ゼロの使い魔 11 追憶の二重奏 (MF文庫 J や 1-13)

  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840118590

作品紹介・あらすじ

使い魔として異世界ハルケギニアに『召喚』されてしまった高校生・才人は、ご主人さまのルイズとともに、ガリアに囚われていたタバサを無事に救出。隣国ゲルマニアでつかの間の休息をとっていた。ルイズは「才人に好かれている」という自信をつけ、二人はちょっといい雰囲気なような、でも素直にはなれない状況が続いていた。そんな中、ルイズはアンリエッタへ向けてお詫びの手紙を出し、やがてその返信が届く。ルイズの故郷ラ・ヴァリエールに来るようにと指示され、なぜかルイズは激しく怯えはじめる。理由のわからない才人は楽観視していたが、待ち受けていたのは…!?大好評の異世界使い魔ファンタジー、新展開を迎える11巻。

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    この巻は前回までの大立ち回りの後始末と新たな展開に向けた下準備だった。
    まずはヴァリエール家への帰国でルイズの母であるカリーヌが『烈風のカリン』という有名で強大な力を持つ、魔法使いであったことが発覚し、その実力を持ってルイズに制裁を加えていたことが印象的だった。
    貴族としての地位を得たサイトは前回の訪問とは異なる対応を受けたようだ。一方でルイズのために行動するヴァリエール公爵や公爵夫人を見て、両親への思いが募るサイトは読んでいて悲しくなる内容だったな。
    途中でサイトとタバサの交流を挟み、前巻で生まれた恋心が順調に育てられているね。
    最後はロマリアが行動を開始し、ティファニアをトリステインに迎えるためにルイズ一行はアルビオンへと向かい、そこでルイズとサイトの関係、主人と使い魔の関係が改めて見直され、お互いの思いを再確認することになった。
    タバサが積極的に行動しているのが印象的だったな。

  • ライトノベル

  • 本作はサイトがハルケギニアにいる理由そのものを問いただしている。昨今の異世界者は未読であるがニートが異世界転生してハーレム築いて現世への郷愁など微塵も感じさせないところであるが、サイトは母の味噌汁の味や友人を懐かしがって涙を流した。好感が持てる。

    異世界との言葉のやり取り問題の説明がなされサイトが識字能力を得た。今まで何も読めなかったわけだがこれでやっと貴族らしくなったんじゃないか?

    ラストの決着の仕方はお粗末だがゼロ魔シリーズは毎回ラストのバトルシーンがピンチにおちいっても即助かるみたいな流れで、まあこんなものかと期待もしてない。

  • 次から次へと問題が発生して、新しく怪しい奴が出てきて。
    サイトとルイズは相変わらずだけど、また少し素直になった、ような?
    ルイズのお母様、怖かったです。

  • アンリエッタは、命令を無視してガリアへと向かったルイズを、彼女の故郷であるラ・ヴァリエールに呼び寄せます。しかしそこには、ルイズが誰よりも恐れる母、カリーヌがいました。国法を破ったルイズに、カリーヌの竜巻が襲いかかります。ルイズを庇おうとした才人も、竜巻に切り裂かれてしまいます。

    アンリエッタのとりなしもあって、ようやく家族と和解できたルイズでしたが、何と彼女の精神力が底をついてしまい、魔法が使えなくなってしまいます。そんな彼女のもとにアンリエッタから、ウエストウッドで子どもたちと暮らすティファニアをトリステインに連れてくるようにとの指令が下されます。ティファニアを説得し、彼女をトリステインへ連れて帰ろうとする才人たちですが、彼らの前に、「ヨルムンガント」という巨大な剣士人形を操るミョズニトニルンが立ちはだかります。ルイズが虚無の魔法が使えないために苦戦を強いられることになりますが、タバサはルイズの精神力を沸騰させる方法を思いつき、反撃に打って出ます。

    今回は久々にフーケが、ティファニアの知り合いとして登場します。そういえば彼女の過去についても謎が残されていたことを忘れていました。

  • ルイズとサイトの掛けあいがおもしろくさくさく読めます。それといって深い伏線なんかはないけどキャラ押しでなんとかなる一冊です。たまにサイトがかっこよすぎてツライ笑

  • これまでの巻よりも勢いが弱まったように感じる。
    ただ、ルイズとサイトの絆が強まっていく様が強調されていたので次巻以降で二人の関係が一気に進行しそう。

  • 迷うルイズ。そして吹っ切れたサイト。

     最後はそう来るか!!
      この巻で最終回?と思わせるラストです。

     

  • 無口なツルペタロリ姫様が、主人公の唇を情熱的に奪う話。

  • サイトは自分の中の使命感を使い魔所以のものなのかと悩み、ルイズはサイトへ対する感情で悩み、なんだかんだで落ちるべきところへ落ちたって感じ。

    姫様のフラグは消失してしまったようだが、タバサのフラグは生きているようでサイトからみで今後も一波乱起きそう。
    やるときはしれっとちょっかいを出しそうなのである意味手に負えなくなるのかもw

    新キャラで司祭が出てきたかな。こっちはアニエスが関係してきそう。

    話としての大きな動きは無かったのだが各キャラの立ち位置がはっきりしてきたので今後の話が分かりやすくなるのかな。

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