- マガジンハウス (2017年8月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784838729470
作品紹介・あらすじ
人間としてあるべき姿を求め続ける
コペル君とおじさんの物語。
出版後80年経った今も輝き続ける
歴史的名著が、初のマンガ化!
1937年に出版されて以来、
数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
人間としてどう生きればいいのか、
楽しく読んでいるうちに
自然と考えるように書かれた本書は、
子供はもちろん
多くの大人たちにも
共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに
真摯に向き合う
主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が
数多く示されています。
そんな時代を超えた名著が、
原作の良さをそのままに、
マンガの形で、今に蘇りました。
初めて読む人はもちろん、
何度か読んだことのある人も、
一度手にとって、
人生を見つめ直すきっかけに
してほしい一冊です。
感想・レビュー・書評
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少し前観た宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」
消化不良のまま残っている
ジブリ映画制覇の私には初めてのことだ。
映画の監督のコメントに
「おそらく、訳が分からなかったことでしょう。私自身、訳が分からないところがありました」
とか。
このタイトルはただ借りてきただけではないですよね。
でも分からない。
うんと若い頃、吉野源三郎のこの本を読んで感銘を受けた。
そして、今、漫画版を読んでみた。
うん、若者よ、読んでください!
そして、考えてください
いい本です!
私には
「君たちはどう死ぬか」の方が切実だかから。
≪ つながって 誰かのために この世界 ≫ -
1937年初版。80年以上前の作品です。私の勤務する山間の小さな小学校の図書室から借りて読みました。マンガの後、そこから導かれた生きるヒントを文章で解説すると言う構成。主人公のコペル君は中学3年生、作品は少年少女にどう生きるかを提案する内容です。良書です。私の年齢ですと読むには少し遅きに過ぎるかもしれませんが。生きている限り、考えなければならない命題だと思います。小学生の子どもたちには少し難しいかなと思いましたが。ジブリの作品とは、ほとんど関係のない内容のようですが。
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1937年に出版されて今も読み続けられているという名作
池上彰さんが心から感動し、人生を決めた一冊
ということで読んでみた。
小説版ではなくてマンガ版ですが…
コペルくんというニックネームをつけてもらった少年と
その名づけをしたおじさん
2人の交流と成長から「人はどう生きるか」「自分はどう生きるか」を考えさせられるという内容
子供の頃は自分中心で社会が回っていると考えて生きる…天動説的な生き方
大人は自分がその宇宙を構成する分子の一つだと考える生き方…地動説
自分中心に考えすぎているとものごとの真理がわからなくなる
おお~!なんてわかりやすい比喩!
そして困難にぶち当たった時のとっさの行動がその人の考えや生き方を表してたりする。
これが…わかっちゃいるんだけど、大人になったらついつい「ことなかれ的」な行動を取っちゃいがち。
電車で暴力行為が行われていたらそれを止められるか、遠巻きで見ているか…とか考えると…私はどうするかな…逃げてしまいそうな…
いや、きっと止めるというのが正解なんだろうけど…
果たしてそんな勇気ある行動がとれるかしら…
このとっさの行動ができる人は本当にすごいと思う。
生き方はその人の人生の積み重ね
その基本にある自分自身の考えもやはり積み重ね
その中には失敗もあろうし、ミスもあるだろう
だけどそれを重ねていくことが大切なんだろうな
人は人とつながっている
いいことはいいことにつながる
この本を読んだ人の中には「世間一般の型にハマったいい人になれって言ってんのか!個性主義を大切にしろ!」「今の生き方にはあてはまらんぞ!」「まわりのことを気にしすぎる人間にクリエイティブはできない!」なんて受け止め方をする人もいるかもしれない。
でもこの本は「個性をなくして社会の一つに組み込まれろ」なんて言っているんじゃなくて、「自分に恥じない生き方、その自分自身を構成する考え方を構築すること」を教えているんだと思う。
「僕たちは人間として生きていく途中で悲しいことや、つらいこと、苦しいことに出会う。もちろん誰にとっても決して望ましいことではない。でもこうして悲しいことやつらいこと、苦しいことで出会うおかげで僕たちは本来人間がどういうものであるかとういうことを知るんだ」と本文にある。
これって深い。
痛みを自分のものとして受け止めることができるならば人にその痛みをむけようなんて思わない。
これってきれいごとかもしれないけど
そんな連鎖が続くことが大切なんじゃないかしら?
Pay it Forward
もうすっかりエエ年になってしまってこの本を読んだけどそれなりに考えさせられたな~。
読み継がれる名作…っていうのが分かる気がする。 -
漫画化に大失敗してると思います(-∀-)
これを読もうと思う人は絶対に活字のほうをオススメします
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若い子に読んでもらいたいと思った。
大人になった今でも気づきができる内容
「僕たちは自分で自分を決定する力を持っている」
君たちはどう生きるか。
何かにつまずいた時、立ち止まってしまった時、この言葉を思い出したいと思った。 -
漫画で読みやすいけど、内容は深い本でした。
『体の痛みを感じて、健康について気づく。
同じように、心の苦しみを感じて、人間が人間として正常な状態にないことに気づき、人間が本来どういうものであるべきかを心に捕えられる。』
『人間は自分で自分を決定する力を持っている。』
という言葉に勇気をもらえました。
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なべさん、はじめまして。
shukawabestです。
僕は中学生のころ、小説の方ですが5回ほどでしょうか。間を開けて読み返した記憶がありま...なべさん、はじめまして。
shukawabestです。
僕は中学生のころ、小説の方ですが5回ほどでしょうか。間を開けて読み返した記憶があります。あれから40年経った今では本の中身はほとんど記憶にありませんが、自分の直情的な感情だけでなく、自分の内面、自分と対する相手の感情、世間の動き、そういったものを洞察しはじめたときに、強く惹かれた本だと記憶しています。いい本です。
今後もよろしく宜しくお願いいたします。2022/06/16 -
shukawabestさん、はじめまして。
なべです。
いいね!とコメントありがとうございます。
この本は80年読み継がれている、人間とし...shukawabestさん、はじめまして。
なべです。
いいね!とコメントありがとうございます。
この本は80年読み継がれている、人間としての向き合い方を考えさせる名著ですよね。
こちらこそよろしくお願いします。2022/06/16
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大学生の息子が、『悩んだり躓いたりした時に読み返す本』と、私に紹介してくれた事がきっかけで読む事に。
主人公・コペル君が、『イジメにどう向き合うか』を軸に人間の悩みや過ちについて考え成長していく物語。中学生の話だけど、しがらみの多い大人の社会でも往々にしてある事で、生きて行く上で何が大切なのかを考えさせられる深い内容であった。
誰にでも失敗や後悔がある。それが明るみになった時どう向き合うかが大切。そして過ちをポジティブな勇気に変換する習慣が重要である事を学んだ。
読了後、息子と『どう生きるか』について語り合った。答えの無い問題に直面する息子の悩みや思いが、少し理解出来た気がして良かった。たまには親子で哲学的な会話もいいですね、笑。 -
80年前の物語を漫画化した作品。幅広い年齢層の方にお勧めしたい。
中学生のコペル君と叔父さんは、ノートを通して胸の内を伝え合う。
そこには、人が生きていく過程で大切な事がぎっしりと書かれていた。
誰もが必ず、惹かれる言葉に巡り合えると思う。
映画は見たことがないが、この一冊だけでも大きな収穫が得られた。
立派に生きていくこと。この言葉に関わる話が大好きになった。
勉強して有名な学校へ入ること。有名人になること。沢山のお金を稼ぐこと。
つまり、「周りから凄いと思われること」に執着していては、本来の自分を見失ない、満足できる生き方ができないと気づかされた。
わずかな事でもいい。人の為にできることを考え、実行する。見返りを求めない。そういう心がけを持ちながら生きていきたいと思えた。
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漫画好きな人へ、私のとても好きなうちの一冊を読んで貰いたくてプレゼントした。
できたら、小説の方を読んで貰いたかった…
是非是非、漫画に興味をもたれた方は、文庫本も手にとってみてくださいませ。
私は、小説激推し。
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原作は1937年、今から80年以上も前に書かれたものです。
それなのに現代を生きる私たちに刺さるのは、嘆くべきことなのかもしれません。
数年前に話題となった本作、気になりつつも先延ばしにしており、ようやく今回漫画版を読了しました。
漫画とはいえ、コペル君と叔父さんのお手紙だけで短編小説並の活字量。読む手を止めて考える時間も必要で思った以上に時間を要しました。
先に印象に残った部分を以下に抜粋。
「高潔な心を持ち、立派な見識を持っている人なら、たとえ貧乏していたってやっぱり尊敬すべき偉い人だ。だから自分の人間としての値打ちに本当の自信を持っている人だったら、きょうぐうがちっとやそっとどうなっても、ちゃんと落ち着いて生きていられるはずなんだ。」
「今の世の中には、からだをこわしたら一番こまる人たちが、一番からだをこわしやすい境遇に生きているんだ」
「世の中を回してる中心なんて、もしかしたらないのかもしれない。(中略)小さな意志がひとつひとつつながって、僕たちの生きる世界は動いている」
今も変わっていない。
貧しいだけで恥じねばならない。なんなら自己責任と責められる。
健康を保持しなければいけない人たちが、健康を犠牲にして生きている。
自らが世の中の中心になったような気持ちで政治を行う人、SNSの狭い世界で感覚がおかしくなっていく人など。
私自身に当てはまることもあり、読み終えてからレビューを書くまでに少し時間がかかりました。
もちろん現代に合わない部分もありますが、それを差し置いても尚、必読だとおすすめしたい1冊でした。
このところの自分は余計なことばかりに目が行って、大切なことや本質的なことを忘れていたようです。
心に響いた部分は全て手帳に書き写しました。折に触れて読み返すつもりです。 -
漫画の方を先に読んでしまったけどとても大事なことがぎゅっとつまっていた。
人間の心の葛藤、成長、大人になってからも本当に大切にしていかなきゃいけないこと気付かせてくれることが書かれていた。
前を向いて真っ当に生きていくにはどうしたらいいのかその第一歩に必要な要素がここにはあるのでぜひたくさんの子どもたちに若いうちに触れてほしい作品。
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文章だと少し難しかった・・・。
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心に残った内容
自然、宇宙を含めた大きな時の流れに役にたつことからそれると、偉大なナポレオンでも囚われの身になる。稲盛さんの本で覚えた、動機善なりや私心無かりしかと確認することが大切だと思った。
痛み、過ちを犯したときの後悔はなぜ起こるか。体の痛みにしても後悔にしても、本来体はどうあるべきか、人は正しい道を生きることができること教えてくれるシグナルになっている。
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コペルくんの叔父さんがコペルくんと出会ってから書き始めたノート。コペルくん自身が見つけた法則や浦川くんとの関係、上級生にいじめられるガッチンを救うためにたくさんのことを考え、経験し、成長していくお話。
漫画の途中におじさんのノートが入っていて、文章と漫画の組み合わせが不思議だった。
話が哲学的で少し理解をするのに困難した。 -
1.変な経験
入り方はかなりそそるものがある。
食い入るように第1章は読み切ってしまった。
どこか自分も経験をした事があるようなことを主人公が体験する。その体験が如何に素晴らしい事なのかを論じてもらえる。
まるで自分が突出した何かを持っているように感じる事ができる。
そんな感情を根っこから救ってくれる第1章だった。
良い師に巡り合う事が人生で大きな分岐点である。
そんな話をたまに聞くが、それを聞くたびに自分はこう思ってきた。
[良い師にするかどうかは自分次第だ。師がダメだと思うならそこで落胆せず師をできる師に仕立て上げれば良い。周りに頼ろうとするな]
そう思ってきた。
でも少し違ったようだ。
大学院で自分をこっぴどく泣かせてきた師は社会人になった今思い返せばとてもできた上司だったことが分かる。
この本にも書いてある事だが、自分中心の世界を抜け出せない人(下を見下すような言動が出てしまう人)は天井が決まってしまっている。
自慢ばかりで[今]を頑張ろうとしない人。過去の栄光ばかり語る人。
お前にはまだ理解できない。と自分を上に上げないと気が済まない人。
どれも一般兵止まりの凡人だ。
1番許せないのは[あえて一般的に知られていない言葉を使って自分がわからないことをあたかも分かっているように語る]ことだ。
有能な人間ほど相手のレベルを推し計り相手に分かるよう伝える。
そういう点で主人公は良い師に出会っているな〜と感じた。
常識を覆す思考を持つものは邪険にされる。
常識は自分と他人を隔てる都合のいい壁だからだ。
それでも新しい思考に価値を見出せるもののみに、人類未到の発見が降る。
その可能性をおじさんはコペル君に抱いたんだろうな。
2.3勇ましき友
人は集団で生きる生き物だ。古代からヒトが人になる過程に於いてもどこを切り抜いても人は集団行動をしてきた。
集団になることが外的から身を守る手段だったからだ。
さて、外敵のいなくなった今、ヒトが人から他人(ひと)へと進化する時代なのではないかと2章を読んで感じた。
ひとはついに自分の中で世界を完結することができる生命体に進化しつつあるということだ。
そして、より強固な個がまた集団になった時、それはとてつもない活力を生み出す。
一度集団から抜け出す心を自分の中に持たなくてはいけないのだ。
コペル君は今回の油揚事件で人がひとになるその瞬間を目撃した。その意味を自分の中で噛み砕いて吸収することができた。
自分が人として持つべき心をこの事件とおじさんから学んだわけだ。
自分がひととしてあるべき姿を心に据えて生きる事。これが人からひとに成る第一段階である。そんなメッセージを2章から感じた。
4.ニュートンの林檎と粉ミルク
どこまでも常識を疑う心をいかに大切にできるか。
その先にある発見がすでに周知のものであっても、自分の力でそこに辿り着いたという道筋にこそ意味がある。
大きな発見でなくてもいい。自分で疑問を見つけそこに新しい法則性を見出す。ここに人間としての価値がある。
さてここで扱われていた人間分子の関係って法則は自分が人間という網が形成する経済圏で生活していることを示しているわけだ。
この経済圏はお金の享受によって成り立っているわけだが、人間が他人との関係を築く上での本当の幸せは、
貰うことではなく与える事だ。
親が子供に見返りなしで尽くすこと。友達に何かをしてあげられること。好意を尽くし合うことが人間らしい人間関係である。
いくら経済圏が広がって表面的で便利、かつ合理的な生活がそこにあったとしても、幸せの形は忘れてはいけない。
5.貧しき友
難しい内容になってきたな。
消費する人間と生み出す人間。人間らしいのは生み出す人間の方だ。にも関わらず下に見られることの多い生み出す人間。
その常識枠を飛び越えて、しっかりと自分の目で生み出す人間が如何に人としてできている人なのかを見なければいけない。そして尊ぶにしても貶すなどということは絶対にあってはならない。
ましてや消費する分際、学生という分際で生み出す人間を非難することは人間としてあってはならないのだ。
では学生はぺこぺこして身の振り方をわきまえて静かに生活しろという話なのかというとそうではない。
学生も毎日大きなものを生み出しているんだ。
↑
さあ、コペル君、君が毎日生み出しているものはなにかね。
この質問の答えがこの章で明かされることはなかったけど正直なんのこと言ってるのかさっぱり分からん。
6.ナポレオンと4人の少年
ナポレオンの勇姿が描かれていた。
10年で皇帝にまで上り詰め、10年で捕虜きまで成り下がる。その行動力と活力を今現在も評価し続けられるナポレオン。
そんなナポレオンの話の中でもこれがぐっと心に来た。
捕虜となったナポレオンが船舶中に外の空気を吸うため甲板に出た。
イギリス人はそのナポレオンを見て脱帽し敬意を払ったというのだ。
今まで家族をナポレオンに奪われて、戦いに敗れてきたイギリス人が、宿敵であるナポレオンに敬意をを示したのだ。
王が王たる所以は実績にあらず。
その佇まいや生き様で語るものなんだと強く感じた。
善意を持った人間でも人格が弱いために自分のみならず周囲にまで迷惑を及ぼす人間がいる。
善意を持たない人間でも、人格が強いだけで周囲に迷惑と幸福をもたらす人間がいる。
君はどの人間にあたるだろうか。
8.9雪の日の出来事
大きな過ちを犯してしまったコペル君。
自分が人間としてあるまじき好意をしてしまったと自分を責め続けるコペル君。
その自分を責める姿勢こそ人間が取得した唯一にして無二の才能なのだ。
自分のあるべき姿を想像し、そこから離れた行為を行ってしまったと自分が判断すること。
その判断基準があるべき姿を知っていること。
ここにこそ真の人間としてあるべき姿がある。
自分を罰するのも自分だが、そこから立ち直るのもまた自分の意思なのだ。
苦しめるうちが人間なのだ。
10.凱旋
難しい。
なんなんだこの本。非常に読みづらい。
まだ自分がその土台に立っていないのを突きつけられるようだ。
最後の問いである
[君たちは、どう生きるか]
これがこの本とどう関わっていたのかがさっぱり自分にはわからない。
どういうこなんこれ。
結局コペル君の青春を通して、おじさんのノートを通して、自分はどう生きるかの指針を立てられなかった。
いや正確には立てられると思ってずっと読み進めたけど全くもって理解できなかった。
貧しい人
豊かな人
活力のある人
善意のある人
行動を起こす人
自分がどうあるべきか分かっている人
それぞれに負と正の側面がある。
この側面を自分の腹にどう落とし込むか。
そしてどんな人間でありたいと願い、そこから外れた行動について自分がどう考えるか。
どう考えられるのか。
それを日々考えながら、生きていこう。
日々修正と訂正の繰り返し。世界は繋がりを中心に回っているのだから。
その繋がりの一部、一分子である自分は、時代の流れを考え繋がりのほつれにならないよう日々自分に修正を加えていくのだ。
君たちは、どう生きるか。
さてとりあえずの答えを一度出しておこう。
今後またこの本を読んだ時、自分は前にどんな答えを出したのか、そこからどの程度自分が修正されたのかをこの答えをもって知る事ができる。
君たちは、どう生きるか
修正と訂正の日々の末に、繋がりを構成する1分子ではなく、新しい繋がりを創生する分子。
そう新しい腕を持つ分子になろう。
繋がりを持ちつつ活性化された分子になろう。 -
若い子が読んだら、一体何を感じるのだろう?
人としてどう生きるか素敵で素晴らしい生き方が描いてあるが、実際自分は実行できるだろうか?正直自信がない。誤魔化して生きてきたかなと思う事も多い。
でも若い子は読んだら何かが変わるだろう、変わってほしいと思う。
いや、歳は関係ないか…
「自分で自分を決定できる力、正しい道に従って歩いていく力があるから人は苦しめる」
「頭の中だけに閉じ込めているものに意味はない。自分が正しいと思った事は誤魔化したりせず行動に移す」
自分中心ではなく正しい道へ強い信念を持って生きたいものだ。
息子に読ませたい。 -
戦前に書かれた教育児童文学の漫画化。
この本がなぜ今の時代ベストセラーになったか、社会学的に分析すると興味深い結果がでるのではないか。
私には理由があまりわかっていない。
一つは、表紙のコペル君の、純粋で熱いまなざしとタイトルがあいまったなんともいえない熱量の魅力なのだと思う。
そして、価値観が多様化した現代にはない、国民全体が同じ価値観に統一されていた中での『立派』という考え方への憧れか。
今の時代に語れない直立的な倫理的な考え方に、老人たちがロマンを感じたのか。
教育者たちのあるべき論に響いたのか。
それだけで、ベストセラーにはならないと思うのだけど。
私は書いてあることについては特に大きく異論はない。
が、『立派な大人になる』の『立派』がしっくりこない。
なさけなくてはいけないの?がんばれなくていけないの?と。
答えが用意されているのに、『みんなで考えてください』といわれた、小学校の道徳の授業のような気分は、やはり感じてしまった。この複雑なテーマについて答えが一つに決まっているなんて?
子供のころには言葉では表せなかったが、感じていた違和感が。 -
人が生きるということはどういうことなのか
人はどうあるべきなのか
大人の私でも「そういうことなのか」と納得できる、そんな本でした。
漫画部分もわかりやすくて、読みやすかったです。
著者プロフィール
吉野源三郎の作品
