行動経済学まんが ヘンテコノミクス

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レビュー : 101
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838729722

感想・レビュー・書評

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  • 行動経済学をわかりやすいマンガにして、それの解説が書いてあるという構成の本。1話完結のマンガが23話あり、一つのマンガを読むと一つの行動経済学の概念が分かる。
    読んでいると、確かに人間の行動は合理的では無い事が多いなぁ、というのを改めて感じるし、行動経済学という学問って非常に面白いなぁ、と思ったりもした。行動経済学の入り口としては、これ以上の本は無いんじゃ無いかな、と思うくらいの出来。自分自身が取る理不尽な行動についても良く理解できたので、うまく生活に生かしていきたいな、とそんなことを感じた。

  • 漫画で面白おかしく描かれています。わかりやすいので、すぐに読めます。

    アンダーマイニング効果
    感応度逓減性
    フレーミング効果
    罰金による罪の意識の軽減
    メンタル・アカウンティング
    アンカリング効果
    代表性ヒューリスティック
    おとり効果
    親近効果
    極端回避性
    保有効果
    プライミング効果
    ハロー効果
    上昇選好
    目的勾配仮説
    同調行動
    認知的不協和音の解消
    損失回避の法則
    参照点依存性
    錯誤相関
    無料による選好の逆転
    プラセボ効果
    双曲割引
    サンク・コスト効果
    デフォルト効果
    フォールス・コンセンサス効果
    ピーク・エンドの法則
    確実性効果
    確証バイアス
    決定回避の法則
    少数の法則
    プロスペクト理論
    利用可能性ヒューリスティック

  • 人間は知的で合理的、ムダなことが大嫌い。それなのに、ときどき不可解で非合理的な行動をとってしまう。それでこそ人間。と言ってしまうこともできるが、一方でその非合理な行動の理由を知りたくなるのも、人間。そして生まれたのが、行動経済学だ。

    死亡率20%の手術と成功率80%の手術、どちらを選ぶ?AランチとBランチを比べて、安いBランチを注文していたお客は特Aランチの登場後もやはりBランチを選ぶ?

    これら人間の不可解な行動にも実は理由がある。本書はその理由を味のあるヘタウマなマンガでわかりやすく説明する。そして、最後の締めは、

    「人間とは、かくもヘンテコな生きものなり」

  • 面白すぎ。読まない理由がみあたらない。経済学とかマーケットとか、座学だと死ぬほどつまんないけど、これは、体験できるいわゆる経済学。そりゃ、ノーベル賞もとるわな。

  • 漫画なので、すらすら読めます。
    そして分かりやすい!
    仕事で使えそうな話ばかりで、特に「モラルかお金か」は目から鱗でした。
    買って正解の一冊です。

  • あとがきの中にある「行動経済学をなんとか新しい表現方法に結びつける」からの「自分たちでサザエさんをやるんだ」という流れ、とっても素晴らしかった。

    自分の興味のあるテーマを、自分の好きな人が表現したもので触れられることに感謝。

  • サザエさん風の漫画で描く、サルでもわかる行動経済学。「なぜ人は合理的な行動を選ばないのか」という疑問のもと、すべてをマンガというフレームの中で理解してもらうために、身近な生活シーンを用いながら、ときに見たこともない描き方で行動経済学を読み解く。

    学術をマンガでわかりやすくという本は多いけれど、この一冊は群を抜いていると思う。さすが佐藤雅彦さん、、の一言に尽きる。精度が高すぎて、もはやこわい。

  • 「行動経済学」の理論を4Pほどの漫画(赤塚不二夫等のころの漫画のイメージ)で面白く、そして簡潔明解に説明してくれます。

    人は合理的に行動しているようで、意外と感情に流されていたり、非合理な行動をしている。

    マンガの構成がよく練れているので、なるほどーっと頭に入ってくる。

    記憶するためには何かと関連付けると記憶しやすいというので、この漫画のような具体的なエピソードとともに理論を覚えられると記憶が定着するので、良い効果があるのでは。

    この企画を思いついて実行したことが快挙。
    きちんとエンターテイメントにもなている、この前TVで終わってしまったオイコノミヤと少し近いかもしれません。

    「塀のらくがき」の巻―アンダーマイニング効果 報酬が動機を阻害する
    「安売り合戦」の巻―感応度逓減性 母数によって変わる価値
    「スーパーおしの」の巻―フレーミング効果 枠組みを変えると価値が変わる
    「保母さんの名案」の巻―社会を成立されているのは、モラルかお金か 罰金による罪の意識の軽減
    「心の会計」の巻―メンタル・アカウンティング 心の中で、お金の価値を計算する
    「はじめての背徳」の巻―アンカリング効果 基準が判断に影響を及ぼす
    「 」の巻―代表性ヒューリスティック 私たちはイメージに囚われる
    「欲しいけど買えない」の巻―おとり効果 選択肢を生み出すことで、市民権を得る
    「占い師のアドバイス」の巻―新近効果 終わり良ければすべて良し
    「れんが亭の新メニュー」の巻―極端回避性 ついつい真ん中を選んでしまう
    「野球部の夏合宿」の巻―保有効果 一度手に取ったものは、手放したくなくなる
    「思春期のデート」の巻-プライミング効果 事前の情報が解釈を左右する
    「槍中村の後悔」の巻-ハロー効果 顕著な特徴だけで、物事を見極める
    「週給どんぐり70個」の巻-上昇選好 だんだん良くなる方を好みます
    「鬼キャプテンの計略」の巻-目標勾配仮説 ゴールに近付くほど、人間は「やる気」を起こす
    「長さに関する感覚テスト」の巻-同調行動 集団の判断が、自分の判断を歪めてしまう
    「キツネと葡萄」の巻-認知的不協和の解消 不満な気持ちのバランスを取る
    「お年玉クライシス」の巻-損失回避の法則 目先の損失を嫌う心理
    「最高の日の丸弁当」の巻-参照点依存性 基準に引っ張られて、価値が変わる
    「漢字の抜き打ちテスト」の巻-錯誤相関 関係の無いこと同士に、関係があると思い込む
    「無料の誘惑作成」の巻-無料による選好の逆転 「タダ」が判断を狂わせる
    「秘伝のタレ入り特性ラーメン」の巻-プラセボ効果 信じ込むことで、感覚さえも変えてしまう。
    「脳裏に浮かぶ一本道」の巻-双曲割引 自分おtの距離が遠ければ、差を感じない


    「」の巻-

  • 行動経済学が大好きになるきっかけになった本。
    「経済学×心理学」この組み合わせはむちゃくちゃ面白い。

  • 読み終わりました。ここまで行動経済学を平易に解説した本って、他にないんじゃないだろうか。
    マンガの力を改めて実感した。そして、マンガもなかなか小ネタが効いていて面白い。
    こんな表紙とタイトルだが、かなりあなどれない。すごい。

プロフィール

1954年、静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。慶應義塾大学教授を経て、現在、東京藝術大学大学院映像研究科教授。主な著書に『経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵氏との共著・日本経済新聞社)、『新しい分かり方』(中央公論新社)、『考えの整頓』(暮しの手帖社)、『差分』(美術出版社)、『毎月新聞』(中公文庫)ほか多数。また、ゲームソフト『I.Q』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)や、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の時代から手がけている、NHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『‪0655/2355』『考えるカラス』など、分野を越えた独自の活動を続けている。2011年に芸術選奨受賞、2013年に紫綬褒章受章、2014年にカンヌ国際映画祭短編部門招待上映。‬‬‬

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