神様の用心棒 うさぎは祭りの夜に舞う (ファン文庫)

  • マイナビ出版 (2024年5月21日発売)
4.31
  • (6)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 72
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784839984854

作品紹介・あらすじ

時は明治――戦で命を落とした兎月は修行のため宇佐伎神社の用心棒として蘇り、日々参拝客の願いを叶えている。
七夕が近くなったある日の早朝、兎月のところにおみつが大慌てで助けを求めてやって来た。
どうやら同じ長屋に住む知り合いの父親が笹を取りに行って帰ってこないらしい。
しかも、笹を取りに行った雑木林には最近、幽霊が出ると噂があるようで――?

続々重版の大人気和風ファンタジー第6弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今回は大満足。お祭りの話。
    神様には神様の思いがあるということで、ツクヨミがかわいい♪

    今、海外からの観光客のマナーの悪さが問題になってますが、神社仏閣は怖いからあんまりやらかしてくれるなよと、八坂神社の事件を思いつつ読んでました。(八坂神社がまつっているのは最強の祟り神でもある素戔嗚尊。祟られても知らんぞ(-"-;A ...アセアセ)

  • 宇佐伎神社の夏祭り。シリーズ第6弾。
    背筋がぞっとするような話「七夕怪談」から始まり、夏らしく怪談めいた話が続くのかと思いきや、神社で初の夏祭りが催される運びに。
    「夏祭り始末」では大五郎組の心意気にホロリと涙が…。
    兎月、大五郎組の活躍で、宇佐伎神社がより多くの人々が集う場所へと成長していく物語です。

    ここでお話はひと段落する感じですが、先は続くのか?まだまだ兎月とツクヨミのコンビを見ていたい気もします。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

■著者
霜月りつ(しもつき・りつ)
富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。
著書は『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『あやかし斬り 千年狐は綾を解く』(小学館)、『百華後宮鬼譚』(ポプラ社)、『探しものは妖怪ですか?』(新紀元社)など多数。

「2023年 『神様の用心棒 ~うさぎは星夜に涼む~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

霜月りつの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×