人生は苺ショート (美女入門)

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  • 本 ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838732753

作品紹介・あらすじ

酸いも甘いも噛み分けて
おしゃれは
あきらめない

いろいろなことがあってダイエットからは遠ざかり、顔がひとまわり大きくなったような。なんとか努力して、少しはマシになりたいものである。そのためにも女子力を上げなくてはならない。女子力がいちばん上がるのは、もちろん恋愛であるが、このトシでヒトヅマの私には到底無理な話。そうかといって、ことさら推したい芸能人もいない。そうなれば、やっぱりおしゃれ。洋服を買うことでしょう。

お行儀よく、ね/いとしのケリー/お尻が熱いの/衝撃ボディ!/お久しぶりの台湾/ただいま、トーキョーナイト!/たのしい、おいしい、バレエヨガ/マリコ補完計画/すごいぞ、マリさん/ヨリ、戻しちゃう? /プラダを着た理事長/スカーレットに憧れて/ウイスキーはいかが? /オーダーメイド! in 金沢/仲よくね♡/合コン作戦成功!?/続きを見せて/さらば?  いとしのケリー/シャツたちのお迎え/“ごきげんよう”なこの頃/夏の締めくくり/これも、大人買い/ビビッときたの/あら、不思議!/バッグに見る人間模様/カレシの失言/いまならわかる!/“をかし”な物語/マッチョ、ありかも/再びの金沢へ/ときめき求めて…/負けないんだからっ!/裂けるコート/お籠もりチャンスに/運を拓く、力もち/おしゃれのツケ/酸いも甘いもご馳走さま/マリコの“タケノコ生活”/シン・港区女子/盗まれたハート/仲よしの秘訣/まさかの試合終了!?/もういいや!/人間って不思議/カラダの硬さ、一位に!/ひらけ! クラシックの扉/まるでブラックホール!/おめでとうの季節/たまらない運命

感想・レビュー・書評

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  • 林真理子氏の忖度なしのエッセー集。
    ananの連載をまとめたものだから、ブランドやミーハーな話題になるのは、当然だが、、、。
    さくっと軽く読めるけど、これだけマシンガンのように、ハイソな人や綺麗な人の立ち位置の話が続くと、ちょっと消化不良気味になった。
    月に1話読むぐらいでちょうどいい。

  • 林真理子さんのエッセイ。
    いろんなお仕事して、いろんな人たちと会って、ご飯食べて、ほんとに忙しい生活してそう〜
    旅好きなところ、おいしいもの食べたいって思う気持ちは似てるなって思った✈︎
    全国各地のおいしいもの、素敵なお店、いろんなブランド品とか知ってて、ちゃんと欲しいものがあって、活き活きしてる姿かっこいい

  • 美女入門 22巻目。
    どんな事が起こっても エッセイを書き続けているのは 本当にプロだし すごいと思います。
    大学騒動もやっと落ち着いて来たんでしょうか?
    いつもの 真理子さんが戻って来ましたね。
    大学の話もチラホラ出て来てるし 幾つになっても美食やダイエットやお買い物への意欲があるのは素敵な事だと思います。

  • ちょうど一年前の今日、
    「美女入門21」のレビューを書いていました。

    日大問題真っ最中で、
    「真理子さん、エッセイ続けられるかな」
    心配していました。
    今回当時のことが書かれていて、絶妙でした。

    たとえば古市くんの誕生会で
    フジテレビ報道のエラい人に遭遇。
    「私……、私……このウーロン茶、ひっかけていいですか」

    そういったネタの書きかたが本当に巧いと思いました。
    心配していたけど、エッセイスト続けてくれそうです。

    そして前回「バレエヨガを始めた、月一回」とありましたが
    この本では週一回になっていました。
    またまた次回が楽しみです。

    ところで、この美女入門に最初から登場していた
    編集のテツオさんが、
    マガジンハウスの社長さんになったそうです。
    おめでとうございます。
    巻末の発行者にフルネームがありました。

    鉃尾さんなんです。
    すごい不自然に思い、調べました。

    〈やじり。 「鉄」の旁が「失」であることを嫌い、
    主に会社名等で「鉄」のかわりに用いる〉

    JRもそうなんですって!

    ananも美女入門もこんなに続いているのは
    鉃尾さんのおかげかもしれません。

    私事で恐縮ですが、
    名前に「止」が入っていますけど
    もう18年も使っている!
    いつまでやる気なんだ。

  • 古市さんって好きじゃない。フジテレビの事が載ってて面白い。

  • 『anan』連載「美女入門」のPart22。
    2023年5月31日号から2024年5月22号までが収録。

    読めば読むほど別世界の住人に思えて来る。

    著名な方々との華やかな交流、なかなか予約が取れない高級店でのお食事、海外旅行に、プラダ、エルメスと…自分とは無縁の世界が広がっていた。

    シミが出来れば有名な女医に施術して貰い、破けたコートの修理代は9万円。
    間違いなくセレブ。

    同じ24時間を送っているとは思えない充実ぶり。
    共通点は大の栗好きだった事くらい。

    今回はいつもより毒が控えめ。
    次回は歯に衣着せぬ発言を期待してます。

  • 今回の美女入門22のエッセイも楽しく読んだ。「人生は苺ショート」という本の題名が何を意味するのか興味津々で読み進めた。人生は苺のショートケーキのように甘くもおいしくもないという真面目な意味だった。日大の理事長をしながらも人生をエンジョイしている様子がよく伝わってきて、読んで元気になった。

  • オーディブルにて。全体通してよく食べよく買い物してますねー、さすが大物作家!そしてたまにでてくる日大のお仕事、実際には毎日行かれているようですが。あの事件のことだよね、と思いますが精神的ストレス凄いですよね。本の評価や批判は自分の責任だけどあれは自分が関わっていないところで起きたこと。でもそう反論することは許されないし。覚悟の上で引き受けたんでしょうが気の毒。

  • 安定の面白さ。
    お約束のようなダイエット逸話や華やかなお洋服の話、楽しく読み終えました。
    気になったのは、金沢のオーダーメイド店。
    これはすごく興味あるなあ。きっととても素敵な仕上がりなのだろうなぁ。
    まあ、自分には縁はないだろうけれど、オーダーメイドっていう言葉だけでワクワクしてしまいます。

  • 図書館の本71

    林真理子さんのエッセイ。
    自分と違う年代で、キラキラしている生活をしている方が書いたエッセイは、自分が過ごしている世界とは違った視点からそれを体験できて楽しい。

    ディオールなどのハイブランドの名前がたくさん出てきて、ブランド物にそこまで興味はないけれど、華やかな様子やそれにワクワクしている様子を感じて楽しく読めました。

    お菓子を食べたり、好きなことをしながらできるバレエヨガ教室が気になる、、

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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