依田流アルファ碁研究 ―よみがえる呉清源、道策 (囲碁人ブックス)

著者 :
  • マイナビ出版
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839962999

作品紹介・あらすじ

2016年末から年明けにかけて囲碁AI「Master(アルファ碁)」が世界のトップ棋士相手に60連勝を飾り、大きな話題になりました。
そんな中、「Master」の打ち筋と似ていると、スポットライトがあたった二人の棋士がいます。
江戸時代の棋聖「本因坊道策」、昭和の碁聖「呉清源」。
肩ツキに代表される具体的な手法だけではなく、石運びの柔軟さ、相手の勢力圏でのサバキ、全局で局面を捉える視点、人間離れした着想など、碁に対する考え方にも多くの共通点があります。

本書では、序章でアルファ碁の特徴に触れ、1章でアルファ碁(Master)、2章で呉清源、3章で本因坊道策の碁を解説していきます。終章では、「アルファ碁」として打たれた碁を取り上げており、5月に公開された自己対戦譜も3局解説しています。

著者は、依田紀基九段。自身がトップ棋士であるのに加えて、古碁とAIの碁の研究にも余念がなく、独自の視点から述べられる明快な解説は必見です。

著者プロフィール

安藤武夫七段門下。
1980(昭和55)年プロ初段、1993(平成5)年九段。
1984(昭和59)年に18歳で第10期名人戦リーグ入り(当時の最年少リーグ入り記録)。
1996(昭和8)年には、第1回三星火災杯世界オープン戦で優勝。
なお、名人4連覇、十段2期、碁聖6期、新人王5期、NHK杯3連覇などタイトル獲得多数。

「2018年 『一冊で強くなる! 囲碁 基本のコツ 打ち方がわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

依田紀基の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×