無意識はいつも君に語りかける (マガジンハウス文庫 す 3-1)
- マガジンハウス (2010年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838770472
作品紹介・あらすじ
須藤元気が様々な機会に使ってきた七十のキーワードについて語った箴言集。隠されたテーマはひとつ。世界はあなたの投影物であり、幸福になるのも不幸になるのもあなた次第であること。だから、あなたが直面している問題を心に浮かべて、ランダムに本書を開いて欲しい。きっと、あなたに届く答えが見つかるはずだ。
感想・レビュー・書評
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須藤元気の他のエッセイと比べると
毛色が同じようで違う
(スピリチュアルなところは同じかな)
ジョージア・サバスの魔法の杖
に似た感じですかね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
What people ultimately need is determination, not wisdom.
In the end, nothing will progress unless you take courage and take action. -
<本から>
鏡に向かって微笑みかければ、鏡のなかのあなたも微笑み返してくれることを思い出そう。
この宇宙を巨大なコンピュータとして考える説もあるが、僕はこの世界を巨大な愛の貯金箱として考えるのが好きだ。
あなたが賢明な人生を過ごしたいと望むなら、執着すべきは物質ではなく、幸福の体験であることに気づくべきではないだろうか。幸せな時間は、どんなに高価なダイヤモンドよりも輝いている。
地平線に沈む太陽。風に舞う枯葉。静かに降り積もる雪。この地上のすべてに美は宿っている。もちろん人間も。
人生を軽やかに渡るには、意識を高く保てば良い。僕は日常生活のなかで人間の意識ががもっとも高く到達する時間は、利他意識なのではないかと思っている。
どのようなジャンルであっても、その世界で一流といわれる人はみな例外なく自分の思考の外側からやってくる囁きに耳を澄ますという習慣を持っている。
考えるに、人間の意識のなかで波動が高い状態は、愛と感謝の気持ちなのだ。(略)自分に関わる全てに、ありがとう。
人間の決定的な過ちとは、お互いをまったく意識せずにそれぞれの人生を生きていると思いこんでいることだろう。
人間を含むこの地上世界に存在するすべての生命は、共通のDNA基盤を共有している。バクテリアから植物、動物すべてだ。生物学者ジェレミー・ナービーはDNAによって記憶が伝搬するという仮説を提唱している。それによれば人間を含むこの地上のすべての生命は原初の記憶を共有しているファミリーということになる。量子力学の非局在性の話と重ね合わせると、分子レベルから量子レベルまで、すべての生命、すべての人間は、人生のすべての局面で互いに密接に関わり合っていると考えても差し支えないだろう。
瞑想は抽象的な精神論ではなく、スポーツと同じ習熟する技術なのだ。
大事なことほど自分が楽しむことを意識すればうまくいく。
この物理現実はじつに不思議な世界だ。三次元の時間枠の外から見ると僕らは多くの人生を同時に生きているということらしい。
幸福な人とは、つねに愛と感謝の気持ちを他人に向けている人なのだ。
地球や宇宙のリズムに意識を向けて秩序を取り戻す生活をすると、すべてと調和してシンクロが起こりやすくなる。
(略)
ただ、心を静かに星を眺めるだけでいいのだ。
どんなに希望がない状況でもそれを笑いに変えてしまうチカラが人間にはある。(略)
声を出して笑ってみるといい。(略)
すべてはあなたの思念の在りかた次第で変化する。
肉体はいわば三次元宇宙服といったところだろうか。そう、われわれ人間の本質は、多次元にわたって活動する”意識”というエネルギー体であるといってもいいかもしれない。
肯定か否定か、選択肢が二つしかない語りかけには嘘が含まれている。(略)
この世界にはつねに無限の選択肢と可能性があり、選択肢を二つに絞るためには沢山の選択の可能性を切り捨てているか、隠しているかのどちらかだろうと思う。
誰かの人生を真似ようとするよい、自分の人生のゲームの完璧なプレイヤーになる。 -
私の好きなくだらない要素がないまじめな本だったけど、訴えられてる言葉ひとつひとつが心にしみる。
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愛は愛を呼ぶ。楽しむこと。仕事でも恋愛でも。思い立ったときに行動すること。
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2013*05*09
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見開き2ページに一つのメッセージがコンパクトに書かれており、読みやすく心に届きやすい。読んだ後に心が澄み渡っていくような気がする一冊。
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スピ系
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スピリチュアル系か?
一つのテーマについて見開きで完結していて読みやすい。
たまに読み返してみるといいかもしれない。