無気力探偵2 ~赤い紐連続殺人事件~[完全版] (MPエンタテイメント)

  • マイナビ出版 (2025年6月16日発売)
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本 ・本 (382ページ) / ISBN・EAN: 9784839987268

作品紹介・あらすじ

刑事部長の息子で高校生の霧島智鶴は、究極の無気力にしてどんな無理難題も解決できる天才。たぐいまれな推理力により、刑事からも一目置かれ、様々な事件にアドバイスをしていた。そんな彼のもとに次々と事件が舞い込む。ちぐはぐな交換殺人、豪邸に届いた怪盗からの予告状、作家の謎の自殺、さらには赤い紐を使った連続殺人……。
しぶしぶ事件に挑む智鶴だが、彼を嫌うエリート刑事・上諏訪と対立。どちらが先に解決するのか勝負に――!

気鋭のミステリ作家のデビューシリーズ2巻が、加筆修正、さらに書下ろしの番外編も追加した完全版として再誕!

・目次
プロローグ
第一章 世にも奇妙な交換殺人
第二章 怪盗が常に華麗とは限らない
第三章 夏バテ気味の安楽椅子探偵
第四章 あてにならないミッシングリンク
番外編 あまりにも不毛な推理合戦
単行本版のためのあとがき

感想・レビュー・書評

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    このシリーズはキャラクターが命。
    表紙も作品ってほんまに思います。
    今回ワタシが注目したのは上諏訪警部。
    1巻で注目してた熱海刑事よりもっとクールで熱く格好良いキャラ。
    高校生探偵(になったつもりは全くない)霧島智鶴と今後も一緒に活躍して欲しいキャラだけど今回上諏訪警部は事件にかなり巻き込まれて流れ流されていってしまうので、続くとしてももっと遠くで絡むのかなぁと少しさみしく思ってます。
    今回は犯人がどの作品もなかなか複雑で分かりにくく頭をひねる展開で、実は1巻よりかなり面白く読めました。
    エラリー・クイーンとか読みたくなります。
    それにしてもこんなに殺人事件が多い地方都市ってどうなの??怖すぎませんか笑

  • 無気力探偵再来!

    一人一人のキャラクターも個性的で魅力的。
    私の知る探偵たちは自ら謎に突っ込んでいくけど(薬で小さくなったメガネの探偵しかり)この高校生探偵はひたすらに何事にも気力がない。
    でも、いざとなったら抜群の推理力を魅せる。そんな、彼を更に色濃くしているのが幼なじみとその後輩(美少年)。

    今作は続編で、1作目よりも更にキャラクターの個性がパワーアップしていて面白かったなと。

    そして何より、読みやすい

  • 2025/06/26読了

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著者プロフィール

■著者
楠谷佑(くすたに・たすく)
富山県富山市生まれ。埼玉県在住。高校在学中に、『無気力探偵 ~面倒な事件、お断り~』(マイナビ出版刊)で商業出版デビュー。2018年、『家政夫くんは名探偵!』を刊行し、シリーズ化。
著書に『ルームメイトと謎解きを』(ポプラ社)がある。

「2022年 『家政夫くんは名探偵! ~夏休みの料理と推理~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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