
●200円献立こそ幸福への近道である

コラム「激安御三家」大公開
コラム タダで食べる 

第5章 ローフード? 漬物ですがそれが何か?
*ぬか床は最高のお雇い料理人

●糠味噌臭い女
●超美人じゃないが腸美人である
●ぬか床というお抱え料理人
●冷蔵庫でぬか床を飼うという矛盾
●ぬか床は懐が深いのだ
●残り野菜が悩みの種から魔法の種に
●ぬか漬けメモ
●そのまま食べるだけじゃありません
●美味しいぬか漬けをものにする最大のコツ

第6章 調味料地獄から脱出せよ
*台所の混乱はクロゼットの混乱と同じ


●「塩、醤油、味噌」さえあれば
●「A印」の憂鬱
●だからレシピ本がないと料理が作れなかったんだ
●そして「塩味グループ」が残った
●味付けは「味見」で
●「自家製ポン酢」で贅沢に手抜き
●砂糖はなくても生きていける
●油で贅沢
●最後はお助け3兄弟におすがりする

第7章 調理道具は揃えるな
*「可能性」を封じ込める

●「料理好き」は「調理道具好き」
●鍋一個、包丁一本さえあれば
●作れないものは作らないという自由
●可能性を封じ込める
●ラップもタッパーも必要ない
●私の愛用の道具たち

第8章 最高の食卓は10分もあればできる
*家事論争でもめるという愚

●で、いったい誰が作るのか
●男も黙って味噌を溶かせ
●料理は取りに行け!
●私の10分クッキング
●自立って「食っていく」こと

◎エピローグ 自由を取り戻すために

感想・レビュー・書評

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  • たーくさんのレシピの中から
    毎日毎食たーくさん料理を作る主婦としては
    そんなに悩まなくたって
    レパートリーを増やさなくたっていいんだな
    と気楽になれました。

    毎日の食事はレストランとは違うし、
    毎日お客さんが来るわけでもないし、
    いいねをもらうために食べてるんじゃないんだから。

    お米に味噌汁に漬物、これぞ日本のココロ。
    夕飯に悩んだときは、これにしようと思います。
    (家族から不満が出ない限り)

  • 著者の言いたいことが一貫していて面白かった。
    「メシ、汁、漬物」を基調とするご飯。これが一番という本。
    それは節約でも質素でもなく、一番贅沢で幸せを追求した結果、というところが素晴らしいです。

    また、章立てが読みやすく、実際著者が実践している内容なので、説得力があり、面白く読めました。
    カラーの実際のご飯の様子が美味しそうなんですよ!ほんと!!
    話だけ読んでると、我慢しなきゃなのかな、と思うんですが、このカラー写真見てるとそんな気持ちは吹き飛びました。

    肩肘張って調味料(A)を作る生活は、有元葉子さんの本を読んでやめようと思いましたが、同じ考え方が根付いていたので、読んでいて共感しました。
    取り入れるところは取り入れて、また、生活スタイルを変える時に手元に置いてまた読みたい本です。

  • 本屋で立ち読みした瞬間、
    「私が探してた本はこれや!!!!!!!」
    と飛び上がって喜んだ本。

    家庭の料理は「メシ、汁、漬物」で十分ウマい!という内容。
    メシは鍋で炊いておひつで保存した米、
    汁は干し野菜を入れて良いダシが出ている味噌汁、
    漬物は自分で漬けたぬか漬けのこと。
    これ以外の料理のことも少し載ってます。
    調味料は「塩、しょうゆ、味噌」+「酢」だけで十分。
    塩味が濃いか薄いかという調整のみ。

    私は元々薄味の和食が好きなので、「メシ、汁、漬物」がウマい理由に納得。
    料理も大の苦手なので、「これで十分ちゃんとしてるんや!」と嬉しくなった。
    そして読んでるだけでお腹が空いてくる。
    ハレとケの話、ぬか漬けはペットだという話など、興味深い視点からの話も面白かった。
    軽妙な語り口で、ニヤニヤしながら読んだ。

    凝った料理が好きな人は面白くないかもしれませんが、ミニマリストが好きな本だと思います。

  • いかに「食」というものがメディアに影響されているのかと思いました。プロが作るレシピにはそれだけ洗練された美味しさがあるけど自分の味もいいかな~と思いました。

  • ご飯とぬか漬けが美味しそう。
    野菜を干すときにカラスの心配がなくて、
    夏でも冷蔵庫がなくて傷まないなんて、
    意外に高層マンションの上層階に住んでて、
    素材は紀伊国屋で買ってたりして...
    と想像してしまった。
    それはそれで、自立してて良いが。

  • 著者はそもそも好き嫌いがあんまりない人なのではなかろうか…(笑)
    食べること、そして作ることを
    根本から考えさせるお話でした。
    何だかんだでとってもシンプル。
    難しくしなくていいじゃん、地味でいいじゃん。みたいな。

    質素に見えても、過度に味付けをこねないことで
    素材の味を知り、素朴なそのものの美味しさを知れる。
    料理、頑張らねば、との決意をしなくても大丈夫かなーと、
    安心できる説得力があります。
    面白く読めました(*´∀`)

  • 図書館で借りたが、買おうかな。
    アフロ記者の生き方、好きです。
    電子レンジも冷蔵庫も掃除機もない生活。良いです。
    いずれは、こうするのかな?私も。

  • なんだろう、、とても簡単な料理なのに楽しそうで美味しそうなのは。
    土鍋で食べたごはん、シンプルで素材の味を活かしたおかず、日本の伝統ぬか漬け、、
    手の込んだ美味しい料理も感動するけれど、毎日食べるならそんな食事の方が満足度が高い気がする。

  • 家事は肩肘張らずにして良いのよ。と苦しむ女性向けの本ではなく、自分のようなオッサンもヤバイ、真っ当な人間として、「飯を食べる」という最低限のことを自分でせねば。と改めて思ったしだいです。

  • 何て潔くてかっこいい、お友達になりたい 笑

    毎日仕事から帰って買い物をし、主菜副菜汁物とレパートリーを考えなくてはならず、1ヶ月の間は同じかおかずは出さない…ような生活が当たり前だと思い込んで日々疲れ悩んでいる

    毎日「ハレ」である必要はない

    本当に稲垣さんの文章は美味しそうで、ぬか漬けを作ってみようかと思い始めている

    でも 家族がいる自分は真似はできないなあ

    外食が最近あまり美味しいとおもえなくなってきたのはすこし稲垣さんに近づいてきたかも

    自由とは。

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著者プロフィール

稲垣えみ子(いながき えみこ)
1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社入社。大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員をつとめ、2016年1月 退社。夫なし、子なし、冷蔵庫なし。仕事したりしなかったりの、フリーランスな日々を送る。その生活ぶりを紹介したテレビ番組『情熱大陸』が話題に。日本酒好き。著書に『魂の退社』『寂しい生活』(共に東洋経済新報社)ほか。
『もうレシピ本はいらない』で「料理レシピ本大賞 in Japan 2018」料理部門:エッセイ賞を受賞。

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