信長8 (MFコミックス)

  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
3.83
  • (7)
  • (1)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840109277

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全8巻

  • まさに劇画版「信長の野望」、織田信長の畢生を描いた最高傑作。
    主人公・信長を筆頭に、信玄の威厳、謙信の崇高さ、顕如の狡猾さ、家康の篤実さがよく表現されている。
    毎年、大河ドラマのキャスティングを本作と比較してしまうのだけれど、凌駕するものは今だなし。
    迫る強敵、次々仕掛けられる策略、謀略、罠に絶体絶命。勝ち誇る強敵達、慌てる部下たち。
    信長は、ニヤリと笑って、「この信長になんのやくにもたたぬっ!」と知力どころか、運も味方につけて、敵を粉砕、大逆転していく。呆然の敵、はしゃぐ部下。
    信長は、天守で吹きすさぶ風の中、次の敵をただ見据える。痛快!爽快!男はこうありたい。
    信長伝の最高傑作。

  • 信長ものって結構多いけど、これはおもしろかったです。絵もよかったし。

    本棚整理で処分することになったけど、持っていた記録として残しておきます。

  • 全巻(1~8巻)まとめ買いの一気読みです。中古ですけど(笑)

    20年以上前に書かれたマンガですが、まったく色あせない劇画タッチはこの歳になっても読みごたえあります。

    首もよく飛ぶし。

    また、信長のセリフもとてもかっこよくしてあります。

    『親族ならび女子供ともども根絶やしにしてしまえ。』

    もうねぇ、言うてみたいね。

  • ひさびさにすごく読み応えのある漫画だった。
    こんなに素晴らしい作品なのに、
    10年ほど前には、(わたしが3巻まで買った頃だ)
    城郭の図版が他人の著書からの転用だったために
    著作権法に引っかかって絶版されていたらしい。
    出典明記で出版されて幻の名作と言われてることも
    今回知ったけど、また皆が読めるようになって
    ほんとによかった。

    信長と光秀のエピソードは
    イエズスとイスカリオテのユダや
    カエサルとブルータスを想起した。
    愛憎、主従関係、いちばん信頼する近しい人が
    裏切るのは古今東西普遍的な運命の輪なのかもしれない。

  • 桶狭間の戦いから本能寺の変までの織田信長の生涯を描いた最高峰。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1944年5月29日、福井県に生まれる。
1961年、貸本劇画誌「魔像」(日の丸文庫)に発表の『魔剣小太刀』でデビュー。
1966年、「月刊漫画ガロ」に発表した『罪の意識』により水木しげるのアシスタントとな
る。
1968年、「週刊少年キング」に短編を発表後、『追跡者』(原作/辻 真先)を連載。
以降、雁屋 哲、小池一夫、武論尊(史村 翔)らと組んで話題作を次々に発表していく。
2002年、『HEAT-灼熱―』(原作/武論尊)で第47回小学館漫画賞受賞。
2005年4月より大阪芸術大学キャラクター造形学科教授に就任。
代表作に『I・餓男(アイウエオボーイ)』、『クライングフリーマン』(以上、原作/小池一夫)、『男組』(原作/雁屋 哲)、『サンクチュアリ』、『BEGIN』(以上、原作/史村 翔)など多数。

「2019年 『池上遼一Art Works 男編&女編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池上遼一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×