銃姫 4 (MF文庫 J た 4-4)

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840112628

作品紹介・あらすじ

この世から言葉を消し去ると言われ、恐れられている謎の「銃姫」。その行方を求めて旅に出たセドリック、アンブローシア、エルウィングの三人。猛烈な吹雪に襲われた一行は、聖教の研究機関「蜜蜂の館」でその足を止めた。それぞれの過去に闇を持つアンとセドリックは、館の人々との出会いをきっかけに、その運命と向き合うこととなる。ガリアンルードの悲劇の裏に隠された秘密をアンに語るプルートの真意とは?そして、魔法陣の彼方に広がる戦場でセドリックが再会する意外な人物とは。

感想・レビュー・書評

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  • んーどっちがどっちかわからなくなる
    いい人ってのはいないけど、主従関係があいまいすぎて謎が深まる

  • キャラが立っていますね。
     かなり病んでいる人々が多い。
      アンが普通の人に思える。

     まっすぐ歩く人は怖いし、歩かせる人もすごいです。

     表紙は白い方の人だったんですね。合掌。
     姉は人外か。
     最後はむりやりさわやかに終わらせてます。

  • 丸メガネと執事さんに泣かされました。

  • カバー・口絵・本文イラスト / エナミ カツミ

  • うわああ、お姉ちゃんが壊れたあああああああああああああああああああ。

    そして、アンの決意。

    すばらしい出来でした。これからどうなるやら

  • 評価に迷うシリーズ4作目。<br>
    はっきり言ってしまうと、前3冊に比べて文章は圧倒的に読みづらい。しかし、少なくとも本シリーズで、高殿は決して自分の文章に酔うという愚を犯さないため、作者の書きたいことは(多少手間取るが)十分に読み取れる。<br>
    近代に入り、戦争が非人間化・脱人間化(非人道化ではない)していく様子を、実に興味深く描き出すその手腕には舌を巻く。決して安易なヒューマニズムに傾くことなく、幼稚な陰謀論に陥ることもなく、国際システムの避けられざる現象としての戦争を、登場人物それぞれの立場から浮き彫りにする様は、まさに見事としか言いようがない。<br>
    5巻まで読んだ段階で、間違いなくシリーズの最高傑作。

  • 神が人間から魔法を取り上げ、人間は銃を通してしか魔法を使えなくなった世界。
    4巻は人が死にまくり、かつ重大な秘密がわかったりなどクライマックスに向けて一歩一歩進んでるところ。
    気軽に読むと軽く凹みそうな作品だけどそれだけに重厚で面白い。

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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