もしもし、運命の人ですか。 (ダ・ヴィンチ・ブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840118163

感想・レビュー・書評

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  • 歌人穂村弘の饒舌なエッセイ。「いっそのこと、お互いに対する好意が数値でおでこに示されればいいのに」と言い、好意、平均好意点、性欲ポイント表示から順位という発想に展開し、1位になった後は前髪を下ろしてというあたり可愛らしくて可笑しいひと

  • 最高、穂村ワールド。皆が感じてるけどなかなか言葉に出来ない空気感を絶妙に表現されている本。特に、恋愛における男女の距離感の捉え方なんか最高。

  • 恋愛もののエッセイ。いやー穂村弘デイだった。やっぱりちょっと笑えて切ない感じ。私も恋愛したいわ。Iとときめいてた日々が懐かしい。その分親密度が増したといえばそうなのかもだけど。そんなでもないというか。やっぱ私が一歩引いちゃったからね。これを読むとつくづく自分が恋愛よりの人間ではないと分かる。まったくもって慎重派。穂村弘より。苺狩りの話は良く分かる。私もいじける派だ。一緒に最初を楽しみたかった。罠にはまりたかった。

  • 面白すぎ

  • 穂村さんの本は、自分がうすぼんやりと思っていたことを言語化してくれて面白い。「男子力と女子力」なんて、よくぞ書いてくれた!と思った。

  • 友人の家で、見つけてたまたま読んだ「理想の男性像」の冒頭、

    「女性のストッキングが伝線していることに気づいても、私は絶対にそれを口にしない。」

    に、やられました。

    歌人・穂村弘が主に恋愛について書いているエッセイ。


    臆病で不器用でかっこよくはないけど、どこか憎めない男性の恋愛観はとても興味深く、さらっと読めました。

    ストッキングの伝線もさることながら、

    「やすらぎ」より「ときめき」を求めるとか、
    自己愛の強さとか、
    「あたしみたいな女の子スキになんかならないカッコイイ男の子」を理想とする幻想を抱いているとか、

    共感できることが多々あって、
    性別は違えどもあたしは確実に穂村さん側だと思いました。

    一生懸命恋愛しようとしているけども、決して恋愛上手ではないひとが読んだらば、自分だけではないんだと少し明るい気持ちになれるのではないかと。

    ただ、男性と女性では「種目」の話のように、同じように見えて違うことが多いと思うので、自分が共感したことも作者の意図とは少しズレているのかもしれません。

  • 自動車の運転の話がいちばん好き。

  • 何とも言えず生温く、それがいい(笑)

  • 再読です。
    …にも関わらず、何度も笑わせられました。

    ほむらさんらしい自意識過剰なとこや、ほむらさんの知人・友人の恋愛エピソードに興味津々でした。
    「"いいひと"は嫌だ」とほむらさんは書かれていますが、これはとても共感できます。
    私自身、片思いの人から「いいひとだよね」と言われたら、すごく傷付くと思います。
    「"いいひと"は展望がない」…同感です。

    ほむらさんが、女性の言った"言葉"にときめいたり、反対にNGだと感じるというのは、さすが歌人。

  • 恋愛が始まる予感のココロの機微を、巧みに拾い上げているのが面白い。
    言葉のセンスはさすが歌人。
    女性が書いたらこうはならないだろうし、
    男性でここまで書く人もそういないだろう。
    読んでいる分には、このロマンチックさ加減も「可愛い」と思わないでもないが
    自分の隣にいる人が、ほんの一言にこうまでぐるぐる妄想してたらちょっと怖い。
    やっぱ予想を超えるワイルド系の方が良いかも(笑)

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著者プロフィール

穂村弘(ほむら ひろし)
1962年、北海道生まれの歌人。1990年歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞をそれぞれ受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。その他代表作に、『本当はちがうんだ日記』『絶叫委員会』『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

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