三村流 厚みの法則 全局を支配する戦い方 (MYCOM囲碁ブックス)

  • 毎日コミュニケーションズ (2004年8月1日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784839915612

感想・レビュー・書評

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  • ブログのトラックバック交換から、親しみを持っている三村さんの本は、院生師範だったことが幸いして、独りよがりにならない、伝わりやすい内容だと思います。

    布石から中盤の戦端が開かれるまでは、一局の戦略が問われる部分。
    ひとまず戦いが始まってしまうと、あとは、部分戦闘力にたけた方、あるいは運のいい方が勝つ、というのがアマの碁ですが、一局の戦略の立て方については、多様な考え方が説明されています。

    その考え方を、ある程度理解して、その棋士の棋譜をみたりNHK杯の録画をみると、盤面の見え方が変わってきます。

    棋士が戦略について語る本は、囲碁ファンならぜひ、読めるだけ読みたいものです。

    また、棋士も、アマ初段以上あれば理解できる位には、自分の囲碁戦略論をかみ砕いて上梓してもらいたいと思います。

    この本は、わかりやすく三村流の碁盤の見方が書かれています。

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著者プロフィール

昭和44年7月4日生。福岡県北九州市出身。故藤沢秀行名誉棋聖門下。昭和61年入段、平成12年九段。
平成6、7年第19期と第20期新人王戦連覇、15年第50回NHK杯優勝、第15回テレビアジア杯準優勝。28年通算800勝達成。

「2019年 『囲碁・トップ棋士4人による打碁詳解』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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