変わりゆく現代将棋 下

著者 :
  • 毎日コミュニケーションズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839934415

作品紹介・あらすじ

「変わりゆく現代将棋」は2000年冬、3年半にわたる連載を終了した。果たして羽生の出した結論は何だったのか。本書は書き下ろしエッセイ「矢倉、その進化の歴史」棋譜FILE「矢倉史を彩るこの一局」梅田望夫氏との対談「現代将棋と歩んだ10年」を収録したボリューム満点、ファン待望の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 相矢倉で後手が24手組を拒否する可能性を(徹底的に)追及する本。


    【下巻目次】
    <テーマ2> ▲7六歩△8四歩▲6八銀△3四歩▲6六歩の考察

    第1章 急戦棒銀 008
     先手、金2枚で対抗 010
     先手、角・金で対抗 018
     玉を囲い合う変化 027

    第2章 右四間飛車 030
     後手、攻撃型右四間(1)  034
     後手、攻撃型右四間(2)  037
     後手、守備型右四間(1)  052
     後手、守備型右四間(2)  057

    第3章 陽動振り飛車 062
     後手、陽動向かい飛車(1)  064
     後手、陽動向かい飛車(2)  074
     後手、陽動三間飛車(1)  084
     後手、陽動三間飛車(2)  094
     後手、陽動四間飛車(1)  098
     後手、陽動四間飛車(2)  105

    第4章 5筋交換型 110
     5筋交換に▲2五歩(1)  114
     5筋交換に▲2五歩(2)  118
     5筋交換に▲7九角 134


    <テーマ3> ▲7六歩△8四歩▲7八金の考察
     後手、角道を止める変化(1)  141
     後手、角道を止める変化(2)  147
     後手の積極策・棒銀(1) 151
     後手の積極策・棒銀(2) 156
     角換わりに推移 159

    ◆エッセイ◆ 「矢倉、その進化の歴史」  161
    ◆棋譜FILE◆ 「矢倉史を彩るこの一局」(20局)  156
    ◆対談◆ 羽生善治×梅田望夫 「現代将棋と歩んだ10年」 231

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著者プロフィール

1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の七大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。2017年に、八大タイトル戦のうち永世称号の制度を設けている7タイトル戦すべてで資格を得る、史上初の「永世七冠」を達成した。タイトル獲得は通算99期、棋戦優勝45 回(ともに2022 年6月時点)。主な表彰として、2007 年特別将棋栄誉賞(通算1000 勝達成)、2018 年国民栄誉賞、同年紫綬褒章。さらに2022年、史上初の通算1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞。将棋大賞は最優秀棋士賞など多数受賞。

「2022年 『改訂版 羽生善治のこども将棋入門 中盤の戦い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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