- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839967727
作品紹介・あらすじ
仕事で忙しく、家事が行き届かなくなった刑事の怜は家事代行サービスを呼ぶことに――。
そこにやって来たのは、きれいな顔立ちをした青年・光弥だった。
黙々と仕事をこなす光弥との話題のひとつとして抱えている難事件の話をすると、
彼はあっと言う間に真相を言い当ててしまう――!
『無気力探偵』の著者が贈る、家政夫ミステリー!?
感想・レビュー・書評
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安楽椅子探偵かと思いましたが、事件現場にも遭遇するので、有栖川さんの「火村」のような印象ですね✨
本格探偵推理小説です詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
楠谷先生の『ルームメイトと謎解きを』がとてもよかったので他の作品も読んでみたいと思い本作を手にしました。
連作短編集なのでライトに読める、でもしっかりミステリ。
光弥くんと怜さんは正反対な性格なのにとても良いコンビ!
最後の話を読んで続きも読みたい!と思いました
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短編ということもありますが
とても読みやすく、かと言ってあっさりと言うほどでもなく、きちんと心のつながりが見えてくるストーリーでとても楽しく読めました。
第二、第三とシリーズがあるようなので読んでみたいです -
読んでみたら予想外に本格推理小説でびっくり。
二人の関係が友達以上に発展しそうで気になりますが。。 -
刑事の怜の家に来た家事代行の光弥は完璧で、そして推理力もあって…というお話。
怜と光弥はこれからより良いバディになりそう。
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正確に書くと星2.8。
謎解きのチープさが感じられた。殺人に対しての謎解きには釣り合わない軽さだと思った。
キャラクターは良いと思った。 -
タイトルと表紙のイメージよりもしっかりしたミステリ小説でした。
一瞬で謎を解き明かす安楽椅子探偵ものかと思ってましたが、現場にも出向き活躍する話もあってこっちの方が好きだなと。毎回短編で一瞬での謎解きは読者の気持ちが置いてきぼりになりやすいかなと思います。
今回のバランスはシリーズ一作目として読みやすくてよかった!
シリーズものなのですが、続編も彼が現場に出てくれるといいな。あと長編も読んでみたいなー。 -
#読了 面白かったけど、サラッとしすぎな気もする。ミステリーの部分もそうだけど、家政夫くんと熱血刑事くんの関係があまりにもサクッと深まってしまうのが謎。もう少し掘り下げて丁寧に書いてあると良かったかなぁ。
読みやすいし、お話自体は面白かったし、これか二人がどんなコンビになるのか楽しみ。続編も読む。 -
うーん。可もなく不可もなく。
ただ、家政夫の三上光弥が綺麗な子だというのはわかるんだけど、いちいちそれを書くので、もしやブロマンス的なモノを狙ってる?と邪推してしまっていまいち集中できなかった一冊w 単に私が邪なだけですかねwww
その彼が塩対応なのはいいんだけど、雇い主である刑事の連城さんがどうも年齢が上な感じがしないのが残念。連続殺人、刑事だった父の死、犯罪心理を学ぶ謎な家政夫。
もう一歩、犯人や警察側に踏み込んだものが読みたかったなー。ただ、頭がいい、推理・観察力があることをひけらかされても、それだけだとあんまり面白くならないことを知りました。
あ、でも光弥が心を開いたあとはちょっと面白くなります。2人の関係性が今後楽しみ!かな。 -
掃除中でてきたチラシ先の家事代行サービス。
やってきたのは男の子?!
3つの事件なのですが、最初の事件は
確かに親としてはやるせない。
こちらとしては情報と内容に流されて
確実にそうだと思っていたので
言われて驚き、でした。
二つ目は、内部犯行なのは子供の証言で分かりました。
出会っているにも関わらず無傷なのは
分かられていたから、というのがあったので。
とはいえ、匂いに関してはまったく気が付かず。
そして三つ目。
家政夫にものすごく関り深いものが。
親としてはやるせないものがあると思いますが
うっかりでも言ってはいけない台詞。
犯人にとっては、もう彼の言う通り
特別だったのかと。
結局何を言っても、犯行をどうにかしよう、と
実行した時点で、志はなくなるものです。