あそびにいくヨ! (MF文庫 J か 3-1)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2003年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840108614
作品紹介・あらすじ
沖縄に住む高校生、嘉和騎央が部屋で目を覚ますと、隣で見慣れぬ少女が寝息を立てていた。おまけに猫耳尻尾付き。呆然とする騎央の前に幼馴染みの真奈美が朝食を持って現れ、「で、昨日一緒に帰ってきた女の子って、どこ?紹介してよ!」と、言葉の出刃包丁を振りかざした。痴話喧嘩から変態罵倒大会へ突入したとき、折り悪く融通のきかない美人教師糸嘉州マキが乱入、ますます騎央は苦しい立場に立たされる。でも…エリスと名乗った猫耳少女は、宇宙人だったのだ。そしてそんな宇宙人との接触を良しとしない秘密結社やCIA、日本政府の諜報機関がのんきなエリスを襲う!「やめろったら!エリスが何をしたっていうんだ!!」。
感想・レビュー・書評
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おもしろくなかった。
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いいと思う。「猫の耳と尻尾が生えている女の子が悪人であろうはずがない」という作者のセリフ、嫌いじゃない。あとがきを読んでみればひたすら頭の悪い物語にしたかったんだとか
「中身がない」と言われてしまいそうなこの作品。でもそれはそれでいいのではないかとも思う。先が読める、シリアスのカケラもないストーリーだからこそ安心して読めるんじゃなかろうか。濃密でどんでん返しの連続な作品もすごいけど、それだけじゃあないよね
2010年代から急激に増えた女の子しか出てこない、この作品以上に中身のない作品群に比べればよほど面白いと思うぞ -
ハーレム。周りが異能。王道展開。
おばあちゃん!が色々と鍵なのね。
もっとSF分が強めでもok -
大好きな沖縄在住のライトノベラー。好きな傾向のストーリーとはかけ離れていますが、所々に沖縄の言葉や文化が垣間見えるらしい…。ってことで、ちょっぴり興味あり。中古本で大人買い入手です。
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定番の異星人との接近遭遇もの…ながら、ドラマティックでも何でもない、随分とのんびりしたシチュエーションに幕開けるのは、舞台となる沖縄の風景に似つかわしくもあり。
時系列的に言えば、放映の終わったアニメからの後追いで、今回原作に手を出す事になった。
そのため、ある程度のストーリー展開は事前に踏まえての印象になる。
適度に肩の力の抜けたスタイル(作者もそう記している)ながら、それなりに骨太な古典的SF描写が静かに根付いているのをにおわせる、意外と奥深い作品なのはやはり原作由来。
主要人物一人を掘り下げるのでなく、人物相関図の中心付近からまんべんなくなぞってゆくスタイルの影響で、序盤から視点がやや散漫に飛ぶのが取っつきにくいかもしれない。
が、作劇手法自体は逆にアニメと近しいため、個人的にそれもすぐに馴染んだ。
若干癖のある文体。余計な一言もご愛敬、雄弁な語り口は、この作品のムードになら合っていると感じた。
アニメの方では些か唐突に感じられる瞬間もあった特殊能力などの諸設定も、小説でならそこまでは違和感を覚えなかった。
この作品の本筋としては、異星人来訪を巡る諜報劇として幕開けた格好だが、アニメに同じく、何でも有りのお気楽チャンポンSFとして続刊以降も楽しめることを期待している。 -
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エリスがかわいくてかわいくてしょうがないです。主人公・騎央くんのキャラはちょっと弱いかなーと思ったけど巻が進むごとに成長するのでよし!アオイも真奈美もアントニアもみんなかわいい。つまり、キャラがみんなかわいいわけだが、一番かわいいのはアシストロイドなのである。うちにも一体ほしいです。
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嘉和騎央は、沖縄に住むごく普通の高校1年生。彼は一族の5番目の長老の初命日で、父とビールを飲んでいる猫耳尻尾付きの少女に出会う。
彼女はエリスと名乗り自分は宇宙人で、調べもののついでに遊びにきたという。
次第に秘密組織・政府・狂信者などが彼女の捕獲・殺害を狙い、騎央は彼女を守るために未知の領域へと足を踏み出す。
コミック版最新7巻まで発売中
TVアニメ絶賛放送中 -
宇宙からきた系の中では一番現実的かもしれない。エリスといい意味は不和の神・・・どんなネーミングセンスだよぅ