- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839964351
作品紹介・あらすじ
「営業でも、プログラミングって知っておく必要があるの?」
村口福は、入社3年目の営業マン。人づきあいは得意だけれど、細かい作業が苦手で、上司からやっかいな事務作業を頼まれると、帰りが遅くなってしまいます。
プログラミングが得意な営業の先輩、井川詠花に手ほどきを受けたことから、徐々にその楽しさに目覚め始めた福。でも、同時に詠花の妹とデートするという「課題」を課せられて…?
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昨今、「プログラミング」が話題に上ることが多くなりましたが、プログラマーでも開発者でもない一般のビジネスパーソンにとっては、プログラミングは「なんだか縁遠いもの」、「ややこしいもの」という印象が強いでしょう。
本書では、そんな一般のビジネスパーソンに向けて、
・プログラミングとはつまり何なのか
・どんなところが便利なのか
・プログラミングの面白さとはどんなところなのか
・一般のビジネスパーソンでも知っておくべきなのか、簡単にできる方法はあるのか
といった内容をまとめています。
プログラミング未経験者の営業マン、村口くんと一緒に学んでみましょう!
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序章では、プログラミングとはざっくりいうと何なのか、どんなところが便利かを学びます。コンピューターは使わずに、福の手元にあった数字の札を使って“プログラミング的な”並び替えを行ってみます。
第1章では、プログラミングでは具体的にどんなことができるのかを学びます。コードを書かなくてもプログラミングができるサービス(本書ではMicrosoft Flow)を使っていきます。
第2章では、やはりコードを書かなくてもプログラミングができるビジュアルプログラミングツール(本書ではScratch)が登場します。入力した数字を使って計算結果を返すインタラクティブなプログラムを作ってみます。
第3章では、プログラミング言語の中から、JavaScriptについて簡単に紹介します。また、そもそもプログラムは、どのようにコンピューターの中で動いているのかについて、コンピューターのしくみを紐解きながら学びます。
第4章では、いよいよ実際に簡単なプログラムコードを書いて実行してみます。プログラミングの基本的な流れである「順次」「選択」「繰り返し」について、それぞれプログラムを書いて実行していきながら学びます。
また、プログラムがうまく動かなかった場合に役立つ「デバック」についても、いくつかの方法を紹介していきます。
感想・レビュー・書評
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プログラミングの集中インプット期間の試金石として30分ぐらいで通読。ストーリー仕立てになっていて結構いい内容。
肝心のプログラミングの取り扱いもアルゴリズムの基本から、スクラッチやJavascriptも扱っている。ただ、全くのズブの人はJavascriptの解説が詳しくないので、そのあたりでちょいと「?」になるかも。細かいことは気にせず読み通して、本当の入門書に入ればいいかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
当方まったくプログラミングについて分からない状態で、この本を読んだが、プログラミングの輪郭を掴むというには適している本だと思う。
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これで“ざっくり”か〜汗
プログラミングは難しそうだと言うイメージはまだ取れない。
スクラッチ(プログラミングを体験できるゲーム)をところどころに挟んでくるほうが混乱した。
2章目だけにとどめてほしかった。 -
営業マンの主人公がプログラミングを学ぶという内容の漫画。
全くプログラミングというものが分からない人にたいしての本だったので、プログラマの自分からしてみれば当たり前と感じるところも多かったけど、プログラミングを知らない人にはこういう説明をすればいいという点で参考になった。
Microsoft Flow(今は、Power Automate)はいろいろ便利そうだなと思った。ちょっと調べてみようと思う。 -
プログラミングの基本