旅先であった泣ける話 ~そこで向き合う本当の自分 (ファン文庫Tears)
- マイナビ出版 (2020年8月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839974343
作品紹介・あらすじ
あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか?
本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。
収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。そこには、あなたの好みのストーリーがきっと見つかります。
本書では「旅先」にまつわる、出会いや別れのエピソードを掲載しました。
【掲載エピソードの一部】
「いつか行く場所へ」
高速バスターミナルのベンチに座る武敏。恋人の美菜と一緒に来るはずだった。
「菩提樹の下で」
インドで、少年にバッグをひったくられそうになる聖也。紳士に日本語で話しかけられ…。
「はじまりの日」
日が沈んだ頃、ホテルを出て海岸を散歩している。深呼吸をして、海の香りを吸い込んだ。
「遠くへ行きたい」
いつも通りに出社するため、電車に乗る。しかし前日、上司に叱られたことを思い出し…。
「出戻り温泉」
帰省先の実家から東京の自宅へと戻る途中、「出戻り温泉」という看板につられて途中下車。
【執筆陣】
ふるさとは遠い緑/朝来みゆか
二人の起点/朝比奈歩
遠くへ行きたい/浅海ユウ
いつか行く場所へ/一色美雨季
鳥の夢/霜月りつ
はじまりの日/杉背よい
冬の旅/鳴海澪
宝石を拾う旅にする/猫屋ちゃき
菩提樹の下で/溝口智子
出戻り温泉/南潔
推してくれたら/迎ラミン
旅するカエルと願いごと/矢凪
感想・レビュー・書評
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12話からなる。
最初の話は、星野雅哉という主人公が、パラハラの上司がいる会社を無断欠勤して、列車で、遠くへ行くところから話が、始まっているのだが、・・・
何とも、ペンションのオーナーの安西氏も同様で、3年間も妻子をほっとらかししていたのだ。
男性のご都合主義的、観念で、最後は、めでたしめでたしの状態であるが、そんな忍耐強い女性が、存在するのか?と、思ってしまった。
島育ちのおばあちゃんの話。
性格の反対な幼友達の成長記録。・・・・
最後まで、アッという間に読むことは出来たけど、旅先のアンソロジーで、泣ける話は、一つも無かったのが、残念であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示