鈍器降臨 (ダ・ヴィンチブックス)

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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・マンガ (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840110389

作品紹介・あらすじ

古屋兎丸と読者の強力コラボレーション、それが「鈍器降臨」!読者から寄せられたエッセイを、古屋兎丸がときに飛躍し、ときに脱線して4コママンガ化。笑いと知性と狂気がほとばしる。

感想・レビュー・書評

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  • とても面白い企画作品。
    読者投稿エッセイ(個人的には、エッセイとは捉え難いものもアリ)にインスパイア、ヒントを得、下敷にし…etc、古屋兎丸が鈍器降り下ろし、4コマ漫画に仕立てるという「ダ・ヴィンチ」の連載をまとめたモノ。
    作風的には、4コマという点もあり、『パレポリ』に近い感じ。
    ブラックあり、シュールあり、一作ごとのふくらませ方、展開、それぞれの振り幅。そして、それを表現する、圧倒的な画力。まさに、お見事。
    実は自分、この作品、知りませんでした。
    BOOK・OFFで見つけて、タイトル&表紙に惚れ、即、購入。
    ただ、スゴく印象が残る作品、キャラクター等には欠けるかなという点で、★★★☆☆。
    ちょっと、評価しにくい作品ではありました。

  • エッセイつうのも、なかなかいいもんだね

  • ブラック4コマ漫画といった感じ

  • 読者の投稿エッセイ?から古屋兎丸が妄想で4コマを描く、というコンセプトだけど、投稿がけっこう病んでいたり重かったりするのが多かったのがちょっとマイナス。
    ダヴィンチでリアルタイムで読んでいた時はもっと気楽に笑えるかんじだった気がしたんだけど。誰にも相手にされないオタクの悲しさを語った投稿で、4コマが「実は神聖な存在なので畏れ多くて誰も話しかけられない」という妄想になっている回がすげーおもしろかったんだけど、それが載ってなくて残念。

  • 天高く降ってくるもの、それは鈍器。
    頭蓋骨を陥没させるほどの重々しい質量。
    少年少女たちは生きるために凶器が必要で、
    大人たちの疎外と殺戮から自分を守らなければならない。
    狂った世界と壊れた人格は等量に地球を支配し、
    僕たちはただそれを無条件で受け入れる。
    純真はすぐに黒く変色したヘドロと化し、
    貞節は石油の膜でギトギトに薄汚れるのだ。
    歪曲、解釈された物語は現実そのものであって、
    けして脳が見せる夢・幻の類や妄想ではない。
    古屋兎丸氏のハイセンスな詩とも言える、
    個々の掌編を咀嚼し味わって飲み込んでほしい。
    グロテスクなエロスはタナトスとなって全てを潰し、
    こころ奥深くに巣食う寄生虫を揺さぶり圧死させるのだから。

  • 漫画っつーか、なんだこれ!だがそこがいい

  • ポテチが食べたくなる一冊。
    ボリューム満点でなかなか読み終わりません。
    シュールでちょっとエロい。そこがいい。

  • ボリューム満点

  • ライチは暗い部屋で、机に向かって読みたいけれど、
    鈍器は布団に入って寝そべりながら読みたい本。
    どきどき、まったり。

  • 読者様からの投稿エッセイを元に古屋氏が四コマを描いてます。
    漫画になったことでより一層分かりやすくなったかと思えば、余計に掴み辛くなったり、、、
    納得は出来ないのにすっきりはしてしまうなんという混沌。
    この奇才カオスな表現力が古屋氏のたまらん良い所だと思って読みます。←

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著者プロフィール

古屋 兎丸(ふるや うさまる)、1968年東京都生まれ。
多摩美術大学美術学部絵画科(油絵専攻)卒業。卒業後、アーティストを目指しながらイラスト描きのアルバイトで稼いでいたが、漫画家への転身を決心。『月刊漫画ガロ』1994年9月号に『Palepoli』(パレポリ)でデビュー。
代表作に『ぼくらの☆ひかりクラブ』や映画化もされた『帝一の國』、『女子高生に殺されたい』などがある。

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