脱「若見え」の呪い “素敵なおばさま"のススメ

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838729517

作品紹介・あらすじ

「若見え」……アラフォー、アラフィフ女性たちには
魅惑的な文句ですが、間違った方向にがんばって
逆に「老け見え」となり、
無理しすぎたイタいおばさんになっていませんか?

この本ではイタくなく、ババアと罵られることもなく、
いまの年齢を受け入れてかっこよく生きる方法を提案します。
その鍵となるのは「バブル・フォース」! 

バブル世代ならではのいいものを見分けてきたセンスを、
いまの時代にアップデートして活かせば、
もっと美しく楽しく生きられるはずです。
さあ、グッドセンス、グッドエイジングで
かっこいいBBAをめざしましょう!

いくら「若見え」で若作りしても、タイで逮捕された
「自称エリコ」さんのように、年齢を極端に詐称し過ぎて
見た目と逆効果にイタいオバサンのスタイルとなった例が
メディアで話題になりました。

いっぽうフランスのマクロン大統領夫人ブリジットさんは
シワを隠すこともなく、生き生きと健康的なメイク、
ミニはもちろんスリムデニムも大人の迫力で着こなしています。
これこそ年を偽ることなく、
新しい今の60代スタイルで勝負している例です。

「若見え」の極端な代表が「自称エリコ」さん。
「経年美化」の代表がブリジット・マクロンさん。

この二人をヒントに、いまの年齢を受け入れて
イタくならず、おばさまなりに
美しくかっこよく生きる方法を探りたい。

その鍵となるのが「バブル・フォース」です。
バブル世代ならではのポジティブな考え方。
バブル時に培った「良いものを見分ける目」。
その力=バブル・フォースを
いまの時代にアップデートして活かします。

バブル・フォースでおしゃれを再起動、
これまでの日本になかったスタイル、
新しい「素敵なおばさま」として
美しく楽しく生きていきませんか?

この本はまさにそのヒントとアドバイスが満載。
『服を買うなら、捨てなさい』の
地曳いく子さんの快刀乱麻のファッション指南で
大人の女のおしゃれな生き方が美しくアップグレード、
生きる元気が湧いてきます!

感想・レビュー・書評

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  • 初読

    私も注目しましたwタイで逮捕された自称38歳・エリコ(62)ネタからスタートする、
    ファッション指南書というよりは、ま、軽いファッションエッセイ的な

    年齢同一性障害とか、家にお金かけちゃった人が服にお金かからないからミニマリズムに走るとか
    ぶどうジュースには戻れないから発酵するしかない、それならお酢かワインになれるから。とか
    50歳には求められてないセクシーとか。

    美空ひばりさんの享年が52ということはハッとした。


    具体的な指南としては、
    若見えの限界、設定年齢は実年齢の2割引きまでがMAX、
    1割~1・5割引きが安全圏と。
    全く違うものじゃなく似たようなもの(白のローカットスニーカーとか)
    アップデートし続けると、「今」のおばさまになれる。
    ダサい脚長おばさんより多少脚が短くみえようがフラットシューズでワイドパンツを履けば今のバランスになる。
    という例はわかりやすい。ほんそれ。

  • バブルドンピシャの世代なら響くかも。お手本がないとできんのかーい、とちょっともどかしくなる世代でもあり。それは見事に書き込んであった。自分も実年齢マイナス2割を意識して、メイクや洋服など選んでいこうと思いました!50

  • *「バブル世代」ならではのポジティブな考え方、バブル時の一億総ブランド好き時代で培った「良いものを見分ける目」…まさにそれが「バブル・フォース」!今の時代に、この力をアップデートしてうまく活かし、新しい「素敵なおばさま」として、美しく生きていきませんか?*

    「おしゃれアバター」の設定が大事・・・の教えにハッ!
    ついつい若き日の自分を投影しちゃう気持ち、わかりますー!
    「昔」の「若い」より、「今」の「おばさま」の方がカッコいい。にも至極納得。イタいおばさまかどうかの分かれ道はここだな・・・
    さらっと読めますが、ハッとしたりドキッとしたり、迷えるお年頃にはありがたい金言がいっぱい。いつもながら勉強になります。

  • 50代向けかな。
    でも地曳さんの本読むと、おしゃれを楽しもうと思えてくる。

  • 地曳さん、了解です。

  • 2018.02.05.読了

  • 若見えを目指すより、素敵なおばさまを目指した方がいい。
    わかってる…
    でもそれが難しい…
    素敵おばさまの良い例が少ないから。

    若いのかと思って顔を見たらギョッ!
    そういう人は余計に老けて見える。
    自分もそうなってないか不安。

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著者プロフィール

スタイリスト。1959年東京、築地生まれ。MORE、SPUR、 Oggi、Frauなどの人気ファッション誌スタイリストとしてのキャリアは30年を超え、数多くの女優のスタイリングも手がける。『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社)、『着かた、生きかた』(宝島社)が累計44万部を突破するなどファッション指南書、生き方指南書が女性たちの絶大な支持を集め、講演なども多数行う。

「2018年 『おしゃれも人生も映画から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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