江戸・東京の事件現場を歩く ~世界最大都市、350年間の重大な「出来事」と「歴史散歩」案内~

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  • マイナビ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839961176

作品紹介・あらすじ

徳川家康が江戸入府して以降、江戸・東京ではさまざまな事件・出来事が起きました。本書は、江戸入府<天正18年(1590)>から終戦<昭和20年(1945)年>に江戸・東京で起こった事件の現場を紹介し、
また、さまざまな事件現場を巡るコースを提案します。

●扱っている事件は以下のとおり。

徳川家康、江戸城に入城
キリシタン50人を札の辻で火刑に処す
由井正雪が自害
玉川上水開通 江戸の水不足を解消
幡随院長兵衛、旗本奴に殺される
伊達騒動 原田甲斐が伊達宗重を斬殺
生類憐れみ始まる
赤穂事件1
江島生島事件
天一坊獄門に
め組の鳶と力士が大乱闘
永代橋崩落
鼠小僧処刑される
高野長英、6年の逃亡後ついに捕縛、死亡
アメリカのペリー艦隊、浦賀に来航
大老井伊直弼、桜田門外で暗殺
江戸の薩摩藩邸焼き討ち
江戸無血開城
上野の彰義隊、わずか1日で壊滅
銀座大火。
大久保利通暗殺
竹橋事件
足尾鉱毒事件
日比谷焼打事件
乃木将軍殉死
桂内閣、総辞職
原敬首相暗殺
血盟団事件
五・一五事件
二・二六事件
玉音盤巡り反乱 宮城事件

感想・レビュー・書評

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  • 江戸〜昭和を勉強してから読んだのですんなり入ってきた。
    しかし火災や震災で残っていないのがほとんどで残念。

  • 家康の江戸入城から終戦までの時代の流れに従って、事件現場を豊富な写真で綴られている。また、後半は、散歩形式で地域ごとに事件を案内。これはよい。座右に置き、散歩のお供にしたい。

  • 江戸に幕府が開かれてから終戦まで、東京で起きた事件の現場を地図と写真で紹介。
    だからこの本を参考に、興味のある事件の現場を実際に行ってみることもできる。
    私だったら「伊達騒動」の現場とか、西郷どんと勝先生の会見場所とか、「二、二六事件」関係の地とか。
    それ以外にも、歴史上の有名人の生誕地や、住居跡、お墓などなど。

    Part2では、大体10キロ弱の距離を歩きながら史跡を辿るルートマップが11コース。
    これは、歩いてみたいでしょう。

    ただ残念なのは、住所がない。
    文章には詳しく目印や情景が書かれているけど、住所がないとやっぱり不安。
    地図も詳しく書いてるんだけど、いかんせん小さい。知りたい情報と縮尺があっていない。

    でもある程度東京の地理に詳しい人なら、これでも十分なのかもしれないなあ。

  • 黒田涼 著「江戸・東京の事件現場を歩く」、2017.1発行です。江戸・東京は400年以上、政治・経済・文化の中心、世界で江戸より古いのは、ロンドン、パリ、ウィーン、リスボン、バグダッドぐらい。マドリードが同じくらい。北京は経済の中心とはいいがたい。この本では、35の事件、250ヶ所が紹介されています。現場リストと散策コースの2部構成です。

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著者プロフィール

作家・江戸歩き案内人。各地の歴史の痕跡を、歩いて、探して見出すことにこだわっている。江戸・東京23区内に詳しいが、近年は全国の城下町紹介など地方にも力を入れている。執筆のみならず散策講師も年数十日務める。「おはよう日本」「タモリ倶楽部」「美の壺」などテレビ出演も多数。
主な著書に「新発見! 江戸城を歩く」「江戸の大名屋敷を歩く」「江戸の神社・お寺を歩く」(以上祥伝社新書)、「美しいNIPPONらしさの研究」(ビジネス社)。

「2024年 『日本百城下町 ゆったり街さんぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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