love history (ダ・ヴィンチ・ブックス)

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  • メディアファクトリー
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本棚登録 : 145
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840101882

感想・レビュー・書評

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  • 過去の恋愛にもどる。走馬灯のように、昔の恋愛、感情の高まり、そういう時期があった。その時代にもう一度戻れたら何をするんだろうか。由希子という主人公は、不倫や純愛や、いろいろあった過去に戻っていく。こうしたトリップは、男性ならではの感覚な気がする。女性は、昔の彼なんてほぼ感情的には思い出さないだろうから。それは、フォルダごと上書きされていくがごとく。あるとしても、寂しい時、つまり相手がいないときに、その頃はよかったとか、よくなかったとか。今の方が幸せと思いたい、そういうバイアスが強く強くかかる気がする。男性は逆だ、過去の思い出は美化され、時には甘い過去としてフォルダに保存されていく。その記憶は、何かのきっかけで、フォルダを開くと出てくるもの。いった土地、いったお店、その感覚や匂いなどトリガーが何かあって、復元が可能だ。主人公の男性たちは裏側のパラレルワールドで何を見ていたんだろうな。由希子が出会えた人生は、またリセットされていく。その幸せを読後に祈る自分がいる。

  • タイムスリップものだけど、自分の過去の恋愛していた頃に話が展開するのは面白い。
    印象的なフレーズは、「賢明な人は知っているだろう、人生に二度はないということを。過去を大切にするということと、過去に囚われることは、似ているようでまるで違うということを。」

  • 昔の恋へタイムスリップ。
    いとおしくて切ない思い出を。


    正直あまり響かなかった。
    自分には思い出したいことがないからかな(笑)
    バブル期の小説みたいで作り物めいているなと思ってしまった。。。

  • 設定がおもしろく出てくる人物が魅力的。けど文体があまり合わず入り込みにくかった。

  • 結婚を明日に控えた主人公由希子は、昔の恋の思い出の品を捨てに行く途中、事故に遭う。そこから、昔の恋をもう一度体験するようになり…でも結局「今」を選ぶ。どれが一番ではなく、全てが今につながっているのだという考え方。

  • うーん イマイチ。
    過去の恋愛へタイムスリップする話。あんまり入り込めなかった。

  • 2005.7.7

  • 2009/06/11読了

    初めて読む本ですが表紙に魅かれた
    明日結婚式を控えた由希子は
    思い出の品々を捨てる途中に事故にあって
    ユーミンの恋の歌の導きで恋愛の時代を飛ぶ。
    現代では今の恋人が彼女を探している
    初めての恋が一番色濃く心に沁みついている
    死をも含めた恋の歴史。そうか、恋は時代でもあるのかな
    忘れられない思いはいつまでも消えてはくれないんだよね
    由希子が再愛した死に行くと分かっている恋人に言った
    「ありがとう」
    私だったらどんな思いで言っただろうか
    あのころに戻れたら…なんて、いつも思うことだけど

  • 恋多き女性の物語。やり直したい過去と正面から向き合って、自分の人生を見出していく主人公の姿に感動!

  • 主人公の由紀子は結婚式の前日、過去の思い出の品を捨てに山に行き、その途中で事故に遭って由紀子は彼女が今まで経験してきた恋の時代に飛んでしまいます。そこで彼女は、これから先どうなるのかを知っている恋をもう一度経験することになります。この本を読んでうまくは言えないけど、私だったらもう一度過去に戻ってやり直せることがあったとしてやり直さなければ不幸になると分かっていても過去のその出来事は今の私にとってはきっと思い出だと思うからやり直すことはしないんだろうなと思いました。一度読み始めると一気に読める本なのでぜひ読んでみてくださいね(^O^)/

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著者プロフィール

1960年奈良市生まれ。1989年作家デビュー。マンガ原作、作詞、映画脚本などを手がける。児童文学・YAの作品に「両手のなかの海」「ハルと歩いた」「少女A」、大人向けの作品に「love history」(メディアファクトリー)「やんぐとれいん」(文藝春秋)など。

「2019年 『12歳で死んだあの子は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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