ゼロの使い魔 6 贖罪の炎赤石 (MF文庫 J や 1-7)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2005年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840114493
作品紹介・あらすじ
才人はある日突然異世界ハルケギニアに『召還』されてしまった高校生。元の世界に戻る方法を探しつつ、美少女魔法使い・ルイズのもとで使い魔として暮らしている。ルイズの通うトリステイン魔法学院は夏休みが終わり、下町でアルバイトしていた才人たちも学校に戻った。だが、アルビオンとの戦いが本格化するのにそなえて、生徒たちは多くが従軍することになり、ルイズは従軍の許可を得るために才人をつれて帰郷する。だが、許しがもらえないどころか、ルイズが身分違いの者に恋していると知った実家は大騒ぎに…。ルイズと才人は、そしてトリステインの明日はどうなる!?大人気の異世界ドラマティックラブコメ、いよいよ新展開。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
前回の感想でも書いたと思うが、この巻はサイトとルイズの考え方の違いが大きく書かれているの印象に残っている。こういった考え方の違いをお互いに認識し、埋めていく事が物語になっているのかな。
コルベール先生の以外の素顔はどの時点で生まれたのだろうか。魔法の杖を使った内燃機関を独自制作した時点でとんでもない人物だとは思っていたが、科学だけではなく魔法においても常人とはことなる人物だったことは前にも驚いた。
サイトとルイズの密会を見たヴァリエール公爵のブチ切れ方が完全に親バカのそれだったことはいまさらだけど笑ってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトノベル
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前半はルイズの実家が舞台のラブコメ。後半は打って変わって戦争の悲劇を描くシリアスな展開になります。
ウェールズ王子を失って傷心のアンリエッタは、アルビオンとの戦争を計画します。ルイズの「虚無」の魔法が作戦の要になることが決まり、ルイズは才人、シエスタを伴って実家のヴァリエール家に帰省します。
しかし、ルイズの父をはじめヴァリエールの家族たちは、ルイズが従軍することに反対します。しかも彼らは、彼女が身分違いの恋をしていることを知り、ルイズを幽閉すると言い出します。ただ一人、ルイズの姉で病を患っているカトレアだけが、才人がルイズの想い人であることを見抜いて、2人の恋を後押しします。カトレアの協力もあって、ルイズたちはヴァリエール家から逃げ帰ることになります。
後半は打って変わって大規模戦争。アンリエッタは、アルビオンを攻めることは自分の復讐心を満足させるだけにすぎないと知りつつ、無辜の民を戦争の危険にさらす道を突き進んでいきます。こうして戦争が始まりますが、才人は作戦の要である自分とルイズを守るために、少年兵士たちが死に突き進んでゆくことに動揺します。
一方、アルビオンのワルドたちはトリステイン魔法学院を占領します。占領軍の一人メンヌヴィルは、トリステインの銃士隊隊長を務めるアニエスの故郷を焼き払った「魔法研究所実験小隊」の副長だったことが明らかになります。彼は学院で、隊長を務めていたミスタ・コルベールと出会います。
前半は前半で、後半は後半で、それぞれ楽しめる内容でした。一冊の本として見ると統一感に欠けることは否めませんが。できれば2巻に分けてそれぞれのエピソードをしっかり描いてほしかったかもしれません。 -
なんかシリアスな展開になってきたなぁ。終始のほほんとした雰囲気なのかと思ってたけど
コルベール先生みたいな研究大好きなキャラクターは好きなので死んでしまって悲しい -
ルイズとサイトの掛けあいがおもしろくさくさく読めます。それといって深い伏線なんかはないけどキャラ押しでなんとかなる一冊です。たまにサイトがかっこよすぎてツライ笑
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読んでるこっちが恥ずかしいわいからのシリアスモード。カトレア√の執筆が望まれる。
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ついに戦争が始まり、様々な人々が次々と死んでいく・・・
こんな厳しい話だからこそ合間に入るラブコメが楽しめる。
ルイズの姉がちょっとだけ登場したが、これからの活躍に期待。
そして何よりも先生がかっこいい!
あんな過去があったとは思わなかったが魔法を使わなくても済む研究を行っている理由が語られていた。 -
アニメ版の釘宮の喋りはかなり忠実に原作を再現してたんだね。
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巨乳メイドさんが酔っ払って記憶を失くしてしまう話。