君たちはどう生きるか

著者 :
  • マガジンハウス
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レビュー : 89
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838729463

作品紹介・あらすじ

池上彰さんも子供時代に感動!
日本を代表する歴史的名著が、
マンガ化と同時に読みやすい新装版で刊行!

「ヒューマニズムに根差した良い本は、
時代を超えて人々の心をつかむのです」
(ジャーナリスト/池上彰さん)
1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
今回前書きを書いてくださった池上さんも、
小学生時代に、父親から渡された当初は
読もうとしなかったのですが、気がつくと夢中になって
どんどん読み進んでいたと言います。
人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに
自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん
多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う
主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、数多くの生き方の指針となる言葉が示されています。
活字も大きくなった読みやすい新装版で、
ぜひ、色褪せない名作の面白さを堪能してください。

感想・レビュー・書評

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  • ずいぶん前に書かれた本だけど、話題で人気の新装版。

    凄く読みやすかったです。
    時代背景が違うけど、人の気持ちはいつの時代も同じ。
    だからいつまでも長く読まれているのだろうか。

    これを読んでみんなどう思うのか。
    どう生きるのか。
    小学校や中学校の授業に取り入れて欲しいけど、きっと読まされ感があったら自分の中には入らないと思う。
    自分が読みたいと欲しなければ。

  • もし自分に子供がいたら、子供の机の上にそっと置いておくと思う。
    でも、自分の子供にかかわらず、できるだけ多くの子供たちに読んでみて欲しい。

  • ずっと読むのが楽しみだった一冊。素晴らしいに尽きる。
    13歳の少年コペルくんの成長と、彼をいつも優しく見守っている叔父さんとの話です。
    コペルくん本人がすでにとても心根の優しくて素直で聡明な子なんだけど、その感性を尊重して萌芽を育てんとする真摯な叔父さんの存在があまりにも尊い。
    叔父さんのノートに綴られる一言一句を忘れたくないと思った。
    私が子供のときにこういう大人がいて欲しかったし、今私はこういう大人になりたい。
    延びてゆかずにいられないものが、ぐんぐんと青空にむかって延びていくようにサポートするのが大人の役割なのだろう。
    君たちは、私たちは、どう生きるか。

    コペルくん、と名付けたときのエピソードが特に好きで、序盤からしっかり感極まってしまった。
    人間は分子なのかもしれない、と気づいたコペルくん。
    銀座の百貨店の屋上に立って往き交う人々をながめる。粒のようなその一人一人にもれなく人生があること。自分もただその中の一人なのだということ。この世界は、決して自分を中心としているのではないということ。
    コペルくんは自分自身がそっくり生まれ変わるような革命的な発見をしたのだ。

    宮崎駿監督がこれを原作にジブリ映画をつくるとのことで完成が本当に待ち遠しい。
    今履修している授業で宮崎駿監督の「子ども向かって絶望を説くな」という言葉を知り、妙にそれが心に残っていたのだけれど、ようやくその言葉のもつ重みが分かった気がした。

  • すごく昔に書かれた本なのに
    現代でも心にひびくところの多い本であると感じる
    だから長く読み続けられているのでしょうね。

    思春期の頃に読んでもらいたいと思うけれど、
    読まされた本は読まされた感が心に邪魔が入りそう。
    できるなら、こういう本にどこかで出会って
    健康な心の大人になってほしい。

  • 子どもたちに向けた哲学書、道徳の本。主人公はコペルくん、中学二年生。昔の話だから尋常小学校〜高等小学校〜中学校となっており、中学に進学する子はいわゆるエリート。父親がいないコペルくんは母親と叔父さんに支えられて育つ。学校生活では友達のいじめなどにも出くわすことになり悩むが、叔父さんはコペルくんに「おじさんノート」なるもので自分の考えを説く。確かに自分の子どもたちに読んで欲しい。日本的道徳観。

  • 話題になっているので読んでみた。よく生きるには、どうするか、考えさせられる良書。

  • 中学生に読んでほしい本ですが
    アラ還目の前にして読みました

    人間遅いってことは無い
    50代で生きる事学ぶ事も大事だし
    だいたい大人になるとピュアな気持ちが薄れていくので
    逆にこの様な本を読む事で純粋さを取り戻す事が大事な事のように思えました。

    年を重ねても与えられることばかりで
    生産性の無い自分に対し喝を入れられた一冊になったと思います。

  • 1937年に出版された本のリメイク版。

    物事を俯瞰して考える。自分の体験から出発して正直に考える。など時代を越えても変わらない、考えるということの本質をこの本から学べた。

    主人公が子どもということや、挿絵があること。特に重要な部分は叔父さんのノートとしてまとめられていることから、誰でも読みやすい内容となっている。

  • 子どもに読ませたい道徳の本ということで購読。
    ところが子どもを育てる大人にとっても為になる。

    また、叔父さんが父親代わりに主人公・コペル君を導こうとしている様に、その心のかけように感動。こんなに立派に子どもと向き合えるかを考えさせらせた。

  • うーん、このよくわからない漫画っぽい(でも新しさは感じさせない)挿絵も含めて、メッセージとして今の若者たちに通ずるんだろうか?というとちょっと疑問。でも1930年代にこれが児童に向けて書かれるような思想がきちんとあったのに、あの戦争にああいう風に向かって行ったのか、という意味で衝撃的だった。

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著者プロフィール

編集者・児童文学者。1899(明治32)年〜1981(昭和56)年。
雑誌『世界』初代編集長。岩波少年文庫の創設にも尽力。


「2017年 『漫画 君たちはどう生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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