リアルであること (1時間文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839830021

感想・レビュー・書評

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  • 1994年に出たときに評判になったので買ってあったのですが、やっと読むことができました。
    さすがに20年近く前の作品となると、ちょっと古臭さが否めないですね。リーマンショックも9.11も、地下鉄サリン事件もなかった時代の、今思えば牧歌的ともいえるポストバブル時代の空気感があるような気がしました。

  • 9月3日読了。1994年、サリン事件の余波覚めやらぬ中著者が新聞などの媒体に寄稿した「リアル」を巡る文章と、それ以外の文章集。簡単に書かれており読みやすい、が、特に心に響くものはないか・・・。いかに魅力的な宗教・パラダイムであっても、結局「今見ている夢と違った視点で現実を見せてくれる夢」に過ぎず、現実を消し去ってくれるような圧倒的な真実はそもそもないんだよ・「どこかに絶対的なユートピアがある、なんてことはない」という点を認識していなければならん、のだけど、人間は弱いものでついつい甘いユートピア思想に誘われてしまう、ということだろうか・・・。安易に生きようとすると痛い目を見るもんだね。

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著者プロフィール

中沢新一(なかざわ・しんいち)
1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、明治大学野生の科学研究所所長。思想家。
著書に『アースダイバー』(桑原武夫学芸賞)、『大阪アースダイバー』、『カイエ・ソバージュ』(小林秀雄賞)、『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)など多数ある。

「2018年 『精霊の王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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