漫画 君たちはどう生きるか

著者 : 吉野源三郎
制作 : 羽賀翔一 
  • マガジンハウス (2017年8月24日発売)
3.87
  • (109)
  • (206)
  • (122)
  • (19)
  • (3)
  • 1833人登録
  • 206レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838729470

漫画 君たちはどう生きるかの感想・レビュー・書評

並び替え:

絞り込み:

表示形式:

表示件数:

  • 当たり前の事をどこまでもどこまでも追いかけて考えると、物事の大事な根っこの部分にぶつかり発見する。

    ありがとうの語源はありがたい。
    有難いは感謝すべきことやお礼をいうだけの価値があるということではなく、そうあることが難しいという意味がある。自分が受けている幸せが滅多にあることじゃないと思えばこそ、それに感謝する気持ちになる。

    悲しいことや辛い事に出会う事で僕たちは本来人間がどういうものであるか、ということを知れる

    これが正解とか、間違いとか人間の人生にはないけれど、物の考え方として知ってたら世界は違って見えるだろうなっていう事が書かれている

  • いい本だね。だけど、20歳をすぎてこの本を手にとって人生を考えるようじゃ、ちょっとスタートラインに立つのが遅すぎるぜってことは言っておきたい。遅くても間に合わないってことはないけどね。なるべく早く読みましょう。
    成人式の終わった皆さんは、コペル君に学ぶのではなく、おじさんの言葉を読みながら、吉野源三郎を目指しましょう。伝えていく側にならなきゃいけない。それが大事。

  • 名著。
    とても道徳的で哲学的で、素敵なことが書かれてある本。
    一言で言うなら、プレゼントで誰かにあげたくなる本。

    なのに、☆3を付けたのは、
    自身が読むタイミングとしては、今じゃなかったかなーという理由のみ。大学生〜新卒辺りで読むと、もっと心に響く1冊になっていたかも。(早い人だと高校生でもイイかも。親になったら子供にプレゼントしたい)

    改めて、自分の人生をどのようなものにするのかは、己の人間性と思考力を磨き続けなければいけないな、と思った。

    終始「うんうん」とうなずける内容で、大切にしたいことがたくさん書かれてある。初心に戻る気持ちで、大切にしたいことを書き出してみました。


    --- ここから内容引用 ---


    子供のうちは、地動説ではなく天動説のような考え方をしている。自分を中心にして、いろいろなものがあるような考え方をしている。
    ただ、大人になっても、自分を離れて正しく判断していくことは非常に難しいことで、特に損得に関わることについてすら、コペルニクス風の考え方のできる人は実に稀である。

    それぞれ自分の一生をしょって生きていくということにどれだけの意味があるのか、どれだけの値打ちがあるのか。それは、大人になってからもまだまだ勉強して、自分で見つけていかなくてはならない。
    いつでも自分が本当に感じたことや、真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えていくこと。何かをしみじみと感じたり、心の底から思ったりしたことを、少しもごまかしてはいけない。

    人間が人間同士、お互いに好意をつくし、それを喜びとしているほど、美しいことはほかにありはしない。

    「ありがたい」という言葉。もとの意味は「そうあることが難しい」という意味だ。自分の受けている幸せが、めったにあることじゃあないと思えばこそ、それに感謝する気持ちになる。

    よい心がけをもっていながら、弱いばかりにその心がけを生かし切れないでいる、小さな善人がどんなに多いか。
    人類の進歩と結びつかない英雄的精神も空しいが、英雄的な気魂を欠いた善良さも、同じように空しいのだ。

    人間は、自分自身を哀れなものだと認めることによって、その偉大さがあらわれる。悲しいことや、つらいことや、苦しいことに出会うおかげで、僕たちは、本来人間がどういうものであるかということを知るんだ。
    この苦しい思いの中から、いつも新たな自信を汲み出していこうではないか。

    世の中を回している中心なんて、もしかしたらないのかもしれない。太陽みたいにたったひとつの大きな存在が世の中を回しているのではなくて、誰かのためにっていう小さな意志がひとつひとつ繋がって、僕たちの生きる世界は動いている。

  • いまの心境にとてもマッチした一冊。

    世間の目よりも何よりも、
    君自身がまず人間の立派さがどこにあるか。
    そらを本当に君の魂で知ることだ。

    後悔していること、過ちを犯したこと。
    それに向き合い、正しく生きることが
    いかに難しいか。
    幼い頃と比べると今の方が難しいと感じることの
    1つである。

    自分の本心の声を聞こうと努めること。
    そして行動にあらわすこと。
    あらわせずに後悔していることがあるならば、
    決してその気持ちを忘れぬこと。

    改めて、君たちはどう生きるか。
    問われています。

  • 原作を読んでないが、「漫画」という割にはひたすら文が続く箇所があり、リズムが悪く読みづらかった。内容に関してはこれと言って残るものもなく、むしろ長い前置きの部分が印象に残ってしまった(ナポレオンの生涯など)。
    子どもに読ませたかったが、小学生だと少し難しいかな。

  • コペルくんが毎日生み出してるものって何なんだろう。答えのない問い。
    立派な人間とは?
    昔の考え方だなぁというところもあるけれど、
    今にも通じるところも多く、
    2017年にベストセラーになる理由もよくわかる。

    職業柄、気になった1冊。

  • 悩んだ時には自分が世界を構築している小さな分子の1つであることを思い出してマクロの視点から見られるようにしたい。
    特段、目新しいものはないけど大切なものが詰まっていました。

  • 人間も皆地動説のように自分を中心になって考えてしまいがち。
    だけど、この世界を動かしているのは自分ではなく小さい個人の集合体。俯瞰的に物事を捉えられるか。

    また自分が中心になっていないとはいえ、自分が感じたことをスルーしない。
    感じたことをとことん考え抜く、その感覚で世界とつながっていく。

  • 深いテーマで色々考えさせてくれる本。ただ、中高生で読みたい本だと感じた。原作の方が良いのかも、今度読んでみよう。

  • まさに「君たちはどう生きるか」と問い掛けてくる物語。

    それを真摯に考える材料として、生産し与えること、自分の感覚・感じ方、痛み・苦しみなどが大切な材料だとしされ、主人公とその仲間たちを取り巻くストーリーと重ね合わせて展開されていく。

    内容の割に少し高いけれど、まあ、話題本だし仕方がない。

漫画 君たちはどう生きるかのその他の作品

漫画 君たちはどう生きるか Kindle版 漫画 君たちはどう生きるか 吉野源三郎

吉野源三郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
リンダ グラット...
恩田 陸
塩田 武士
ジャレド・ダイア...
ヨシタケ シンス...
佐藤 雅彦
西 加奈子
村田 沙耶香
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする