本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784838730322
作品紹介・あらすじ
おもしろい舞台を見つけるコツが、
必ずわかるガイドブックです。
話題の劇団の何がどうスゴイのか。
いま観るべき作家や演出家の魅力をたっぷり解説。
演劇ファンにはたまらないレアな舞台写真の数々。
このガイドブックがあれば、
チケット代のロスを確実に減らせますッ‼
☆現代アートのような演劇って?
☆いい舞台を約束してくれるプロデューサーとは?
☆社会派の重厚な戯曲ってどう観ればいいの?
☆客が観るだけではなく参加する演劇って?
☆シェイクスピアやチェーホフって何が面白いの?
☆芸術監督がいい仕事をする劇場とは?
☆期待を裏切らない演出家とは?
☆地方の公共劇場やフェスで青田買い
☆2.5次元ってやっぱりスゴイ
☆苦手な人のためのミュージカル講座
【目次】
6 NODA・MAP……野田秀樹
12 劇団☆新感線……いのうえひでのり
20 大人計画……松尾スズキ、宮藤官九郎
26 ナイロン100℃……ケラリーノ・サンドロヴィッチ
38 マームとジプシー……藤田貴大
42 木ノ下歌舞伎……木ノ下裕一
46 阿佐ヶ谷スパイダース……長塚圭史
50 庭劇団ペニノ……タニノクロウ
54 ままごと……柴幸 男
58 ラッパ屋……鈴木 聡
60 五反田団……前田司郎
62 ハイバイ……岩井秀人
64 城山羊の会……山内ケンジ
66 MONO……土田英生
68 イキウメ……前川知大
70 劇団チョコレートケーキ……古川健、日澤雄介
72 こまつ座……井上ひさし
74 月刊「根本宗子」……根本宗子
75 モダンスイマーズ……蓬莱竜太
76 東京デスロック……多田淳之介
77 ヨーロッパ企画……上田 誠
78 Iaku……横山拓也
79 サンプル……松井 周
80 ロロ……三浦直之
81 TRASHMASTERS……中津留章仁
82 てがみ座……長田育恵
83 KAKUTA……桑原裕子
84 範宙遊泳……山本卓卓
85 カンパニーデラシネラ……小野寺修二
86 FUKAIPRODUCE羽衣……糸井幸之助
87 二兎社……永井 愛
88 三谷幸喜
90 岩松 了
92 鄭 義信
94 赤堀雅秋
96 三浦大輔
98 倉持 裕
100 栗山民也
101 白井 晃
102 小川絵梨子
103 森 新太郎
104 藤田俊太郎
105 上村聡史
32いまの演劇界ってどうなってる?
・今ならではの戯曲と演出とは?
・演劇の新しい形について
・体験する演劇とは?
106いい舞台はこうやって見つけろッ‼
・演出家による違いこそ醍醐味
・企画力のあるプロデューサー
・芸術監督が劇場を変える
・いい匂いのする俳優たち
大衆演劇には人をダメにする熱狂が溢れている。
116 梅沢富美男
134 一見好太郎
154 大衆演劇のとんでもねぇ役者たち
劇団九州男……大川良太郎
章劇……澤村蓮
たつみ演劇BOX……小泉たつみ、小泉ダイヤ
橘菊太郎劇団……橘大五郎
劇団美鳳……紫鳳友也
劇団美松……松川小祐司、松川翔也
劇団美山……里美たかし
桐龍座恋川劇団……恋川純
感想・レビュー・書評
-
そろそろ舞台鑑賞熱が再燃してくる頃。
劇団☆新感線の記事が目当てだったけど、ついでに他の現代劇も知っておこうかなと本書を取り寄せた。舞台鑑賞といっても、普段はミュージカルがメイン、歌舞伎が時々…の割合で、観るジャンルがかなり偏っている。
もしかしたら、自分のアンテナに引っかかる劇団や演目があるやもしれぬと、今回恐る恐る足を踏み入れた。
計31の劇団と、計12人の脚本家(演出家)の紹介。間に雑誌などの演劇欄を担当されているコラムニスト同士の対談を挟み、後半は大衆演劇に関するコーナーが設けられている。
正直、劇団☆新感線の記事を読めただけで満足しちゃって、劇団や脚本家の項については全部目を通さなかった。全部読んでいくつか興味を持ったとしても、2019年刊だから解散や休止中の劇団があるかもしれないし…。それに規模が小さければ小さいほど、地方公演ってやってくれなさそうだし…。(ウジウジ)
新感線みたいな大型劇団は、「ここがすごい!」と注目ポイントがリストアップされていて、今すぐ映像をチェックしたい衝動に駆られたりもした。
古典歌舞伎を現代劇に落とし込んでいく劇団「木ノ下歌舞伎」。同じ作品でも文楽ver.と歌舞伎ver.を比較しながら、どのように現代っぽくアレンジしていくかを思案するという。その補綴(ほてつ)台本は、一読の価値ありだ。
市井に生きる小市民たちの生き様を題材にした劇団「ラッパ屋」のお話は、ただただ元気を貰えそう。洒脱じゃなくて良いんです。泥臭いのが良いんです。つまり人情ものが良いんです。チラシのデザインが、凝っていなくてちょっぴりレトロなのも、どストライクだった。
「劇場の灯が消える時は、『ココロ』の灯が消える時です」(野田」秀樹/劇作家)
現代演劇の本を読んでいてアレだが、「やっぱり時代物が、まだ自分の肌に合っているなー」と、痛感した笑 上記のように、時代物や伝わりやすいストーリーにばっか、惹かれていたもん笑
偏見込みで言うと、現代演劇って、美術館で観るような現代アートと同じ匂いがする。多くの材料(舞台装置や美術)を必要とせず、セリフもなし。身体の動きだけで表現する的な。ストーリーの展開や結末の内容も、観客の想像に委ねる。
実際本書にはそのような劇団が点在していて、どれもスタイル的には確かに「新しい」。
「何か良かったけど一度の鑑賞じゃ分からない。もう一度観に行きたい」と思えたらラッキーだが、「結局あの時間は何だったんだ…?」と呆然とする瞬間が、私は恐い。現代「すぎる」演劇ってそれだけのリスクを孕んでいると、個人的には思う。
コラムニスト同士の対談で、古典芸能派で現代演劇に慣れていない「ヤスさん」って方がいた。他の詳しいメンバーにちょこちょこ質問されていたけど、絶対彼女も古典芸能に帰りたがっていたと思う笑
現代演劇を舞台選びの選択肢に入れるには、気になった舞台に足を運んでいく等、場数を踏んでいくしかない。
「現代演劇沼」という次元の狭間が開く瞬間を、我々一見さんはひたすら待つしかないのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良さげな劇団見つかって満足
著者プロフィール
マガジンハウスの作品
本棚登録 :
感想 :
