拝み屋つづら怪奇録 (マイナビ出版ファン文庫)

著者 :
  • マイナビ出版
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本棚登録 : 35
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839973421

作品紹介・あらすじ

紗雪の身の周りで不審な事故が相次いでいた。
奇妙に感じた家族からお寺でお祓いをするよにすすめられお寺に向かうことに。
しかし、話を聞いた住職から津々良という拝み屋を紹介され――?

『こんこん、いなり不動産』の著者が描く、ほんのりダークな現代怪異奇譚。

感想・レビュー・書評

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  •  どうしても本屋さんへ行くと余計に買い込んでしまう傾向が(-"-;A ...アセアセ

     自分の周りで凶事が起こることを悩んだOLと拝み屋さんとの物語。

     思っていたより面白かったです。続きが出ると思うので、多分読むかと……。

  • 彼女の身の回りに起きていた不幸の理由、当初示されていた答えだけでは納得しきれなかったが、最後の展開で成程と。
    それにあの展開はずるかった。
    呪いは愛情の裏返しで、でも暴走しそうになっていたのを止めようとしていた存在。
    その存在を最後の最後に出してくるのがもう。
    途中までは耐えられたが、待って待ってと思っている間に涙が出た。
    ああいう展開には本当に弱い。

    自己肯定感がとことん低い女性が、拝み屋の下で心を休ませつつ、人間らしい生活を取り戻しつつ、そばにいたいと思える相手を見つける物語。
    拝み屋の彼の過去にどんなことがあったのかは具体的には語られないが、彼は彼で肩書きばかりが先行して「自分」という個人を見てもらえない世界にいた模様。
    主人公の彼女とは境遇は違えど、自分らしく生きられる場所を探しているのは同じなのかなと感じた。
    だから、彼の肩書きに惑わされることなく彼自身を見て好きになってくれた主人公の存在は、彼にとって救いになったのではないかと。
    きっと彼女が思う以上に、彼自身が予想していた以上に。
    彼女が彼に救われたことは言うまでもないが、互いに互いを支えて救えるというのは、唯一無二の相手ではないかと。

    そんな二人が今後は仕事のパートナーとして再出発という形で終わったので、続きが期待できそうな雰囲気。
    拝み屋の彼は彼女の思いを受け止めはしたが、正式な返事はしていない。
    彼らが仕事上だけの関係で終わるのか、それとも先に進むのか。
    もし先に進めたのなら、それは長生きできないと思っている彼がまた一つ壁を越えた証明にもなるので、見届けることができたらと思う。
    続刊、お待ちしています。

  • 自分を大切にするということをとことん教えてくれるお話。変に鈍くない二人の関係が自然で好き。続編でるかなぁ。また読みたいなぁ。

  • 第三章からだんだんうーん…となっちゃいました…
    作家さんのあとがきで「ライトホラーちっくな物語」だそうで…
    …あ、続くんだ…

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著者プロフィール

■著者
猫屋ちゃき
乙女系小説とライト文芸を中心に活動中。2016年9月に『こんこん、いなり不動産』が「第2回お仕事小説コン」で特別賞を受賞し、2017年4月に書籍化デビュー。著書に『扉の向こうはあやかし飯屋』(アルファポリス)などがある。

「2020年 『拝み屋つづら怪奇録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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