黒手毬珈琲館に灯はともる ~優しい雨と、オレンジ・カプチーノ~ (マイナビ出版ファン文庫)

制作 : 六七質(イラスト) 
  • マイナビ出版
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本棚登録 : 88
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839958213

作品紹介・あらすじ

『第1回マイナビeBooks大賞』大賞&『お仕事小説コン』特別賞W受賞!

文具メーカーで事務をしている朝希は真面目に日々働いていたが、新しい課長に目の敵にされてしまう。見兼ねた先輩社員に助けられるも退職を余儀なくされた。
以来、半ば引きこもりのような生活を送るが、これではマズイと兄の営む家具屋で店番を始める。接客は辛いが兄の想いの詰まった家具に囲まれる穏やかな日々が過ぎていく。
ある仕事帰りの夕方、裏路地の『黒手毬珈琲館』を通りかかったとき、中に家具屋のスツールがあるのを見つける。と、ドアが開き、全身黒ずくめの店員が出てくるが、それは昼間来た客で……。

多彩なアレンジ珈琲の裏には誰かの温かな想いがある――。
心が疲れたときに効く、優しい一杯をあなたへ。

感想・レビュー・書評

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  • そこで終わっちゃうんですかっ?!
    読んでいると、紙フィルターで淹れたコーヒーが飲みたくなる一冊でした。
    あんなお店が近くにあれば良いのに。

  • 素敵なお話だった。先生も、黒塚さんも、いいおとこ!
    前半朝希のしんどさがリアルにしんどくて、読むのに息切れしそうだった。

  • 良かった。じっくりと良き読書でした。

  • 朝希と自分に共通点がいくつもあって読んでいて胸にグサグサきました。もうほんと、刺さる....。しがみついたって、甘ったれで生きていたっていいじゃない...。朝希の先生への甘くて切ない思いも黒塚さんの思いも甘くて身悶えしてしまった。2人の関係が進展する日はくるのでしょうか。

  • 文具メーカーで事務をしている朝希は、上司のパワハラが原因で仕事を辞め、兄のオリジナル家具店で働き始めます。
    たまたま入った珈琲館のバリスタや高校生時代の恩師と関わっていくことで成長していく・・・というありがちな話なのですが、とにかく主人公の性格が暗すぎる。

    高校時代の友達との問題で自分に自信が持てないのはわかるけど、ここまでネガティブ過ぎるとイライラしてくる。
    ちょっとしたことで男性に好意を持つ、恋愛脳のよくわからない性格なので、女性受けが悪いだろうなぁ。
    年下のバリスタに「自分より大人でしっかりしている」って言っているけど、ただ単に主人公が幼いだけ。
    珈琲館と書いてありますが、別に珈琲館を絡める必要ないけど、流行に乗ったのかなぁ。

    ブックオフで100円だったからまだいいけど、これを定価で買った人、可哀想。

  • 主人公が自分の事しか見て無くて、周りに全く目が行ってないのに、男の人の事になると途端に変に甘えて行くのが苦手で評価は低め。
    キャラがあまり好きになれませんでした。

  • 高校時代、ある事情によって縮こまってしまった主人公。
    そのまま就職できたものの、そこでパワハラを受け
    無職になって、兄の店を手伝う事に。

    そのうち高校で何が起こったのか、が出てきますが
    確かに主人公は悪くない。
    しかし相手にとっては、複雑すぎてたまらない。
    言葉は選ばなければ、硬いものにも柔らかいものにも
    変化していくもの。
    それが分かっていたのに、何故上司に対して
    言葉を選ばなかったのか。

    とはいえ、全てがここに至るまでのもの、と思えば
    辛かったけれど、と思えるかも知れません。
    それでも主人公はどうにかしたい、と行動できる人。
    それはそれで、素晴らしい事だと思います。
    が、作中でも言われていますが
    自分の安全は確かめましょう。

  • Twitterフォロワーさんのデビュー作品。
    珈琲の優しい香りに包まれる素敵な内容です。

    読み始めは主人公のあまりの自信の無さにちょっとイラッとするかもしれません。
    でも読み進めていくうちに、自分自身の身に置き換えて「ああ、そういう事ってあるよね」と納得してしまいます。
    「仕事」というものに対して真摯に取り組む姿は、言葉を尽くさずとも伝わるもの。
    「プロ」という言葉の意味を考えさせられます。

    お気に入りの喫茶店で読むもよし、のんびり日向ぼっこをしながら読むもよし。
    是非、本作品のお供には香り高い1杯の珈琲をどうぞ。

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