タバサの冒険〈2〉―ゼロの使い魔外伝 (MF文庫J)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2007年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840120586
作品紹介・あらすじ
トリステイン魔法学院に通う少女・タバサには秘密があった。彼女は母国ガリアから騎士(シュヴァリエ)の地位を与えられており、その中でも極秘任務を専門に行う「北花壇警護騎士団」の一員なのだ。そして今日もタバサは、使い魔の風竜・シルフィードとともに任務へとおもむく。心の奥に秘めた、目的のために-。ある日呼び寄せられたタバサに告げられたのは、無許可で営業している賭博場の調査。そこでは様々な客が大金を失っているらしい。タバサは任務のために与えられたお金を使い、賭博場で勝負を始めるが-。大人気ゼロの使い魔からのスピンアウト、無口なタバサの魅力満載の第二弾。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
前回の外伝と同じくタバサが主人公の外伝
今巻ではタバサの内面に迫る短編が多かったように思う。これらの短編で思い悩んでいることは本編の9巻、10巻のタバサに繋がっていることを考えると色々と考えることがある。
ただし、短編からはタバサが自らを救ってくれる勇者を待っているというよりも自らが勇者になろうとしているように読めたけど、どうなんだろうか。
それとも本編でのサイトの行動が短編でのタバサの悩みを解きほぐす助けになったということで良いのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトノベル
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第1巻同様、タバサとシルフィードのコンビがさまざまな事件を解決にみちびいていく短編集です。
伯父王への復讐を誓い、従姉姫の仕打ちに耐えつづけるというタバサの運命は、冷静に考えるとかなり重いものですが、シルフィードのおかげでたのしく読める内容になっているように感じられます。ストーリーそのものは児童文学のような単純なものなのですが、彼女たちの会話がおもしろくてたのしんで読めました。 -
前巻とコンセプトは同じなので安心して読むことができた。
タバサの胸に秘めた思いが出ていて本編と合わせて読むと世界観が広がっておもしろい。
クールなタバサが焦っている描写が新鮮だった。 -
短編集
今回も内容薄いね。
もう少し尺が無いと話が盛り上がらない。 -
イカサマにより、お金と着ている服を奪われていく無口な少女のお話
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タバサを主人公としたショートストーリー集の第二弾。
携帯小説で配信されてるだけあって文節が短めで淡々としてるのは相変わらずなのよね。 -
1に引き続き面白いです。
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<内容>
ゼロの使い魔スピンオフ作品第二弾
無許可で営業している賭博場では様々な客が大金を失っている…いかさまをあばき、賭博場を締めるためにタバサは調査のために勝負を始めるが……(タバサとギャンブラー)
シルフィードの我が儘で立ち寄った村であった老婆に、村にミノタウロスが現れて娘を要求しているので倒して欲しいと頼まれ…(タバサとミノタウロス)
他
4+1編収録
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今回もタバサは忙しく世界中飛び回る…騎士さまって結構大変だ…