Casa BRUTUS特別編集 イサム・ノグチ伝説 (マガジンハウスムック CASA BRUTUS)
- マガジンハウス (2005年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (139ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838784738
感想・レビュー・書評
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岡本太郎と通じるものを感じた!
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ノグチ彫刻はすばらしい。
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雑誌ではあるけれど保存版の1冊☆
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好きなアーティストは?と聞かれて、僕がいま即答するのはイサム・ノグチ。日本人以上に日本人らしい「間」を携えた彫刻作品は、国境を越えて世界の至るところで静謐な空間をかたち造っている。
イサム・ノグチに関する本って、意外に少ない。その中でもマガジンハウスらしい読み易さで気軽にノグチの雰囲気を味わえる本書はおすすめ。数年前に購入し、未だにちょくちょく覗いてしまう(もともと僕はひとつの雑誌を何ヶ月もかけて眺めるのが好きなのだが)お気に入りの雑誌。「大地を彫刻する」という言葉に集約されるノグチの超俯瞰的視点を垣間見る事が出来ると思う。 -
大地の彫刻家の全貌を知る上で
このうえないテキスト。 -
イサム・ノグチ。
素敵な芸術家です。 -
7月から札幌と東京で展覧会が行われる彼のムックだ。
写真が豊富で嬉しい。
世界中の作品の写真ばかりではなく、彼がインスパイアされた作品、遺跡、庭などの写真もある。インド・ジャイプールの天文観測所「マントラ」も掲載されている。
『ははあ、これか』
階段の部分や曲面にノグチの作品(スライド・マントラ)につながっている感じがする。でも、なんで滑り台に変わるかと言うと……?
「遊び」を大切にした人なのである。
バイオグラフィが分かりやすくコンパクトにまとめられているので読みやすい。ようやく彼の業績がすっきり頭に入った感じだ。
景色と作品の調和を大切にした人である。京都の庭でそれを学んだようだが、確かに、札幌でブラック・スライド・マントラを見た時に強くそれを感じた。でも、本当の所は雪景色で見ないと分からないのかも知れないが。
来年は冬に行く、つもりだ。
札幌のモエレ沼もグランドオープンした。
もっともっと彼は評価されて欲しい。