浄天眼謎とき異聞録 上 ~明治つれづれ推理(ミステリー)~ (マイナビ出版ファン文庫)
- マイナビ出版 (2016年12月21日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839961442
作品紹介・あらすじ
時は明治。人気芝居小屋「大北座」の跡取り息子・由之助は、物に宿った記憶や人の心を読む力-"浄天眼"を持つ劇作家・魚目亭燕石の世話役になる。その能力ゆえに引きこもり、女中・千代と共に静かに暮らしているという燕石だが、時に巷で起きる呪いや殺人事件に巻き込まれていることを知った由之助は…。読めば絶対ファンになる、レトロな時代感に彩られた推理、「第2回お仕事小説コン」グランプリ受賞作!
感想・レビュー・書評
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事件の性質と仄暗さを感じさせるレトロ感がマッチしていて好みの雰囲気です。〝浄天眼”という触れると相手のことが見通せるという能力を持つ燕石の傍には見せない孤独が哀れに思います。近日中に下巻が発売予定なので楽しみです。
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【浄天眼】物や人に触れると、それが持つ記憶や想い、思考が見えてしまう異能を持つ、戯作者・魚目亭燕石。
浅草の人気芝居小屋の跡取り息子の由之助。
二人が捜査の行き詰まった事件の解決に引っ張り出され?!しつつ、話は由之助が大切に思う家族の過去の秘密を明かして行く辺りにグイと惹き込まれていきました。
燕石と女中千代との関係も何やら気になるところで下巻へと続いて行きます。
時代背景が江戸から明治に移ったばかりのレトロな雰囲気の中、街の様子や衣装、江戸言葉なんかも粋で、情景が鮮やかに伝わってくる。テンポのいいお話でした -
謎解きレトロ浪漫ミステリー、シリーズ第1巻
初めましての作家さん。
通常のミステリーとは違います。なんせ視えちゃいますから。
それでも普通に楽しく読みました。
暮らす環境の描写とか因縁めいた過去とか続きが気になって
少しずつ見えてくるのが楽しくて、ドキドキしながら次巻を読みます。 -
触る人の気持ちや過去をみる
触る品物から持ち主の過去をみる浄天眼。
そんな力を持ったことで、高級料亭の跡取り息子だが、別宅で戯作作家として暮らしている、魚目亭燕石。
芝居小屋大北座の跡取り息子、由之助は燕石の世話役となり、一緒に暮らし始めるが。
燕石の幼なじみの女中の千代、警部補の相良。
由之助の兄夫妻、許嫁の小梅。
表紙のイメージで軽妙なお話と思っていたら、けっこう暗くて、重いお話。
燕石の過去になにが?
小梅の出生に秘められたものは。
暗い気持ちのまま、いざ下巻へ。
ブクログさまよりいただきました!
ありがとうございます。
著者プロフィール
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