世界が終わる場所へ君をつれていく (MF文庫 J か 4-1)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2004年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840111607
作品紹介・あらすじ
"銀の樹"-それは塚良市に突然出現し、周辺の建物を呑み込んで巨大に成長した、金属の幹とガラスの葉を持つ樹のことだ。隣町にすむ僕は"銀の樹"を自分の目で見、できればガラスの葉の一枚でも欲しいと思って、避難命令で誰もいなくなった町を塚良市に向けて自転車を走らせた。途中、無人のバス停で僕を呼び止めたのは、夏なのに不自然に白い肌と大きな瞳を持った神秘的な女の子。僕は、なりゆきで彼女と道連れになるが、しばらくたって彼女はこう口にした。「あたし、どうしても"銀の樹"にいかなくちゃならないの。あれは、あたしを殺すために来たのだから」-僕たちは"銀の樹"にたどり着けるのだろうか?そして、"銀の樹"と彼女の関係は。
感想・レビュー・書評
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突如現れた謎の物体<銀の樹>を目指す少年と少女。「あれはあたしを殺すために来た」
ラノベの基本のひとつは「極限状態におけるボーイミーツガール」だと思っています。これは正にその形。
心の奥にあるむき出しの10代の心を掴まれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1巻完結。年上の美少女に翻弄される中学生の話。イラストと語りがぴったり合っていた。
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購入日:200?/??/??
読了日:2009/02/15
タイトルからして好きじゃない。
全ては絵の為に買った一冊。
読んでみてもやっぱり好きになれない。
予想よりも破滅的な内容ではなく、淡々とした内容だったかな。
物語の発端となる<銀の樹>は何の為に現れたのは謎だし。
主人公の名前も、女の子の名前も出てこないのは、こういう作品によくあることだけど、まぁ好き。
メインの登場人物が二人しかいないから出来ることなのだけどさ。 -
タイトルが印象深くて読んだ記憶が。
SFのようだけど,主人公やヒロインはいたって普通の中,高校生。
中学生の頃ならあこがれるような冒険なのかもしれない。
中二病という言葉もあるけど,そういう言い方はあまり好きじゃないなぁ。 -
私も、銀の樹まで、連れてって。