官僚に学ぶ読書術 (マイナビ新書)

著者 :
  • マイナビ
3.30
  • (3)
  • (10)
  • (16)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 169
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839950255

作品紹介・あらすじ

元内閣府参事官補佐の著者が、多忙な業務の中で身につけてきた読書術を解説。キャリア官僚として恥ずかしくない教養を磨くための読書のコツや、ひとつの法案を作るのに一〇〇冊以上の関連書籍を読まなければならない中で習得した速読術など、キャリア官僚の著者ならではの読書術が目白押し。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 身銭を切って本を買う。
    本の置き場を確保する。
    静かなる持続を行う。コツコツと1日に何時間かの作業を年中やることに尽きる。朝でも夜でも

  • いわゆる、官僚の方々はどんな本を読むのだろう、と知るきっかけになる本だった。本の読み方や、それぞれの興味関心の分野をどのように捉えているのか、官僚から見た本の内容の一端を知れて、面白い。

    意外とスピリチュアルも馬鹿にできないと著者が語っているのは驚きで、証拠などを持って否定できない領域も引き受けるというのが、面白いと思った。

    官僚の間での推薦図書で、歴史や衰亡を取り扱った本、小説がよく取り上げられるのは、やはり国家・行政運営に携わる人達の間での実践的な知識なのだろうか。

    ブックガイドとしても使えるかもしれない。
    少なくとも、今まであまり触れてこなかった歴史系の本を触れてみようという気持にはなったので、良かったと思う。

  • 02.03.18

  • 普段読むのと違うジャンルが多かったので
    興味を持ち購入しました。
    関心のある分野が近いので、参考になります。

    読書というと安易な趣味ですが、多岐に渡り
    漫画やベストセラーなどでなく専門書を読む
    変人には、一般紙の書評では余り参考になら
    ないから情報としては、良好です。

    関心のある書籍をブックオフで探すと、かなり
    お安くなってます。

    大学時代と違って、周囲に本を読む人がいない
    ので、広がりが無くなっている方にオススメ。

  • フォトリーディングという言葉を初めて知った。
    今まで極力全部読もうとしていたが、部分的に読むことも実践していきたい。

  • 読みやすさ  :★★★☆☆(普通)
    分かりやすさ :★★★☆☆(普通)
    内容の充実度 :★★☆☆☆(普通)
    全体のまとまり:★★☆☆☆(イマイチ)
    費用対効果  :★☆☆☆☆(残念)
    読後感    :★☆☆☆☆(残念)

  • 「官僚に学ぶ」シリーズを量産している内閣府若手官僚(現在は陸前高田市副市長)による読書術の本。「官僚に学ぶ」とあるが、実態としては「官僚である著者の読書歴に学ぶ」といったところか。
    様々な本が紹介されてるが、正直、あまり自分の関心に引っかかるものは少なかった。ちょっと怪しげとも思える自己啓発系の本やスピリチュアル系の本を著者が結構読んでることは少し意外だった。著者一押しの経営コンサルタント、神田昌典氏のことは恥ずかしながら知らなかったので、ちょっと著書を読んでみようかなという気にはなった。
    『啓け!――被災地へ命の道をつなげ』というマンガの紹介で触れられていた、徳山日出男東北地方整備局長(当時)のエピソードは興味深かった。また、『誰でもデキる人に見える 図解de仕事術』の紹介で触れられていた「○△+⇒という4つの図」の概要もすぐに役に立ちそうな内容で参考になった。
    読書術自体としては、著者が実践しているというフォトリーディングという速読術は一回勉強してみようかなと思った。アウトプットを意識した読書術という著者の考え方にも共感した。

  • 著者より頂戴した。官僚が読む本と、ビジネスマンが読む本が、随分と異なっていることに驚いた。改めて読書の重要性を認識した。お薦めしている本が満載。とても参考になる。

  • 非常に読みやすい本。ビジネス書から歴史物、漫画まで解説も丁寧。歴史を学ぶという意味で、官僚の方々も歴史書をよく読んでいる事が分かった。個人的にはエリートは歴史書を多読する印象がある。
    今後本を選ぶ際にこの本の内容を参考に選びたいと思う。

  • 【読書その174】内閣府の官僚で、岩手県陸前高田市の副市長である久保田崇氏の著書。「官僚に学ぶ」シリーズの第三弾。毎回発売されるたびに読んでいるが、久保田さんは自分と4つくらいしか変わらないのにその活躍ぶりには本当に尊敬の念を感じる。読書のスピードや量は変わらないかもしれないが、この本に書かれているように、アウトプットを出しているのはすごいと思う。自分ももっとアウトプットを意識して読書をしたいと思う。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

(くぼた たかし)静岡県掛川市市長。


「2019年 『SDGsとまちづくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

久保田崇の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×