空想科学読本 2 (空想科学文庫 7)

著者 : 柳田理科雄

• KADOKAWA(メディアファクトリー) (2004年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「ウルトラマンの年齢は2万歳。生物にそんな長生きは可能か?」「星飛雄馬の消える魔球は、ボールを本当に消せるのか?」「マジンガーZのロケットパンチは、どこまで実用的な武器か?」など、作品中では描かれなかった空想科学世界の真実を解明する、ベストセラー第2弾。柳田理科雄の真骨頂ともいうべき徹底したこだわりが爆笑を導く、シリーズの評価を決定づけた一冊。

感想・レビュー・書評

[DoubleDownさんの感想 · 2012年10月19日]

早くも２巻で飽きてきた（笑）

今回は単位を整理して終わろう。
引用だけだ。。。


Ｊ（ジュール）
　エネルギーを表す単位。
　１Ｊとは
　・２ｋｇの物体に秒速１ｍの速度を与える
　・１ｋｇの物体を１０．２ｃｍ持ち上げる
　・１ｇの水の温度を０．２４度上げる
　・１Ｖの電圧で１Ａの電流を１秒間流す

　説明見てもよくわからんな。


光年
　距離を表す単位。
　１光年
　・秒速３０万ｋｍの光が１年かかって進む距離。ほぼ９兆５千億ｋｍであり、太陽-地球間の６万３千倍

　桁がでかすぎてわからん。


ミクロン
　千分の１ｍｍ。日本人の毛髪の直径は平均１００ミクロンで、赤血球の厚みは８ミクロン。最近の呼び方はマイクロメートル

　ふーん


京
　数の単位で「けい」と読む。
　１京は１０の１６乗。１兆の１万倍。京の上は垓（がい）。
　地球の質量は５９垓７４００京ｔ（とん）。

　だから、でかすぎるとわからへんって。


マッハ
　文朱ではなくて、
　音速の何倍で運動するのかを表す単位。
　音速は秒速３４０ｍとされていますが、これは気温１５度の空気中の音速
　水中の音速は秒速１５００ｍ

　この本でわかったことは地表近くをマッハで移動するとソニックブームで大変なことになるということ。


馬力
　仕事率（１秒間に放出するエネルギー）
　１秒間に１Ｊのエネルギーを出せば１Ｗ、７３５Ｊで１馬力

　単位がいろいろあってわからないぞ。


よし！いろいろな単位があってわからないから、
全てを比較できる単位を作ろう。

それは１ジャイアント馬場、１ジャバだ。
って面白いんじゃない。これは本文で。

[小凛さんの感想 · 2011年8月9日]

地底怪獣のほぼ全員が地底生活に向いていないし、怪獣を退治しようとすればするほど平和が遠のいていく。なぜいつもこんなことになってしまうのか？
相も変わらず空想をマジメに科学で検証した爆笑の結末。


今回取り上げられているのが主にウルトラマン関連のヒーローや怪獣たちで、残念なことにほとんど知らない名前ばかりで、落とし所が分からない・・・
でも、あいかわらず文章がめちゃくちゃ面白い。
意外と公的な作品もいいかげんなんだと思ったりして。ＳＦ界のＮｏ.１を決める為の基準が『ジャイアント馬場』って・・・新単位『ジャバ』には笑わせてもらいました。

[soredokojohoyoさんの感想 · 2011年2月7日]

このシリーズとの出会いによって、僕の中で科学は楽しいものだという認識が醸成されたのだと思う。

[ｎ＠ｎａさんの感想 · 2010年6月13日]

スペシウム…＾＾

[素月ながめさんの感想 · 2010年2月27日]

私のこの本を読んだ時の強さは0.25ジャバ!!、馬場さん4分の1とは私も秘めた力を持っていたな。と、思いつつ一体こんな少ない力ではどんな敵が来ても勝てないのだ。

[s0910208さんの感想 · 2010年1月21日]

空想科学の世界に「数値」が登場する場合、それらはとてつもなく大きいのが普通である。
宇宙人はマッハ5で走り、怪獣はマッハ2で泳ぐ。桁はずれのスケールであることはわかって
も、その凄まじさを実感することは難しい。科学的に考えると、あまりにもずば抜けており、
アキレ返るほどなのだ。テレビや映画が省いた部分に科学の視点を導入し、具体的な描写に
努めてみた。その結果、待ち受けていたのは、爆笑の怪奇現象の数々。

[YaMBaLさんの感想 · 2009年7月18日]

子供の頃に描いていた夢を壊します。

[miibookさんの感想 · 2009年5月5日]

特撮アニメにはそこまで思い入れはないのです。他のを読んでみます。

[蒼香さんの感想 · 2009年4月22日]

個人的には、大好きな本です。

空想科学を科学的に説明しようと試みる。

そんな発想が、馬鹿らしさが、科学的思考回路が。

好きな人ははまりそうな本です。

[ssspulseさんの感想 · 2009年2月2日]

２作目も快調のこのシリーズ。
・・・とはいいつつも、２作までだったなぁ、面白かったの。

著者プロフィール

1961年鹿児島県種子島生まれ。東京大学中退。学習塾の講師を経て、96年『空想科学読本』を上梓。99年、空想科学研究所を設立し、マンガやアニメや特撮などの世界を科学的に研究する試みを続けている。

「2021年 『空想科学学園　理系脳を育む４冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」