行動経済学まんが ヘンテコノミクス

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  • マガジンハウス (2017年11月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838729722

作品紹介

人は、なぜそれを買うのか。
安いから? 質がいいから?
否。そんなまっとうな理由だけで、人は行動しない。
そこには、より人間的で、深い原理が横たわっている。
この本には、その原理が描かれている。
漫画という娯楽の形を借りながら。

雑誌「BRUTUS」の人気マンガ連載「ヘンテコノミクス」が
ついに単行本化!
いま最も注目されている学問「行動経済学」の理論が
サザエさん並みに楽しく学べる唯一無二の一冊です!

人間の経済行動の真実とその理論が
なんと漫画になってあなたに迫る!

全23話にのぼる「行動経済学まんが」から内容をいくつか紹介

◎「塀の落書き」の巻――報酬が動機を阻害する

悪ガキたちの塀の落書きに悩む家の主が
行った秘策とは?
  ――【アンダーマイニング効果】

◎「れんが亭の新メニュー」の巻――真ん中を選ぶ心理

仲良し三人組がよく使うレストランに新メニューSが登場。
その時から、彼女たちはいつも避けていた
高いランチAを選んでしまうのであった。それはなぜ?
  ――【極端回避性】

◎「保母さんの名案」の巻――罰金による罪の意識の軽減

お迎えの時刻を守らない母親たちに対して
保育園が取った対抗策は
なんと逆の結果を招くのであった。
 ――【社会を成立させているのは、モラルかお金か】

全23話の「行動経済学まんが」に加え、
書き下ろしコラム「発見!こんなところにヘンテコノミクス」、
ユニークなビジネス用語解説マンガ「ヘンテコミック」など
愉快痛快でためになるページが次から次へと連続登場!
発見と驚きがクセになる「行動経済学」の決定版。
読むと、新しいあなたがそこにいます。

ここには、本当の経済学がある!

行動経済学まんが ヘンテコノミクスの感想・レビュー・書評

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  • 行動経済学について興味を持ち始めたので手に取った。
    分かりやすい例を使って、専門用語を解説していて、さらっと読めた。
    これをきっかけに、他の行動経済学の本も読んでみようと思う。

  • 割とポピュラーなものを扱っているのかな?自分でも知っているものがいくつかあった。
    行動経済学というと難しいが例え話、漫画で示されると分かりやすい。
    個人的には『新しい分かり方』の方がワクワクがあったかな。

  • 本屋さんで見かけて、立ち読みだけで物足りなくて思わず購入してしまった本。
    カテゴリは経済学だと思いますが、心理的なストレスを減らすのにも役立ちます。この本では人間が悩んでしまうカラクリや結論へのヒントも提示してくれるので、悩む時間が減ってストレス軽減できそうです。
    人に勧めたい一冊。

  • 佐藤雅彦氏の本にハズレはない。

  • 2018.2.10読了。
    twitterで、リツイートしている記事をみて、気になり購入した。
    人間とはヘンテコな生き物。
    マンガでとても読みやすく共感する部分が、沢山ありました。
    小5の息子が表紙を見ただけで、面白そう!と手に取り早速読んでいました。小学生で読んだら心理学とかに興味を持つかも!なんて思いました。

  • 新近効果(最後にポジティブなことを言うと、相手はポジティブな印象を抱く)。今後に活かしたい。
    絵の好みが合ったらもっと楽しめたのに…

  • あるある!

    わかりやすくて、参考になりました。

  • ヘンテコノミクスというタイトルがキャッチ―で、ついついジャケ買いしてしまいました。一話完結の漫画が23編おさめられており、行動経済学を面白おかしく、分かり易く、書き記した一冊。人間ってのは合理的に判断しているようで、ヘンテコな判断をしてしまうイキモノであるってことがよく分かります。行動経済学を学ぶ上での入口の書としてお奨めです。

    ・アンダーマイニング効果。報酬が動機を阻害する。イチローが国民栄誉賞辞退。

    ・感応度逓減性。1万円のものが9千円に割引かれてる店があれば、遠くても買いに行くのに、100万円のものが99万8千円で割り引かれてても、遠くまで買いに行かない。後者の方が2千円と節約できる額が大きいのに。分母が大きくなると分子の値に頓着しなくなる。

    ・フレーミング効果。同じ現象を伝えるのでも、見方を変え、伝え方をかえることで、フレームを変えることで、印象が大きく異なる。手術を受けるときに、失敗が20%あると言われるのと、成功確率80%と言われるのでは、印象が異なる。

    ・罰金による罪の意識の低減。保育園でお迎えの定時を守らない人がでないように、時間過ぎたら罰金という制度を入れたら、却って定時を超える人が増えた。お金を払うことで、お迎えに遅れることが正当化され、罪の意識が減った。

    ・メンタルアカウンティング。同じ貨幣価値でも、そこにまつわるストーリーで心理的な価値が代わる。5千円の特急券を1万円で購入。お釣りの5千円を取り忘れるのと、チケットを取り忘れるのでは、どちらの方が精神的ダメージが大きいか。

    ・アンカリング効果。判断の基準となる値が与えられるとその額を起点として物事を見てしまう。同様の製品が2万円で売られている店と1万5千円で売られていたのが、どちらもセールで1万円で売られてた場合に、前者で購入した方が得した気分になる。

    ・代表制ヒューリスティック。教授と言うと、何のことわりも入れない場合は、男性を思い浮かべてしまう。

    ・おとり効果。単品で売り出すのではなく、選択肢を提示することで、その製品自体を買うか買わないか、から、どちらの製品を買うか、に判断するべき事項が代わる。

    ・親近効果。終わりよければすべてよし。手前の記憶が優先される。高いけど美味しかった!はポジティブなイン上に、美味しかったけど高かった!はネガティブな印象に。

    。極端回避性。2000円と1000円のランチだと、1000円のランチがよく出るが、3000円のランチも品揃えすると、2000円のランチが売れるようになる。選択肢が3つそろうと、極端な価格では無く、真ん中の価格に意識が寄り易い。

    ・保有効果。一度手にしたものは、そのものがもつ価値以上の価値を感じやすくなる。1週間お試し、気に入らなかったら返品OKなども保有効果を狙ったしかけ。

    ・プライミング効果。事前に与えられた情報により印象が大きく変わる。

    ・ハロー効果。中村新兵衛の話。表面的な特徴に引っ張られて印象が決まってしまう。

    ・上昇選好。徐々に数字が良くなっていくとモチベーションが上がり易い。

    ・目標勾配仮説。ゴールが近づくと人は頑張れる。ゴールが近づいていることをうまく伝える。

    ・同調行動。集団の判断に自分の判断が引っ張られる。

    ・認知的不協和の解消。不満な気持ちのバランスを取るために、負け惜しみを言う。

    ・損失回避の法則。目先の損の方が、心理的インパクトが大きい。

    ・錯誤相関。因果関係のないこと同士に、関係があると思いこむ。ジンクス。

    ・無料による選好の逆転。タダが判断を狂わせる。

    ・プラセボ効果。プラセプラスという偽薬が製品化されている。

  • 自分や周りの行動に理由がつけられたようで、スッキリ。知的好奇心が刺激される、面白い本でした。

  • これはベストセラーになるわけだ、と納得せざるを得ない面白さと読みやすさ。そもそも行動経済学というジャンルがめちゃくちゃ面白いところに加えて、文字で表記してしまうと何だかんだ難しい各種理論を生活の実例を交えたマンガで表現したことで、読み物としての魅力を激増させている。

    この本を一読しておくだけで、いかに世の中の商売や、人事給与制度が、人間の習性を利用して、ハメようとしてきているかが、良く分かる、、、。

    後ろの方の読み物の中で【ナッジ】という考え方が紹介されているが、正にこの本を読んでおくことで、これまで無意識に下していた非合理な判断に、【注意をひくために、人を肘でそっと小突いて知らせる】ためのものになるでしょう。

    教科書にするべき、なんて感想もチラホラ見かけたけれど、これを義務教育に取り入れたら、不都合に感じる人も多そう(笑) 最近またTRICKを見直してたりするんだけど、人間の性質を知ることは、自分の身を守ることにもつながるのかな、なんて。

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