- マガジンハウス (2022年7月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784838732135
作品紹介・あらすじ
多くの人が、無意識のうちに自分の行動に制限をかけ、窮屈に生きています。
本当はもっと自分の思いどおりに過ごしたいと願いながらも、どこかに不安を抱えながら生きています。
そんな毎日から抜け出して、あなたが本当に幸せな人生を送っていくために。
もっと自由に、そしてもっとあなたらしく生きていただくために。
この本は生まれました。
あなたがもっと楽に楽しく生きていく方法、
それは「必要以上に抱え込んでいる不安やモノを手放して、自分自身を軽くする」――
これだけです。(「はじめに」より抜粋)
「遠慮」や「ガマン」をやめ、「しがらみ」や「見栄」を手放す方法とは?
家庭や職場での人間関係の悩み、将来の不安が消える珠玉の一冊!
感想・レビュー・書評
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本作は人が生きていく上で本当に大切なことを教えてくれる本です。著者の結論は非常にシンプルで、気分が上がることを選択し続けることが大切だと言っています。このような主張はよく目にしますが、私が本書の中で共感したのは「人はいつかのために貯金をし続けて死んでしまう」というものです。少々物騒ですが、どういうことかというといい高校に入るために中学生は高校受験を頑張る。高校では大学に向けて、大学では就活、就職後はポスト争い、会社での立ち位置が決まったら老後の心配、そして死んだ後の心配、、、
こうして人は「今」よりもいつかの未来のために生き死んでいくという主張が、悲しいながらもその通りだと思いました。
そして本書は勤勉で真面目な日本人に向けてさまざまな許しをくれます。
お金は使っていい。背伸びして贅沢なものを買い、豪華なランチを食べることで人はそのレベルになろうとする。
自分は幸せになっていい。自分が幸せでいると自分の周りの大切な人も幸せになる。
うまいお金の使い方や、いい人間関係の築き方を紹介してる本は何度か読みましたが、許しをくれる本は初めてだったのでとても新鮮でした。
皆さんも筆者のシンプルな考え方をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
特定の誰かではなく皆さんに勧めたい非常に良い一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「人は話し方が9割」の著者の本です。自分を整えるための考え方や行動が多数紹介されています。サクッと読める本です。
前半は普遍的な内容ですが、後半の「自分を整えるためにお金を使う」ことに関する章は個人的にためになったなと思います。
「人があおる不安をつかまえにいかない」「不安がお金になる」これらは「脱スマホ脳かんたんマニュアル (新潮文庫 ハ 60-1)」にも詳しく載っているので、気になる方はそちらをあたるとよいかと思います。 -
職場での、仕事内容や働き方、人間関係に悩みやストレスが多く、私生活まで乱れてしまっていたときに手に取りました。
周りの目や評価などをついつい気にしすぎて、しんどくなってしまうので、自分を自分で整えるきっかけをもらえました。
何度か読んだことのあるような内容で、同じようなジャンルばかり読んでいることに気づき、笑えました。
もっと肩の力を抜いて気楽に生きていきたいと思います。
次は自分が好きなジャンルやくだらん楽しそうな本を読みたいなと思います! -
流行りのテーマにのった薄い内容の本。
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定期的に読みたくなる永松シリーズ。
珍しく草草してたから
スッキリした。
でも自分はやっぱりそんなに
すさんでないと思う。
また半年ぐらいしたら
再読したい
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整える
あまり整えてない暮らしを何十年
この本をみて丁寧に探し物に時間をかけない生活を
目指します -
色々と自分が散らかったまま雑念を抱えつつ多忙な日々を過ごし、どこかモヤモヤした気持ちをずっと抱えてしまっていたな、と考えさせられた。
他者からの目を気にしすぎず、しっかりと自分を持って日々を過ごしていきたい。 -
物は値段でなく価値で選ぶ、と言う考え方は大切だと思った。
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本音を言おう。遠慮を手放そう。
必要な意識がちょうどのっていてよかった -
心がずっと乱れていた時にふと目に入ったタイトル。
読んでいるだけで少し心が整う感じがして読む前よりスッキリしていました。
精神的コスパ、気分が上がること、下がること
言われてみれば当たり前なのにいつも気分が下がる方に選択していてきていたような気がします。
楽に生きるヒントをくれる本でした! -
【自分の幸せを人にゆだねない】
【あの人がもっとこうしてくれたら幸せになれる
夫が週末もっと家のことをやってくれたら
子どもがもっと勉強をしてくへたら
このように相手がどう動くかという「たられば」を求めることは、ある意味ギャンブルです。】
相手の行動次第で自分の気持ちが左右されていた自分に気づきました。
自分の幸せを相手に委ねていたことにハッとしました。
私は常にギャンブルをしていたのだと。
自分1人で幸せになれるものは何か、小さなことから見つける努力をしてみようと思いました。
この本に出会えたことが、小さな幸せの1つでした。
【あなたがご機嫌でいることで、家族は幸せに過ごすことができます。
あなたが笑顔でいることで、職場の人たちが安心します。
あなたが幸せでいることで、周りにいる人たちも幸せになれます。】
幸せでいることが「権利」ではなく「義務」であると。子供より自分をちょっと優先してみる、自分の幸せや満たしてあげることを先に考えてみる、これは義務だと思うと罪悪感も薄れていくと感じました。
心も体も疲弊していた自分にとって、心のおしぼりのような1冊でした。
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手放し精神的コスパ
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転勤で縁もゆかりも無い、知り合いもいない所に引越しをして、自分自身がだいぶ身軽になり仕事の成果はそこそこ上がっていた。しかし、半年が経ち、人付き合いが増えたり、環境に慣れた所で何となく仕事に対してのモチベーションにブレーキが掛かりつつあった時にこの本と出会った。
引越して来た当初は、色んなことが新鮮で興味を持ち、感謝の気持ちが続いていたが、いつしかそれが、当たり前の世界になっていたような気がした。現状を見直し、身軽になる為、不要な当たり前を1度手放して、整えていきたいと思った。 -
良かった!
私は嫌な飲み会とか嫌な人間関係を年取るごとに断ることができるようになってきたんやけど心のどこかで[自分は何か欠落しているのか?冷酷な人間なのてはないか?]と疑問にも思っていました!
がこの本がそんな自分で良かったんやと肯定してくれてめちゃくちゃスッキリしました!
これからも自分にとって必要なもの、人、時間しっかり取捨選択して無駄な時間を過ごさないようにしたいです\(^o^)/ -
自分自身を見直すために、いろいろ手放すということが必要かもしれないと感じた。物や他人に振り回されることなく、自分を見つめて、その価値観を磨くことを考えさせてくれる本。
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不安を先延ばしにしたら、不安が増すこと。
なるほどなあと思いました。
先延ばしにする癖を少しでもやめていきたい。 -
この本を読んだ後に買い物に行ったら、ビビビとくるモノに出会い、先延ばしにしてはダメだ!と思い買ってしまいました。
その分、家にある今の自分には必要のないモノはどんどん手放してバランスをとって生きていきたいと思います。
著者プロフィール
永松茂久の作品
