ゼロの使い魔 10 イーヴァルディの勇者 (MF文庫 J や 1-12)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2006年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840117661
作品紹介・あらすじ
才人は使い魔として異世界ハルケギニアに『召喚』されてしまった高校生。トリステインとアルビオンの戦いの後、ご主人さまであるルイズとともに学院に戻った彼は、女王アンリエッタから騎士に任命される。誰かに必要とされることで、才人は次第に「こっちの世界でみんなの力になりたい」という思いを強くしていく。ルイズは、態度こそ今までどおりに邪険にしながらも、「サイトが一番幸せになる方法」を考え始めるが、敬愛するアンリエッタまでが才人を英雄視していることで、自分が才人に好かれているという自信が持てないでいた。一方、タバサは母を救い出そうと、単身母国ガリアへと向かい-。大人気の異世界使い魔ファンタジー、第10弾。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
魔法学院を一人で去ったタバサを連れ戻すため、サイト、ルイズとその仲間たちは自らの心に従い、自分の立場を返上し、行動を開始する。
系統魔法の覚醒と虚無の魔法の戦争利用などの多くの経験を経たルイズが妄信的に忠誠を尽くすことが貴族ではないと考え、行動を起こしたことは大変に良かったと思う。また、反射的に行動を起こすサイトに対し、周囲に与える影響を考慮し、筋を通そうとしたルイズの行動は最初からは考える事もできない大きな成長だろう。
一方で囚われたタバサは眠る母の前で自分の過去と思いを確認し、未来へと歩み始めることができたのだろうと思うが、ハーレム要員がまた増えたね。
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ライトノベル
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タバサ奪還の物語。
噂でしかなかったエルフも出てきたり、キュルケの才能に惚れたり、サイトとルイズももだもだを経て少し気持ちが近づいたり、盛りだくさん。
シルフィード可愛い! -
母親を取り返すため、単身ガリア王国に乗り込んだタバサ。しかしそこで彼女を待ち受けていたのは、ガリア王ジョゼフと手を組んだエルフの男ビダーシャルでした。タバサは魔法で応戦しますが、エルフの使う強力な先住魔法の前に手も足も出ません。敗れたタバサは、エルフの土地である「砂漠」(サハラ)との国境近くにある古城アーハンブラに幽閉されてしまいます。
タバサの敗北を、彼女の使い魔であるシルフィードから知らされた才人たちは、タバサの救出に向かいます。アンリエッタは、才人たちが危険を犯すことに反対し、彼らをトリステインにとどめようとしますが、才人たちは女王の制止を振り切り、ガリアへと向かいます。
当面の敵がアルビオンからガリアに変わり、物語の規模がさらに大きく広がった印象です。 -
ルイズとサイトの掛けあいがおもしろくさくさく読めます。それといって深い伏線なんかはないけどキャラ押しでなんとかなる一冊です。たまにサイトがかっこよすぎてツライ笑
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とらわれの身となったタバサを救うために貴族の立場を捨てたサイトとルイズの行動に感動した。
そしてタバサもサイトに好意を抱き始めた様子。これはさらなる波乱の予感である。
エルフと初めて戦うことになったがとても強い。最終的には彼らと争うことになるのだろうか。今後の動向が気になる。 -
おたがいのことをおもいあっているということでいいのかな。
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連れ去られたタバサとそれを助けようと立ち上がる騎士団。
そして現れたエルフの力は。
今回はコンパクトにまとまり面白かった。
タバサ萌かな。 -
シリーズを11月中ごろから読み始め、やっと10巻目。
ルイズと才人のすれ違いっぷりには、ある意味感動。
才人のハーレム状態がすごい・・・。