ヒプノタイジング・マリア

  • めるくまーる
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839701550

作品紹介・あらすじ

フロリダの自宅へ愛機を飛ばしていたフォーブスは、悲鳴とともに1本の無線を受け取った。それは、操縦中に意識を失ったパイロットのそばで動転する老婦人マリアからのSOSだった。フォーブスは、操縦経験のない彼女を無線で誘導し、着陸に成功させる。翌日、新聞でマリアの記事を目にしたフォーブスは、「空の上でその人が私に催眠術を掛けたんだと思います」という彼女の言葉をきっかけに、30年前に経験した不思議な出来事を思い出す。そして、催眠術師を名のる謎めいた女性との出会いから新たな体験に導かれていった―。

感想・レビュー・書評

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  • 飛行士である著者の作品なので、
    鳥のように大空を舞う
    夢と冒険の物語かと思いきや、
    期待したものとは違いました。
    なんだかニューエイジっぽい内容で、
    著者の生きた時代を彷彿させるものでした。
    JFKが暗殺されて、
    ベトナム戦争があって、
    ヒッピーたちが
    平和と自由を求めたLove&peaceの時代。
    70年代のアメリカの残影が
    描かれているようにも思えました。



    べそかきアルルカンの詩的日常
    http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
    べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
    http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a
    べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
    http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

  • 考え方ひとつで世の中は変わる。あり得ないことがあり得ないことだって誰が決めた?世の中の捉え方、自分の心を変化させるヒントになりそうな本。とはいえ、ちょっと後半は雑に読み進めてしまった…。

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著者プロフィール

1936年、アメリカのイリノイ州に生まれる。空軍パイロット、郵便飛行士、エアショーや遊覧飛行をしながらの地方巡業を経て作家になる。代表作として、ヒッピーのバイブル的小説となった『かもめのジョナサン』の他、『イリュージョン』、『ОNE』などがある。2012年、自家用飛行機を操縦中に墜落して瀕死の重傷を負ったが、一命を取りとめ、現在はリハビリに励んでいる。

「2013年 『ヒプノタイジング・マリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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