増田康宏の新・将棋観 堅さからバランスへ (マイナビ将棋BOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839967529

作品紹介・あらすじ

竜王戦5組、4組で連続優勝、新人王戦でも2連覇した注目の若手棋士、増田康宏六段が活躍の原動力となっている新しい将棋観を包み隠さず明かします。

新しい将棋観とは何か。それは盤面の「バランス」を重視するというものです。これは今までの常識であった「隙あれば穴熊」という言葉に代表されるような、玉をガチガチに守るという堅さ一辺倒の将棋とは対極の考え方となります。
増田六段は言います。「穴熊は偏りすぎた陣形で、角を持ち合った将棋では隙が大きく優秀ではない」「盤面全体に金銀をバランスよく配置するのが重要」と。

本書は増田六段の代名詞でもある「雁木戦法」に始まり、角換わり、相掛かり、対振り飛車の将棋の中から、自身の将棋観が特に発揮されている将棋をお手本としてピックアップし、対話形式で指し手の意味や方針の立て方を解説します。聞き手になったつもりで読み進めれば、自然と増田六段の将棋観を理解でき、棋力アップすること間違いなし!

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著者プロフィール

1997年11月4日生まれ、東京都昭島市出身
2008年9月、森下卓九段門下、6級で奨励会入会
2012年4月 三段
2014年10月1日 四段
2018年5月22日 六段
角換わりや相掛かりを得意とする居飛車党。
第31期竜王戦で4組優勝し3組昇級、第5期加古川青流戦準優勝、第47期・48期新人王戦で連続優勝するなど、各棋戦で好成績を上げている。
第79期順位戦C級1組では初戦から8連勝を果たし、B級2組への昇級を決めた。
タイトル戦の登場が期待される若手の一人。

「2023年 『現代将棋ってこういうこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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