戦争で死んだ兵士のこと

著者 :
  • メディアファクトリー
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本棚登録 : 225
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840103978

作品紹介・あらすじ

シンプルな絵と文が心にひびく本。今こそ世界中の人々に届けたい、感動の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • ブクログのおすすめから。赤子のいる身として、耐えきれない気持ちになる。

  • 私にはお母さんが二人いる。そしてお父さんも二人いる。でも本当の意味でお母さんとお父さんは二人だけ。それは私の入学式に喜んで来てくれた二人。運動会で大きな声援をくれた二人。参観日にきてくれた二人。あっという間に高校へ通わなくなったけど一度も責めなかった二人。成人式にお祝いしてくれた二人。私が生きてきた歴史を知っている二人がお母さんとお父さん。ありがとう。

    戦死をした兵士。彼にも生きた歴史がある。生まれた日。初めて言葉を口にした日。自転車に乗れた日。入学式に卒業式。受験勉強や恋愛。彼だけではなくて人には生きてきた歴史がある。そして、それを見守ってくれたり、一生に泣き笑いをしてくれた人がいる。綺麗事かもしれないですが大切な命。それは自分も相手も同じ。戦争で命を落とすなんて勿体無い。

  • 人は

    どんな人にも
    親があり

    しんでいい人なんて
    どこにもいない

    戦争が
    永久に
    なくなることを
    祈りたくなる

    そんな本です

  • 戦争で死んだ兵士にもまた他の誰とも変わらない日常があった。

    非日常な戦争と日常は一体どこで分かれていくのだろうか。

    じんわりと響く本です。

  •  誰もが、生まれたときから兵士だった訳じゃない。
     殺しあうために生まれてきたわけじゃなかったんだ。

     湖のほとりで死んだ兵士の時間を少しずつ巻き戻していく絵本。めっちゃ短いけど、すごくいい作品だと思った。
     ただ、生活のためとはいえ、この兵士は自ら軍に入った人だったので、「戦争が起きればそりゃあ出撃させられるだろうにその覚悟はなかったのかい?」っていう疑問と、「生活のために軍に入って、戦争に巻き込まれるところにこそ悲劇があるんじゃないか?」っていう反論が同時にわたしの心のなかにあって、そのあたりがまだ自分の中でモヤっとしている。

     そして、そんな兵士の自己責任うんぬんをいちいち考えて、ただ純粋に一人の人間の死を悲しめるようなやさしさに欠ける自分に、ちょっとがっかりする。


    ※この本はahiruさんのまとめ「戦争について考えてみる」http://booklog.jp/matome/1020/donadona で知りました。
    素敵な本との出会いに感謝。
    このまとめ、わたしも作ってみたいので、鋭意選定中。

  • 実在するフィクション。

  • おススメされて読んだ戦争関連の絵本。

    戦争で死んだ一人の兵士だって今まで生きてきて、人生を送ってきた。って内容なんだけど深く深く心に刺さる。
    最初は「あー一人の兵士が死んだんだなぁ」って思うけど読んだ後は「一人の死ってなんて重いんだ」ってなる。悲しい歴史のほんの一部を知れるお話。

  • とてもシンプルな本だが、それゆえに胸を打つ。時を遡っていく方法は、とても珍しい試みだと思った。
    タンタンとしていて、切ない本。ただ単にいつどんなことがあった、というだけなのに、思いをはせ、心臓をぎゅっとつかまれるように苦しくなる。
    戦争でたくさんの人が亡くなり、月並みだがその人たち一人ひとりに、かけがえのない人生や大切な人たちがいるのだ。

  • 戦争、命とは。
    戦争で死ぬとはこういうこと。

    また読みます

  • HUMICでの請求記号「726.5/Ko 38」

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