リンダリンダラバーソール―いかす!バンドブーム天国 (ダ・ヴィンチ・ブックス)

著者 :
  • メディアファクトリー ダヴィンチ編集部
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本棚登録 : 341
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840105552

感想・レビュー・書評

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  • 「90くん」に続き2冊目のオーケン本。
    また「ボヨヨーン」(笑)とした内容なのか?と思ったけど
    マニアックやコアなネタはなく
    たっぷりバンドブームについて書かれていて
    「90くん」より、グッと読みやすかったです♪

    裏ネタでゲラゲラ腹がよじれるくらい笑えて、
    若くして亡くなった
    かつてのバンド仲間の話ではしんみり

    そして当時の彼女(コマコ)との別れや再開のエピソードでは
    不覚にも涙がぼろぼろ。

    オーケンの感性、人柄すごく好きだな。いい人だ。
    時代の流れが変わっても
    自分の心の中の変わらないものを
    ずっと追いかける、追い続ける人は素敵だ!と
    胸が熱くなりました♪


    1.バンドブームの頃にちょうど青春時代だった人々
    2.現在10代から20代前半のバンドマンたち
    3.何か始めたいんだけど、自分が何を始めたらいいのかさっぱり
     わからない人

    =263ページ あとがきより =


    1~3のタイプの人はこの本を読んでみてね♪

    • 円軌道の外さん

      こんばんは!
      またまたおじゃまします(笑)

      コレ図書館で半分読んだまま
      ずっとそのままになってたのを思い出しました(^_^;)...

      こんばんは!
      またまたおじゃまします(笑)

      コレ図書館で半分読んだまま
      ずっとそのままになってたのを思い出しました(^_^;)


      16の頃の自分にとって
      ギターを弾いたり
      バンドを組むことは
      退屈な日常をぶち壊して
      未来を掴むための
      唯一の切符みたいなものやったんですよね。
      (もちろん女の子にモテたい気持ちも含めて笑)

      バンドを組んだことで
      友達の輪が広がったし、
      映画や音楽や文学に
      詳しくなれたし、
      何より自分に自信が持てるようになったし(笑)

      バイトに明け暮れなければ
      楽器買ったり
      高いスタジオ代は稼げないから
      苦労話も多々あるけど、
      好きだからこそ
      今考えたらいい思い出になってるし。

      だからオーケンが書く
      バンドマンの裏ネタ話は
      ホンマ共感しきりなんですよね(笑)


      ああ〜
      久しぶりにまた
      その頃の空気感を感じてみたくなってきたなぁ〜(^O^)


      2013/05/13
    • まっきーさん
      円軌道の外さんへ

      こんにちは!
      花丸たくさんありがあとうございますm(_ _)m

      >退屈な日常をぶち壊して 未来を掴むための
      唯一の切符...
      円軌道の外さんへ

      こんにちは!
      花丸たくさんありがあとうございますm(_ _)m

      >退屈な日常をぶち壊して 未来を掴むための
      唯一の切符みたいなもの

      よく分かります。
      バンド組んでいるメンバーさんも、それを追いかけるファンも、
      なんか日常の常識?みたいなものを壊したくって
      真っ直ぐな想いを音楽にぶつけていたような気がします。懐かしいですね。

      バンド組んでると性別関係なくモテましたよね。
      私はまったく楽譜の読めない音痴だったので、追いかけ&聴く方の専門でした。

      歳とってもロック好きでいたいなぁ~と思いますが、内●裕也みたいにはなりたくない。
      あと最近「演歌」にじーん。。。とクルようになりました(笑)吉幾三とか。
      かなり心に沁みたりして、あれはあれでいいもんですね♪

      あ、脱線しちゃった。スミマセン。

      今回この本、不覚にも(オーケンには失礼ですが)泣きました。
      筋少の音楽、もっと聴けば良かったです。

      他のオーケンの本も何だか楽しみになってしまいました(o^∀^)





      2013/05/14
  • 空前のバンドブーム。
    一人のロック少年は、大人たちや社会の思惑という荒波に揉まれながら一躍スターへとのし上げられる。
    「この先どうなるんだ!?」浮かれた気分の中にいてもそんな不安は拭えない、それに、どうなるかなんて誰も教えてくれなかった。

    「ドブネズミみたいに美しくなりたい」と叫んだヒロトへの、10年以上経ってからのオーケンなりのアンサー。
    「バンドブームとはいったい何だったかの?」をオーケンの視点から当時~現在を見据えて描く半自伝的作品。
    ブーム終焉後のそれぞれの生き方には胸がつまされます。
    (個人的にはすっかり様相の変わったTOSHIが田舎町の商店街の片隅で歌いだした瞬間、誰もがあの美声に足を止めたというエピソードが印象的)

    ガムシャラでバカでひたむきで、ドブネズミのように美しかったかつての若者たちの夢の記録。それは、今でも色褪せずに勇気や希望を与えてくれる。

  • 切なくて甘酸っぱくて。80年代の徒花、「イカ天」から生まれた
    空前のバンドブーム。バンドマンは馬鹿をやって、旅を続けた。
    その先にあったものは、転向だったり、解散だったり、決してみんながみんな音楽をやり続けることができた訳ではないけど。
    胸が絞めつけられる青い衝動と祭りの後。
    オーケンは酸いも甘いもそれ以上のことも噛み分けて、今ここにいる。心が温まる。

  • 大槻ケンヂが描く、バンドブームの栄枯と衰退。

    オーケンの文章がやたらおもしろいことと、
    R25を作った藤井大輔さんが絡んでいることに驚いた。

    「大人になるって、逃げないことなんだよ」と言ったコマコは天才。

  • "バブル経済と共に日本を彩ったバンドブームに踊らされていたバンドマンたちの悲喜交々をアングラとしか言いようがなかったカウンター・カルチャーがサブ・カルチャーというのなのもうひとつの大通りへと発展していく過渡期に自分たちはいたんだという解釈のもと描いた現在進行形の青春劇。

    まぁよくもわるくもサブカル芸人化した大槻ケンヂにしか書けない話ではある(奥田民生やベンジーは死んでもこんな文書かないだろうし、そもそもこんなことこっれぽっちも考えてなかった筈だ)。

    が、さいごの「最後にラバーソウルはキミからもらいたかったんだよ」と(おそらく)架空の彼女―それもオバサン化したに語らせるのはズルい、という上手い。
    泣いてしまいました。
    "

  • (01)
    若者文化の圏内で音楽の嗜好が変わりつつあった,1980年代後半頃の記録と所感が,ブームの中にあった著者により綴られている.
    バンドブームを支えていた心性に,なにごとかを表現したい衝動が動機として働いてたことをうかがいしることができる.ライブハウスのステージの上下には,パフォーマンスやハプニングが繰り広げられていて,その一部がコアなロックやパンクとして派生したという様子も読める.
    後半では,ブームの終息が,各バンドの各員に回収されていったかが淡々と語られている.そこには音楽事務所や版元にブームが与えたインパクトの大きさが著者によって描かれており,前後での音楽業界の変化が記録され,従後のバンドマン/ガールの生き様や死に様の多様にも,まだ彼ら/彼女らの衝動の初期状態が,いくばくか,表されているようにも読める.

  • 初めて活字で泣いた本です。

  • 懐かしく、甘酸っぱい気持ちになれる。
    ムカシのCDを引っ張りだして、聞きたくなる。

  • お気に入りのニーーーーーーーソックスを履いて

  • 2013年7月28日読了。大槻ケンヂが、自ら渦中に居たバンドブームの始まりと終わりと、自身を含むブームに巻き込まれたバンドマンたちについて語る、半小説半エッセイ。タイトルは当時超流行したバンドのヒット曲と、それを哀調する大槻氏の彼女のファッションから取られている。この「コマコ」という女性は形を変えて大槻氏の様々な小説・エッセイでの女性の雛形として投影されている模様・・・意外と引き出しの少ない人だ。実在の人物に関するエッセイ的部分については、比較的「あーあの人ね」とみんなが知る人物を取り上げているだけに、ブーム終焉後真に悲惨な人生を送った人はそう多くなかった・皆それぞれに何とかやっているよ、という印象を受けるが実態はどうだったのかね・・・?ブームで多くの若いバンドが捨石になったが、結果「バンドマン」が白眼視された時代から、若者が当たり前のように「ミュージシャンになる」ことを目指せる世の中になった、という大槻氏の実感・分析には頷けるものがある。いずれにせよこの人の書く本は面白いわ。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後もロックバンド「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽だけにとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める。著作「くるぐる使い」「のの子の復讐ジグジグ」は2年連続で星雲賞を受賞。また『グミ・チョコレート・パイン』シリーズのほか『ロッキン・ホース・バレリーナ』『縫製人間ヌイグルマー』『いつか春の日のどっかの町へ』など著書多数。

「2017年 『サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大槻ケンヂの作品

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