村上T 僕の愛したTシャツたち (Popeye books)

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 307
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838731077

作品紹介・あらすじ

村上春樹の
つい集まってしまったTシャツが
本になりました!       

僕が人生においておこなったあらゆる投資の中で、それは間違いなく最良のものだったと言えるだろう。――「まえがき」より。

『ポパイ』連載のエッセイが一冊になりました! 
ロックT /レコード系/マラソン完走Tシャツ/企業もの/ビール関係/ノヴェルティ……。村上春樹の段ボール箱で積み上がった膨大なTシャツコレクションをもとに、Tシャツをめぐる18篇のエピソードと108枚のお気に入りTシャツを掲載。また村上春樹と野村訓市によるTシャツにまつわるスペシャルインタビューも収録。写真:戎康友

感想・レビュー・書評

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  • 楽しかった!
    まるでファッション雑誌を見ているような、カラフルな
    108枚のシャツの写真と村上春樹のエッセイ

    村上春樹の小説は、正直、訳がわからず苦手だが、エッセイは大好きだ
    今まで読んだエッセイで、外国のあちこちで居を構え暮らしておられたことと相まって、あの時のTシャツかと結びつくこともあり、楽しさが増す

    108枚のTシャツの分類の仕方も面白い
    サーフィン、ハンバーガー、トカゲ、熊、レコード、ビール、ウィスキー、大学、スーパーヒーロー等々
    こんな分類の仕方ができるほどのたくさんの蒐集なのだ

    こんな持っているTシャツだけで本ができるのは、世界の村上春樹だからだろう
    たかがTシャツ、されどTシャツか

    最後の対談の最後の一文には吹き出してしまった

    「Tシャツがこれだけあれば、夏が来ると、着るものには不自由しないよね。毎日替えたって、ひと夏中、重ならないで暮らせるんじゃないかな。作家ってラクでいいですよね」
    だって!
    楽な作家なんていないはずなのに、さらっと言ってしまえるのが、村上春樹なのだ


  • 寝る前に少しずつ読んでいたのだけど、これがもういい感じの寝入りエッセイ。すごく気持ちよくなれる。
    なんというか、アメリカのハンバーガーショップでクァーズを飲みながらムラカミさんと何気なくTシャツの話をしているような、ゆるく居心地の良い感じ。

    今までTシャツにはそれほど思い入れもなく、たいして選ばずに普段着ていたけど、これからもっと愛そう、Tシャツを。
    中にいくつか読者への宿題があるのでもし心当たりがあれば出版社さんに連絡するといいね。
    ポパイでの連載に加えてのインタビューにいくつかの驚きも。
    1ドル99セントのTシャツを、世界のムラカミが着ているなんて、思いますか!?いや、驚いた。そしてトニー滝谷の秘密!これもびっくり。いやぁ面白いなぁ。

  • Tシャツ集めるのって、たしかに楽しい。
    ダンスダンスダンスの販促Tシャツ、かっこいいな。
    でも欲しいのは"KEEP CALM AND READ MURAKAMI"Tシャツ、部屋着にしたい笑

  • いつの間に出てたのか。村上さんの本。
    見ちゃったから買っちゃった。

    プリンストン大学のと、REMのTシャツがいいな。
    熊関係もなかなか。
    でもやっぱり、プリンストン大学関係者ではないから、持っていても着づらいだろうなぁ。

    今月ナンバー1の「ゆるゆる読書」本。自分調べ。

  • サブタイトルにあるように、村上さんの家にいつの間にかたまってしまったTシャツたちから始まるエッセイ。ポパイに連載していたものに、インタビューとその他のTシャツを追加して。
    村上さんのエッセイと集まったTシャツとの感じが、とってもよい感じです。

  • 雑誌ポパイに連載されていたものをまとめられたものです。
    なるほど村上さんというとTシャツが思い浮かびます。
    Tシャツをこよなく愛されている様子が全体から伝わってきます。
    コレクション?の中から選りすぐりのそれらを眺めているだけでも楽しい。
    ビール、ウイスキーなどのお酒系、熊やトカゲなどの動物系、そして見つけたら買わずにいられないとおっしゃる、レコード音楽系、
    そして私が欲しい!と思ったのは、村上さんにまつわる物、主に外国で出版記念だったり、公演記念でいろんなノベルティが作られて、それらが送られてくるらしいのですが、勿論本人は恥ずかしくて着られないというので全部しまってあるのだそうです。
    そんなに熱烈なファンでもないけど、そんなTシャツ欲しいわ。
    かといってもTシャツって、若者の着るものというイメージで、私自身ある年齢からは着なくなりました。
    体形が変わって、特に首から肩に掛けての肉の付き具合が若いころと変わって、なんだかかっこよくないな、と思うからです。(私自身のことです)
    それに襟付きのシャツのほうが何かと無難ですし。
    でも村上さんは今でもTシャツを愛しておられるのです。
    あるエッセーで読みましたが、旅行に行くとき着ていったTシャツは捨ててくる、とおっしゃっていました。
    帰りの荷物が減るしとかなんとか。
    村上さんの事ですから、捨ててもいいようなよれよれのシャツではないでしょうに、潔いですね。

  • レコードを収集してるのは知っていたけど、Tシャツも1冊まるまる本になってしまうほど集めていたとは知らなかった。
    やっぱり春樹のこのビール片手にゴロゴロしながら読めるゆる〜いエッセイは本当に好きだなぁー。
    Tシャツの解説プラス本当にどうでもいい事が書いてあるんだけど、その本当にどうでもいい事が地味に面白い。
    本当にじみぃーに面白い。
    全部カラー写真ってのも良い。

  • ポパイってまだあったんだ…と思いながら読み始めた。今日みたいな暑ーい夏の休日に気楽に読むのがぴったりな、リラックスした文章が良い。東京FMの村上RADIO の口調そのままで、話しているのが聞こえてくるようだ。どうでも良いことがツラツラ書いてある感じがすごくイイ。

  • 村上春樹がポパイに連載していたコラムをまとめた本作は、まあポパイ毎月買えないよね、または買わないよね、という人には朗報。Tシャツはあくまでも主菜のようでいて副菜。音楽やマラソン、作品の話から海外生活の一端まで、村上春樹のエッセイを楽しめた。改めて、Tシャツの柄やキャラだけで、文章をつくり、研ぎ澄ませて且つ心地よいリズムを刻み続けるのはさすがという他ない。トニー滝谷さんのTシャツの由来は、前書きで引き込まれる。おもわず、どんな人だろうと想像して小説になったというエピソード、そして、それってなんだろうという疑問と答え。さすがのつくり。なんと、議員さん、そして選挙Tシャツかいと。

  • やっぱり春樹さんの描く本の世界が好き。

    Keep calm,and carry on

    安西水丸さんのナマケモノT
    水丸さんはよくこの手を使った。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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