ご試食はいかがですか? 店頭販売は伊達じゃない (ファン文庫)

  • マイナビ出版 (2019年7月22日発売)
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本 ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784839970635

作品紹介・あらすじ

『GKコーポレーション』で契約社員の試食販売員として働いている一色緑子。
試食販売員の仕事に魅力を見つけられないまま、店頭に立つ日々が続いた。
そんなある日、母親の目を盗み小さな女の子がパンをつまみ食をしてしまう。
しばらくすると、その女の子がお菓子売り場で目や耳、頬を赤くし、泣き始めてしまった。
緑子は、自分の出る幕ではないと思いその場を離れようとすると、一人の男性が女の子に駆け寄り、アレルギー反応じゃないかと指摘する。
試食販売員の緑子と羽田がスーパーなど仕事先で遭遇するさまざまな事件を解決していく!!

「第3回お仕事小説コン」優秀賞受賞作の
『白黒パレード~ようこそ、テーマパークの裏側へ~』の著者が描く、
試食販売員が奮闘するお仕事小説!

感想・レビュー・書評

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  • 店頭販売をしている人物を、マネキン、という。

    連続短編の、マネキン仕事日常ミステリー方向?
    よく隣り合うスポーツ関係のマネキンの男性と
    彼がちょっぴり気になる主人公、という二人に
    主人公の職場の先輩が一人。

    食品に関する事なので、店で何かあったり、ではなく
    平和、といえば平和でしょうか?
    アレルギー、熱中症、酢の物、食品の成分。
    季節巡って~な話でしたが、会話何かにも
    色々な小話が。
    食品関係に興味があると、より楽しいかも、です。

  • マネキンよりも栄養学(特にスポーツ関連)にフォーカスされていて、期待していた感じと違った。また主人公の新人らしさを出すためか、聞き齧ったことをドヤ顔で語っちゃう感じや、仕事中に恋に夢中になっちゃう感じがちょっと受け入れ難い。

  • 試食販売員として働く緑子の周りで起きる小さな事件。その「事件」を小さな手がかりから解決していく羽田がすごかった。ちゃんと必要な知識を持っているから解決できたんだろう。と思う。「食」は重要だよな。らと実感できる話だった。今後、緑子と羽田の関係がどう変わっていくのか気になる。

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著者プロフィール

本作で『第3回お仕事小説コン』優秀賞を受賞しデビュー。「しゅ、取材だから!」と自分に言い聞かせて、一人でテーマパークに入る勇気を振り絞っているとか、いないとか。
公式Twitter : @lamine_mukae

「2018年 『白黒パレード ~ようこそ、テーマパークの裏側へ!~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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