知的生産の技術とセンス ~知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術~ (マイナビ新書)

制作 : 小長谷 有紀 
  • マイナビ
3.19
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本棚登録 : 204
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839947033

作品紹介・あらすじ

本書では、元祖ライフハックと言っていい、知の巨人・梅棹忠夫先生が提唱された「知的生産の技術」を、私たちができる限り活かせるように再解釈し、周囲にある道具や環境に適用できるよう、アップデートを試みました。さあ、「知的生産」という人生の武器を手に入れましょう!

感想・レビュー・書評

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  • 梅棹忠夫先生の「知的生産の技術」をインターネット時代でどう活用するかを紹介した一冊。
    「知的生産」とは梅棹先生が生み出した言葉で、「誰もが新しい情報を生み出し、体系化し、新しい価値を生み出すこと」と定義されている。
    現代では、インターネットを使って情報を誰でも発信できるようになっているが、「知的生産」のためには、どんな情報をどのように探し、選び、自分の琴線に触れたものをどう表現していくのか?が重要。
    それを本書では“センス”と表現しているが、
    「一人称」の情報を繰り返し自分自身にフィードバックさせてゆくうちに、情報に対する感度は研ぎ澄まされていきます。(P179)
    日々繰り返し意識して実行する必要がある。最初からうまくいくわけないんだから、まずはインプットのセンスを磨かないと。

  • "梅棹忠夫さんの名著「知的生産の技術」を現代のツールを使って見直してみたのが本書。
    改めて、原書を読みなおしてみたくなった。
    そのうえ改めて、この本を読むといろんな気づきがあるかもしれない。"

  • 読み終わりました。

  • -

  • では梅棹忠夫はなぜ、どのようにウメサオ先生になったのか、
    ということを踏み込んで知りたくはなった。
    また、「知的生産の技術」をアップロードする、
    とはどういう知的生産のことをいうのか、考えてみる必要がありそうだ。

    [more]
    【目次】
    1.そもそも「知的生産の技術」とは?
    2.「知的生産の技術」を支えたツール
    3.今は知的生産のための?センス”を磨く時代
    4.「情報」をインプットする場所はどこなのか?
    5.何をインプットしていくか?
    6.情報をどうアウトプットしていくか?
    7.世界に+(プラス)の影響を与えるために

  • 名著「知的生産の技術」を現在版に置き換えようというチャンレンジングな試み。
    久々にこういう技術系の本を読んだ。

    序盤はネタ本と梅棹先生の紹介、後半はEVERNOTEの紹介?
    読む前の期待が大きかっただけに、少々期待ハズレな面も。
    ツールをアップデートした(情報カード→EVERNOTE)した感じ。

    [more]
    (目次)
    第1章 そもそも「知的生産の技術」とは?

     梅棹忠夫とはどんな人物だったのか?
     40年以上読み継がれる『知的生産の技術』とは
     「知的生産」という言葉は梅棹先生が生み出した
     誰もが新しい情報を生み出すために
     現代に求められる「考えて書く」技術
     「知的生産の技術」は今も活かせる

    第2章 「知的生産の技術」を支えたツール

     すべてを同じフォーマットで記録「京大型カード」
     「京大型カード」とはどんなカードなのか
     京大型カードに何をどのように書く?
     思考を筋道立てる「こざね」
     日本語をタイプするのも一苦労だった時代に
     『知的生産の技術』に書かれていないこと
     先の見えない時代にこそ求められる「知的生産」

    第3章 今は知的生産のための“センス"を磨く時代

     デジタルの限界をどう克服するか?
     道具は変わっても本質は変わらない
     すべての基本はフィールドワーク
     巨人の肩に乗る
     3極モデルでセンスを磨く
     個人のセンスってなんだ?
     センスこそがフィルター
     キュレーションには弱点がある
     「売り場を見る」ではもう不十分
     インプットからアウトプットへ

    第4章 「情報」をインプットする場所はどこなのか?

     好奇心が磨くインプットのセンス
     梅棹先生の「発見の手帳」
     自分を情報のフィルターとする
     クラウド時代の情報カード「Evernote」
     Evernoteで作る「発見の手帳」
     情報は整理せずに分流する

    第5章 何をインプットしていくか?

     ウェブとのつきあい方とキュレーション
     フィルターバブル問題
     書籍によるインプットと、電子化による新しい読みの可能性
     電子書籍時代の読む技術
     知的生産の現場としての書斎
     情報インプットの流れ
     名詞的なニッチと、形容詞的なニッチ
     変わる紙のノート、情報カードの役割
     あなた自身がフィルターになる日

    第6章 情報をどうアウトプットしていくか?

     誰もがアウトプットしなければいけない時代
     アウトプットへのハードルが下がった
     これだけある知的アウトプットのプラットフォーム
     「声」を持った発信と、リミックス
     リミックスを加速する発想法
     コラボレーションを可能にするサービスたち
     ログの生み出す力を享受しよう
     こつこつとコンテンツを提供できるサービス「note」
     知的アウトプットの輪を広げる
     わけの分からないことに身を投ずる

    第7章 世界に+(プラス)の影響を与えるために

     世界に+(プラス)の影響を与えるための素養
     登山で磨かれた知的生産のためのセンス
     専門に縛られない
     たった一人で世界を変える
     一人の熱意が伝染する、活動の拠点を持つこと
     かけがえのない人材になろう
     逆境を手なずける
     梅棹先生が私たち=未来に託したテーマ

  • 献本にて頂く。

  • 梅棹忠夫「知的生産の技術」を読んだのは既に数十年前。知的生産とは新しい情報を生み出し、体系化し、新しい価値を生み出すこと。その第一歩は、考えて文章を書くこと。新しい情報を単に生み出すのではなく、先人の情報に新しい自分の価値を付け足していくプロセス。そのためには個人のセンスを磨く必要がある。情報を取捨選択するフィルター。これが知的生産の本質。いつも好奇心を胸に発見の手帳を持ち歩きインプット。ブログなどでアウトプットする。このインプットとアウトプットの循環を続ける。惜しみのない知的アウトプットをする。

  • 梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」を現代のツールやったらこうできまっせ、みたいなことが書かれてます。原典ありきの本。

  • 読みやすさ  :★★★★☆(読みやすい)
    分かりやすさ :★★★★☆(分かりやすい)
    内容の充実度 :★★★☆☆(普通)
    全体のまとまり:★★★★☆(まとまっている)
    費用対効果  :★★★☆☆(トントン)
    読後感    :★★★☆☆(普通)

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著者プロフィール

研究者・ブロガー。北極における気候変動を研究するかたわら、ライフハック、IT、文具などをテーマとしたブログ「Lifehacking.jp」を運営。知的生産、仕事術、ソーシャルメディアなどについて著書多数。理学博士。

「2017年 『ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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