- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840111447
作品紹介・あらすじ
パーティでルイズと近づけた気がした才人だが、ルイズは相変わらず才人を下僕扱い。納得いかない才人は、ルイズとケンカばかりしていた。そんなある日、トリステインの王女アンリエッタが、フーケを捕らえたルイズたちの力を見込んで頼みごとを持ちかけてきた。隣国アルビオンの皇太子から、手紙を返してもらってほしいという。その手紙は決して他人に見られてはならないものらしい。引き受けた才人たちは、護衛のワルド子爵とともに出かけることに。このワルド、なんとルイズの婚約者で、ルイズの満更でもない様子が才人は気に食わない。ワルドに惚れたキュルケやタバサも加わって、旅が始まるが-!?大人気の使い魔コメディ第2弾。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
惚れやすいヒロインは近年の作品では多く見てきたことはあるが、惚れやすい主人公は余り見たことが無いような気がする。さらには、そう簡単にヒロインが靡かないことも
この主人公とヒロインの感情の起伏の激しさがこの作品の面白いところで、読んでいるとじれったいことこの上ないがそのあたりはハルキゲニアの常識や貴族制とうの設定が2人を用意には繋げないのでイライラすることなく楽しめる。
また、主人公、ヒロインの物語も気になるがハルキゲニア世界の歴史が動き出したこの巻は以降の物語の大きな布石となっていると考えると楽しみだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトノベル
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才人たちの活躍で捕らえられた土くれのフーケのもとに、仮面の男がやってきます。ハルケギニアの統一を画策する貴族派「レコン・キスタ」の一員と名乗るその男は、フーケを脱出させる見返りに、自分たちに協力することを要請します。
一方トリステインでは、王女アンリエッタが魔法学院を訪れることになります。かつて友人として付き合っていたルイズのもとを訪れた王女は、隣国アルビオンの皇太子から秘密の手紙を返してもらってくるようにとルイズに依頼します。才人とルイズ、ギーシュ、キュルケとタバサ、そしてトリステインの魔法衛士隊の隊長を務めるルイズの婚約者ワルドの6人は、貴族派の攻撃の前に崩壊の危機にあるアルビオンの皇太子のもとをめざします。
フーケの襲撃を退けつつ一行は旅を続けますが、ワルドの実力を目の当たりにして、才人は自分の無力さを噛みしめます。一方ルイズも、幼い頃憧れていたはずのワルドと結婚することに、今は現実感を持てないでいました。だが才人もルイズもおたがいに意地を張って、両者の仲は険悪なものになってしまいます。
ところで、著者のプロフィールの欄を見ると、ライトノベルだけではなく美少女ゲーム『魔界天使ジブリール』などのシナリオ・ライターも務めているとのこと。分かりやすくて整ったストーリー・ラインと、小説としてはそっけない文章は、確かにゲーム・シナリオ的な感じがします。松智洋の『迷い猫オーバーラン!』(集英社スーパーダッシュ文庫)にも同じようなことを感じたのを思い出します。 -
コテコテですな。コテコテの剣と魔法の異世界ラブコメ。でもそれがいい
なんとなく先の展開は読めてしまうけど、逆に安心感がある。奇を衒ったストーリーも面白いけどこんな風になんにも考えずサクサク楽しめる話もこれはこれで良いものだと思う -
ルイズとサイトの掛けあいがおもしろくさくさく読めます。それといって深い伏線なんかはないけどキャラ押しでなんとかなるシリーズです。たまにサイトがかっこよすぎてツライ笑
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ルイズに婚約者が!?
読んでいて驚いたがラストの展開にさらに驚いた。
まあそうでもなければこのシリーズこんなに続かないか・・・
国が革命で滅んだりしたかと思えばラブコメになったり忙しいはずなのだがそれぞれがきちんと繋がっていて楽しく読めた。 -
フーケとキュルケの殴り合いの喧嘩、あと三百ページくらい欲しかった。
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ニヤニヤしながら読む作品。
アニメの方も見ようかと思います。