行動経済学まんが ヘンテコノミクス

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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838729722

感想・レビュー・書評

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  • 行動経済学に興味を持つのに最適だと思う。マンガでわかりやすい。ひとつひとつ理解しながら読むとなるほどと、実例付きで分かりやすい。学生に是非読んでほしい。

  • ヘンテコノミクスというタイトルがキャッチ―で、ついついジャケ買いしてしまいました。一話完結の漫画が23編おさめられており、行動経済学を面白おかしく、分かり易く、書き記した一冊。人間ってのは合理的に判断しているようで、ヘンテコな判断をしてしまうイキモノであるってことがよく分かります。行動経済学を学ぶ上での入口の書としてお奨めです。

    ・アンダーマイニング効果。報酬が動機を阻害する。イチローが国民栄誉賞辞退。

    ・感応度逓減性。1万円のものが9千円に割引かれてる店があれば、遠くても買いに行くのに、100万円のものが99万8千円で割り引かれてても、遠くまで買いに行かない。後者の方が2千円と節約できる額が大きいのに。分母が大きくなると分子の値に頓着しなくなる。

    ・フレーミング効果。同じ現象を伝えるのでも、見方を変え、伝え方をかえることで、フレームを変えることで、印象が大きく異なる。手術を受けるときに、失敗が20%あると言われるのと、成功確率80%と言われるのでは、印象が異なる。

    ・罰金による罪の意識の低減。保育園でお迎えの定時を守らない人がでないように、時間過ぎたら罰金という制度を入れたら、却って定時を超える人が増えた。お金を払うことで、お迎えに遅れることが正当化され、罪の意識が減った。

    ・メンタルアカウンティング。同じ貨幣価値でも、そこにまつわるストーリーで心理的な価値が代わる。5千円の特急券を1万円で購入。お釣りの5千円を取り忘れるのと、チケットを取り忘れるのでは、どちらの方が精神的ダメージが大きいか。

    ・アンカリング効果。判断の基準となる値が与えられるとその額を起点として物事を見てしまう。同様の製品が2万円で売られている店と1万5千円で売られていたのが、どちらもセールで1万円で売られてた場合に、前者で購入した方が得した気分になる。

    ・代表制ヒューリスティック。教授と言うと、何のことわりも入れない場合は、男性を思い浮かべてしまう。

    ・おとり効果。単品で売り出すのではなく、選択肢を提示することで、その製品自体を買うか買わないか、から、どちらの製品を買うか、に判断するべき事項が代わる。

    ・親近効果。終わりよければすべてよし。手前の記憶が優先される。高いけど美味しかった!はポジティブなイン上に、美味しかったけど高かった!はネガティブな印象に。

    。極端回避性。2000円と1000円のランチだと、1000円のランチがよく出るが、3000円のランチも品揃えすると、2000円のランチが売れるようになる。選択肢が3つそろうと、極端な価格では無く、真ん中の価格に意識が寄り易い。

    ・保有効果。一度手にしたものは、そのものがもつ価値以上の価値を感じやすくなる。1週間お試し、気に入らなかったら返品OKなども保有効果を狙ったしかけ。

    ・プライミング効果。事前に与えられた情報により印象が大きく変わる。

    ・ハロー効果。中村新兵衛の話。表面的な特徴に引っ張られて印象が決まってしまう。

    ・上昇選好。徐々に数字が良くなっていくとモチベーションが上がり易い。

    ・目標勾配仮説。ゴールが近づくと人は頑張れる。ゴールが近づいていることをうまく伝える。

    ・同調行動。集団の判断に自分の判断が引っ張られる。

    ・認知的不協和の解消。不満な気持ちのバランスを取るために、負け惜しみを言う。

    ・損失回避の法則。目先の損の方が、心理的インパクトが大きい。

    ・錯誤相関。因果関係のないこと同士に、関係があると思いこむ。ジンクス。

    ・無料による選好の逆転。タダが判断を狂わせる。

    ・プラセボ効果。プラセプラスという偽薬が製品化されている。

  • 漫画なので、すらすら読めます。
    そして分かりやすい!
    仕事で使えそうな話ばかりで、特に「モラルかお金か」は目から鱗でした。
    買って正解の一冊です。

  • あとがきの中にある「行動経済学をなんとか新しい表現方法に結びつける」からの「自分たちでサザエさんをやるんだ」という流れ、とっても素晴らしかった。

    自分の興味のあるテーマを、自分の好きな人が表現したもので触れられることに感謝。

  • 知ってる事がほとんどだが読みやすい

  • 北海道の寺坂農園の社長が紹介してたことをきっかけに購読。この社長の講演を仕事関係で聞いたら、マーケティングの知識がハンパない。どんだけ勉強したんだろう…とびっくりするくらい。
    その知識の根幹に、「行動経済学」があるようだ。確かに、言われてみれば……と納得できる行為を、それぞれのネーミングを覚えることでいつでも引用することができれば、考え方が大きく変わりそう。いつでも頻繁に引用したい本です。

  • 行動経済学の入門書に良い。漫画なのでサクサクっと読めるし楽しみながら学べる。

  • 行動経済学を楽しく分かりやすく学べる良本

  • 行動経済学のマンガ版。
    リチャード・セラーがノーベル経済学賞を取ったので、その延長線上で知っているものが多いが、考えられた切り口である。

  • 純粋に面白い!マンガで描かれているので読みやすいが、内容にあるある感がよく出ている。行動経済学を知るにはもってこいの1冊。

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