- Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840109277
感想・レビュー・書評
-
全8巻
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まさに劇画版「信長の野望」、織田信長の畢生を描いた最高傑作。
主人公・信長を筆頭に、信玄の威厳、謙信の崇高さ、顕如の狡猾さ、家康の篤実さがよく表現されている。
毎年、大河ドラマのキャスティングを本作と比較してしまうのだけれど、凌駕するものは今だなし。
迫る強敵、次々仕掛けられる策略、謀略、罠に絶体絶命。勝ち誇る強敵達、慌てる部下たち。
信長は、ニヤリと笑って、「この信長になんのやくにもたたぬっ!」と知力どころか、運も味方につけて、敵を粉砕、大逆転していく。呆然の敵、はしゃぐ部下。
信長は、天守で吹きすさぶ風の中、次の敵をただ見据える。痛快!爽快!男はこうありたい。
信長伝の最高傑作。 -
全巻(1~8巻)まとめ買いの一気読みです。中古ですけど(笑)
20年以上前に書かれたマンガですが、まったく色あせない劇画タッチはこの歳になっても読みごたえあります。
首もよく飛ぶし。
また、信長のセリフもとてもかっこよくしてあります。
『親族ならび女子供ともども根絶やしにしてしまえ。』
もうねぇ、言うてみたいね。 -
ひさびさにすごく読み応えのある漫画だった。
こんなに素晴らしい作品なのに、
10年ほど前には、(わたしが3巻まで買った頃だ)
城郭の図版が他人の著書からの転用だったために
著作権法に引っかかって絶版されていたらしい。
出典明記で出版されて幻の名作と言われてることも
今回知ったけど、また皆が読めるようになって
ほんとによかった。
信長と光秀のエピソードは
イエズスとイスカリオテのユダや
カエサルとブルータスを想起した。
愛憎、主従関係、いちばん信頼する近しい人が
裏切るのは古今東西普遍的な運命の輪なのかもしれない。 -
桶狭間の戦いから本能寺の変までの織田信長の生涯を描いた最高峰。