会社であった泣ける話 ~職場でこぼれた一筋の涙~ (ファン文庫Tears)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839973308

作品紹介・あらすじ

あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか?

本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。

収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける珠玉の短編。
あなた好みのストーリーがきっと見つかるはず。

本書では「会社」であっったことにまつわるエピソードを掲載しました。
「働く」ということについて、共感できるお話がきっとあります。



「ある日、暗闇がおとずれ」
暗いところが苦手な神崎は、ある日、上司の岩原と一緒にエレベーターに閉じ込められてしまった。パニックになる神崎を落ち着かせるために、世間話をする岩原。話は、岩原の過去の話になり……。

「俺は安藤課長を怒らせたい! 」
上司との言い争いが原因で開発から営業に異動になった小嶋。新しい上司の安藤は穏やかで喋るのも動作もゆっくり。異動に不満がいっぱいの小嶋は、温厚な上司の化けの皮を剝そうと画策するが……。

「おうちの卒業証書」
不動産会社に努める間島は、老婦人から「持ち家を売ってほしい」と依頼される。状態もよく、大事に住んでいたことがわかるためすぐに売れるだろうと請け合うが、婦人はなぜか浮かない顔で……。

感想・レビュー・書評

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  • ページ数がそこまで多くなく読みやすかったので1日で読めるほっこりするお話したち。

    職種関係なく仕事はいろいろ大変だけど、周りをサポートしてくれる人達や自分のことを見てくれる人は必ずいる、そんなことを思い起こさせてくれる短編集だったと思います(^^)
    『すべての明かりが灯る夜』、『自分の価値を決めるのは』、『俺は安藤課長を怒らせたい!』『カラスは舞い降りた』が良かった!

  • 働くといろんな人がいるよな、
    うちの職場にもいるよな、
    なんて、いろいろ考えて読みました。

    でも、一番響いたのは、
    自分の価値を決めるのは。

    本当に評価してくれる人を大切にする。
    そして、自分を大切にする。
    働く時には、それが大事だよなあ。

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著者プロフィール

◆著者
石田空(いしだ・そら)
大阪府生まれ。10年以上前に個人サイトを立ち上げて自作の小説発表をはじめる。
やがてウェブ小説サイトへ投稿するようになり、2013年『スイッチの入った瞬間』で電子書籍デビュー。
16年に「失恋美容院」で第2回「お仕事小説コン」特別賞を受賞。受賞作を改題した『サヨナラ坂の美容院』で紙書籍デビュー。
紙書籍2作目となる『神様のごちそう』が発売後即重版のヒット作となった。
著書に『縁切り神社のふしぎなご縁 』(一迅社)、『吸血鬼さんの献血バッグ』(新紀元社)などがある。

「2020年 『芦屋ことだま幻想譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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